はじめての虹っ子 [2021年05月29日(Sat)]
中国から日本に来たピグモンくん。 言葉がうまく通じず歯がゆい思いをしているとのこと。 中国語を話すこともあれば、日本語の単語を話すことも。 初めての場所……。言葉もあまり理解できない…… そう思いスケジュールはイラストを大きく、言葉はなるべく短く、分かりやすくを心がけました。
実際会ってみると、簡単な言葉を理解していて、 先生と一緒にやった課題では、こちらの反応を確認する姿が見られました。 大好きなウルトラマンの怪獣が出てくると怪獣の「名前を読んで欲しい」という場面も。
遊びでは気になる動物のフィギュアを出し、あっという間に動物園のできあがり。 動物を並べるときには動物の名前をにこにこ顔で教えてくれました。 その後も終始にこにこで遊びを楽しむピグモンくん。
帰りには「もっと遊びたい」と座って動こうとしませんでしたが、お父さんの「また来るよ」の言葉に立ち上がり玄関へ。 また来ることができるということを理解したこと、楽しい場所と認識してくれたこととても嬉しく思いました。
これからどんどんいろいろな言葉を覚えていくピグモンくん。 課題や遊びで見せてくれたニコニコの笑顔を大切に、ピグモンくんの得意なこと好きなことを伸ばしていければと思います。
また来てね。ピグモンくん。
あや
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ペアレント・プログラムを開講します! [2021年05月28日(Fri)]
正会員・賛助会員の方には4月の会報誌「すぽっと」でお知らせしておりました「ペアレント・プログラム」の日程が決まりました! 第1回目は6月4日(金)10:00からです。
・健診で発達の遅れを指摘されて、様子を見ましょうと言われたけれど、何もしなくていいの? ・できないことばかりに目が行き、子どもを褒めることができない・・・ ・子どもについつい怒鳴ってしまい、自己嫌悪に陥てしまう日々です・・・ お問い合わせや相談で保護者の方からこのような声が届きます。
そこで保護者支援の一つとして、今年度から「ペアレント・プログラム」をはじめます!
開催間近ですが、まだ定員に空きがございますので、ご希望の方はぜひご参加ください。 お申し込みは、みやぎ発達障害サポートネットまで、ご連絡をお願いします。
電話:022-341-0885 mail:mddsnet@yahoo.co.jp
ピース
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at 12:06
5月のおしゃべりサロン「ラルクママ」 [2021年05月27日(Thu)]
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at 12:54
あじさいアート [2021年05月26日(Wed)]
先日の虹っ子では季節の制作「あじさいアート」を行いました。 材料はすべて100均で揃います。 今どきはこんなきれいな折り紙も100円で買えるのか〜ということと、 フェルトのコースターをこの様に 工作に取り入れる職員のアイディアにはさすがの一言です。
完成までにはいくつかの手順があります。
なかでも、あじさいの花は、 1.折り紙を4つ折りにする 2.花びらの形に型取りをする 3.はさみで型通りに切る 4.折り紙を広げる 5.花びらを台紙にのり付けする、の5工程。
年少さん、年中さんの子どもたちには、 事前に職員が花びらの形に切っておき、 それをのり付けする工程から始めました。
そして、年長さんグループのみんなには 上の5工程をすべて自分で行ってもらいました。 折り紙を4つ折りにすると、だいぶ紙が小さくなり 型取りも、はさみで切るのも、とても細かい作業です。 初めは「むずかし〜!どうやるの?」と 不安げな表情の子どもたちでしたが 1つ、2つ職員がやってみせると 「自分でやる!」と真剣な表情で取り組み始めました。
たとえ、きれいに花びらの形にならなくても 「見てみて!魚みたいな形になった〜!」 「これタコみたい!足つけちゃお〜」と それぞれ楽しみを見つけながら進めていく姿が印象的でした。
最後には「できたよ!写真撮って!」とアピールタイム!
