ルールを守らないんです [2020年12月15日(Tue)]
これは高校生ネイビー君の保護者と話していた時のこと。
「ルールを守らないんです。 3つしかないのに、その3つも守れないんです」
そのルールを聞くと
1. ちゃんと学校に行く 2. 決められたことをする 3. 夜、10時にスマホを親に預ける
この3つのルールを見る限り、本人にメリットはありません。 そもそも、3つのルールといいながら
「決められたことをする」
という項目は、その決められたことって、誰がなんのために決めたこと??というのもあり、 具体的ではないものをルールというのは、どうしたものか・・・。
そして、何時であろうと親にスマホを預けるというのは、彼にとって耐え難い苦痛でしかないことだと思います。
ネイビー君は、納得したルールは守ります。 守れるルールである限り、守ろうとします。 なので、後藤からみれば「ルールを守れない」と思うことはほとんどありません。 友達と遊んでいて時間を忘れ、遅刻したことはありますが、それでもさぼるわけではないところがステキです。 しかし、人を見ているので、若いスタッフなどには嘘をついてズルをしようとすることもあります。 例えば、おやつを選ぶときに、強引に数を増やそうとしたり、違うスタッフに声をかけ、まだおやつをもらっていない振りをしてもう一度もらおうとしたり。 他の友達は傷つけない、こちらも思わず笑ってしまうようなちょっとしたズルです。
また、怒られているときは、早くこの時間が過ぎてしまえばいいのに。と思っているので、 説教中は下をむいていて、 説教が終わると
「終わった?じゃ、もういっていい?」
と悪びれることなく言うのだそうです。 (説教は、お家でのエピソードです)
保護者の方に、これらのルールを守るとどんないい事があるんですか? と聞くと、
「進級できる」っと・・・・。
そしたら 1. ちゃんと学校に行く
の約束だけでいいなぁ・・・。
なぜ、この約束を作るのか。 守ることで、お互いにどんなメリットがあるのか。 そこはもう一度整理しましょう。という話になりました。
以前、ネイビー君に 「守れない約束を親とするのやめようよ。約束するって言ったら、親もできると思うじゃん。だから約束守れないと怒られる・・・・初めからそれは約束できないと言えない?」
と聞いたことがあります、 その時の彼の言葉は
「でも、約束しないと話終わんないよ」
だそうです。 初めから、約束する気はないんだなぁ・・・それは守らないわけだ・・・。
押しつけにならない、お互いが平和に暮らせるルールを模索していけるといいなと思います。
まほろ

|
Posted by
サポートネット
at 17:42
より細かい紙で紙あそび! [2020年12月13日(Sun)]
以前放課後等デイ・虹っ子で運動課題として「紙あそび」をしましたが、 児童発達支援のグループ活動でも、より細かい紙を使って「紙あそび」をしました。
使ったのはシュレッダーで出た細かくなった紙です。 まず紙の違いに触れよう!と普通の紙やダンボールを用意していました。 ビリビリ破ったり歯で切ろうとしたりキックで引き裂いたり。 しかしシュレッダーの紙は、自分でちぎった紙よりずっとずっと細かいです。
子どもたちは紙を出していいとわかった瞬間ニヤリ。 一気に宙に紙が舞っていきます。 「雪みたい!」と、 子どもたちがどこにいるかわからないぐらいに視界が紙で真っ白です。
自分から紙の中にダイブして 「ぎゃあああああ」 「くすぐったい!」 ここでしかできないチャンス!と言わんばかりにみんな大暴れ! みんなとってもいい顔をしています。

もちろん遊ぶだけ遊んで終わりではありません。 まずは手で紙を集めていきますが、 細かいのでどんどん逃げていきます。 子どもたちが歩くところは紙が付いてまわります。
ここで登場したのが秘密兵器「掃除機」&「コロコロ」 掃除機担当とコロコロ担当を交代しながら、 細かすぎる紙たちと戦っていきます。 仕切りに使っていたブロックを持ってきてブルドーザーになる子も。


普段できないことだからこそ思いっきり! 全力で楽しみ、全力で片付ける。 ステキな姿がたくさん見られました♪
ほたる
|
Posted by
サポートネット
at 10:11
工作〜紙コップのキャンドルホルダー〜 [2020年12月12日(Sat)]
今週の虹っ子では紙コップを使ったキャンドルホルダーを作りました。 用意した材料は、マスキングテープ、星やハートのシール、 カラーセロハン、サンタやツリーのイラスト、カラーペン等々…。
初めは、紙コップにシールや絵でデコレーションし、側面に穴をあけたら出来上がり! を予定していましたが、いざ始めようとすると、 「ランタンみたいに吊るしたい!」 「コップの底にも穴を開けたい!」 子供たちから次々とアイディアが生まれます。