すっかり、写真も撮られ慣れている子どもたちなのでした♪
けい
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at 10:07
2021年度通常総会・保護者会がありました [2021年05月25日(Tue)]
5月23日に、認定NPO法人みやぎ発達障害サポートネットの通常総会、子ども支援事業保護者会が行われました。
コロナ禍ということで、オンラインでの開催となりましたが たくさんの方に出席していただくことができ、大変心強くまたありがたく感じております。
総会におきましては、昨年度の決算報告や本年度の経営計画などについて説明をさせて頂きました。 審議議案もすべて可決され、滞りなく終了することができましたことをご報告いたします。
後日、議事録等で、改めてお知らせいたします。
先日、ブログ集の感想を寄せていただきました。 ブログ集というのは、4月のすぽっとと一緒に送付させていただいた
「子どもとともに 〜ブログ・虹っ子広場から〜 」です。
長年、特別支援教育に携わっていた方からの感想で、 ブログ集全体の感想だけではなく、ひとつひとつのエピソードへのコメントもありました。 コメントを読みながら、ここを読み取ってくださったんだ・・・・。 と思い、感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。
気づいているかたもいらっしゃるかと思いますが、 ブログは昨年より投稿する職員が増え、投稿数も増えています。 着任して1,2年目の職員も書いています。
文章を書くというのはとても緊張すること。 こうやって感想をいただけたことで、全体的に ブログを書くことへのモチベーションもあがりました。
本当にありがとうございます。
これからも、子どもたちのキラキラした姿をお伝えしていきたいと思います
まほろ
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at 10:00
教材研究を覗く [2021年05月19日(Wed)]
どんな教材もですが、新しいものはまず教材研究!!
子ども支援のグループ活動では、 虹っ子も、プリズムもちょっとしたゲームを取り入れることが多々あります。
グループによってできる、できない、合う、合わないもあるので、 まずは職員が教材研究をします。
子どもたちにわかりやすくルールを伝えるには・・・・ 子どもたちがひっかかりそうな点は・・・・ 子どもたちに「参加したい」と思わせるポイントは・・・・ 子どもたちが「参加できた」と納得できるポイントは・・・・
なにより大人が面白いと思っていなければ、子どもたちにゲームの魅力を伝えるのは難しいです。
先日した教材研究は「ドッチドッチ」です。
と言っても、後藤はリモートワークなので、ほぼ音が聞こえているだけ。。。 (角度が悪くて見えていませんでした)
そして、職員のとても楽しそうな笑い声が聞こえてきます。
お題に合った「好き」を2つ提示し、どっちが好きなのかをみんなで答えるゲームなのだそうですが、 好きなことに対しての話題なので、盛り上がる盛り上がる。 聞きながら、いいなぁ。このグループにも、あのグループにも使えるなぁ。と思いつつ、 心の底から「まざりたい!!」と思えるほど、職員の楽しそうな声が・・・。
わかりやすい角度で一度見せてとお願いし、さりげなく写真を撮りました(笑)
グループセッション内で、ゲームをすると ゲーム内容を通して会話が盛り上がったり、 今まで会話していなかったメンバー同士が会話を始めたり、 時には、子ども同士で手を組んで大人を追い込めることもあり、 一緒に笑いながらグループの団結が強まったと感じることがよくあります。
そして、職員たちの楽しそうな声を聴きながら 教材研究って、福利厚生の一端を担っているなぁ♪と思いました。
まほろ
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at 10:04
ぼくこれ好き! [2021年05月18日(Tue)]
虹っ子に通うジャックさんは、海の生き物が大好きです。 特に好きな生き物は、タコとイカ。 今までタコの足を数える課題や、ひらがなを書く課題では、こういか・やりいか・けんさきいか・ほたるいか…さまざまなイカにチャレンジしてきました。
最近は「『か』に点々が何個ついたら『が』になるの?」 とお母さんに質問したそうです。 早速ひらがなの課題に「ずわいがに」を入れてみると、 「これが『が』か〜」と言いながら取り組んでいました。
そして海の生き物を使った新しい課題にチャレンジ! 壁に貼られた8種類の海の生き物を集めるというもの。
「探して見つける」をテーマに、 「最初は、するめいかを探してください!」 「次はタコです!」 右に行ったり左に行ったり、順番に集めていきます。
ちょっと似ている「するめいか&ほたるいか」ペアと、 「ずわいがに&たらばがに」ペアも入れてみました。 微妙な色の違いや足の開き具合をよく見て探す顔は、とても真剣です。
見つけた生き物たちは、ファイルにマッチングしていきます。 貼るとカラフルな生き物が浮かび上がってくるように、台紙はモノクロにしてみました。 貼りながら「ぼくこれ好き!」 と、ルンルンで貼っている様子を見てこちらも嬉しくなりました。 すべての生き物を集めたジャックさんの顔は達成感に満ちあふれていました♪
次回はどの生き物にしようかな?好きって言ってくれるかな? 本人の「好き」を活かせる課題はないかな?と、また考え始めるのでした。
ほたる
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at 11:20
5月のおしゃべりサロン「ふわり」 [2021年05月15日(Sat)]
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at 09:00
きっとみんなきらいなんだ [2021年05月14日(Fri)]
久々に子どもの訴えが胸に響きました。 「きっとみんな(ぼくのことが)きらいなんだ」
支援学級在籍の自閉症スペクトラムの子が、委員会活動に出席した際、緊張してうるさくしてしまったとのこと。 その際の、周りの冷ややかな目が辛かった様子です。
意味のある言葉を出すのはなかなか難しい彼は、多動もあるため、見た目は重い知的障害に見えるけど、介助付きで文字盤を指しながら自分の言葉を紡ぎ出すことができます。
先日のセッションでは、世界地図の学習を一緒にしました。 世界の六大陸も三大洋もサクサク答えていきます。 緯度と経度の違いもばっちり把握しています。
寝転んだり、キッチンに行ったりする事もあるため、側から見れば、まじめに勉強しているようには見えないかもしれないけど、彼と私の中では真面目に勉強している時間です。
母の日メッセージでは、「ずっと元気でいてください」とiPadに打ちこむこともできました。
そんな彼の訴え。 「きっとみんなにきらわれている かるくむしされてかちんときた」
クラスメイトは、彼がしっかりした意思があることをわかっています。 委員会の違う学年の子たちは、彼の意思を知りません。
「知らない、わからないという気持ちは、周りを不安にさせるからね。 嫌いなんじゃなく、わからないから怖いという感覚に近いと思うよ」 と伝えたものの、それもまた言葉足らず。 私も伝え方がまだまだだな…とは思いつつ、嫌いと、知らないからこその不安は別であることは知っていて欲しいと思いました。
というのも、私も小学生時代に、特殊学級(当時の呼び方です)の主催するキャンプやイベントに参加した際、自閉症の友達らに話しかけられると 「なんで同じ質問されてるんだろう(また答えなくちゃだめなのかな?)」 「何か言われてるけど、聞き取れない…どうしよう」 と思っているうちに、気づけば保護者とばかり話していたという経験があります。
それは、高学年になればなるほど、同世代の自閉症の友達と話すことへの不安が募った記憶です。
嫌いなわけじゃない。 どう話していいかわからない。 だからなるべく話せる人と一緒にいたい。 声をかけない罪悪感は、今でも覚えています。
むしろ、自分が未就学時代は、会話がなくても、彼らと一緒に遊ぶことがとても楽しいと思っていました。 一番、関係を取るのが難しかったのは、小学校高学年から高校生にかけて。 大学生になり、彼らと一緒にお酒を飲めることになった時には、とてもうれしかったし、同じことを何度聞かれても、また友達に戻れた気持ちで答えることができました。
多数派の言い訳のようになってしまいますが、 コミュニケーションの取り方がわからないだけで、 嫌いだから無視したわけではないかもしれない。
そう思いました。
自閉症の有無にかかわらず、安心できない環境下は精神的に苦しいこと、 委員会活動など、無理に不安の高い活動には参加しなくてもいいのではという話になりました。 そこまで考えることができたのは、彼が苦しかった気持ちを伝えることができたから。
指さしの会話はとても時間がかかります。 そんなに簡単なものではなく、とても集中力を必要とします。 そして、誰とでも会話できるわけではなく、安心感が必要です。 だからこそ「伝えてくれてありがとう」と心から言いたくなります。
今は、彼の意思を理解してくれる人たちの中で、 自分の思いを伝えながら、安心できる居場所を作っていって欲しいな。と思いました。
まほろ
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at 12:56
プレゼントをありがとうございます [2021年05月13日(Thu)]
「面白そうなものをみつけました」というお手紙と共に、会員さんから素敵なカードが届きました
その名も「せいかつビンゴ」と「おたすけビンゴ」。 1日にやることやおてつだいがビンゴカードになっています。 これならどれをまだやっていないか一目で分かりますし、クリアしていくことで達成感もあります。
どの列から始めようと、目標を立てて行うのか。 長期休みなど、期間を考えて取り入れるのか、 その子、ご家庭によっていろいろな使い方ができると思いました。
サポートネットは皆様からの応援に支えられて活動をしています。 子どもたちのことをいつも気にかけてくださるそのお気持ちを、とてもありがたく感じました。
うさこ
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at 10:45