星のシールで星座を表現したり、オリジナルキャラクターを描いたり… 思い思いに作っていく子供たちの表情はうきうき♪キラキラ✧していました。

完成したら早速、暗いテントに入りお試し! コップの穴からキャンドルライトの光が射し込み、なんともロマンチックな出来上がり。 簡単だけど個性も出る、ステキなクリスマス制作となりました。
けい
|
Posted by
サポートネット
at 11:39
囲碁にチャレンジ! [2020年12月10日(Thu)]
先週、放課後等デイサービス虹っ子では「ふれあい囲碁」にチャレンジしました。 やり方は相手の石を囲むと取れるという「石取りのルール」のみを使います。
まずはルールの確認。 泥棒(黒石)の周りにパトカー(白石)を置いて、泥棒に逃げられないようにしよう! (石の囲み方の練習です。)

次は実践。職員やお友達と対戦しました。

勝敗がつくゲームを課題とするとき、 「新しいゲームに興味はあるけれど、負けるのは嫌」 という子ども達にどのようにアプローチをしていくかを職員間で何度も話し合いました。
しかし、実際は対戦中にイライラし始めた子どもはいませんでした。
課題のねらいをどこにおくのか、どうすれば理解が深まり楽しめるのか。 これからも工夫をしていきたいと思います。
うさこ
|
Posted by
サポートネット
at 16:34
書き損じはがき [2020年12月09日(Wed)]
みやぎ発達障害サポートネットでは、書き損じはがきのご寄付を募っております。 ご寄付いただいたはがきは、切手等に交換して、有効に活用させていただいております。 今年もたくさんのご寄付をいただきました。 本当にありがとうございます。

みやぎ発達障害サポートネットの様々な事業は、皆さまの多くのご支援をいただく中で、活動しております。 不要な書き損じはがきがご家庭にありましたら、事務局までお声がけください。 今後もよろしくお願いいたします。
◇お問合せは事務局へどうぞ。 電話: 022−341−0885 メール:mddsnet@yahoo.co.jp
ピース 
|
Posted by
サポートネット
at 12:45
学習意欲の源 [2020年12月04日(Fri)]
Posted by
サポートネット
at 15:10
ここは自分を好きになれるプロジェクト [2020年12月03日(Thu)]
ご報告が遅くなったのですが、
ゴールドマン・サックス 緊急子ども支援基金 第2フェーズ コロナ禍で困難を抱える子どもと家族を“心のケア”で支える
の助成をいただけることになりました!!
コロナウィルスにより、強いストレスを感じながら生活を余儀なくされている状況の中で、 経済的困難、虐待やDV等のリスク、不登校児、様々な障がいを抱えている子ども、 外国にルーツを持つ子どもといった複合的な困難を抱える子どもやその家庭を対象に、 心のケアの充実を支援することが、「緊急子ども支援基金」の目的です。
第2フェーズで採択された団体は23団体だそうです。(応募総数125件)
今回、私たちは 「ここは自分を好きになれるプロジェクト」と題し、
(1)自閉症/発達障害のある子供たちと共に ◯オンラインを取り入れた個別や小グループ活動,プログラム化された活動の工夫を図る。 ◯一人一人の特性に合ったはたらきかけで心の安定につなげる。 緊急事態宣言下で実施済みのオンライン活用は,顔が見える安心感とプログラム化された内容により,新しいコミュニケーションの形を獲得していた。様々な楽しみ方に目を向けた活動は心の安定につながる効果が期待できる。
(2)保護者と共に ◯子育て支援の一つとして,ペアレントプログラムを取り入れたモデル事業の構築を図る。 また、行政と連携したペアレントプログラムの資格を取得し、2021年からの子育て支援事業の本格化を目指す。 ◯コロナ禍に対応した環境整備を図り,安心して話せるおしゃべりサロンや相談事業を実施する。
(3)支援者と共に ◯ブログ,HPを活用し,心のケアに関する支援情報を提供する。一人一人に合ったかかわり方や心に寄り添った対応などを冊子にまとめ,発信する。 ◯支援者育成の一環として,心のケアの充実に向けた事例研やスーパーバイザーによる職員研修を実施する。
という取り組みをします。
すでにペアレント・プログラムの研修にも参加させていただき、 必要な物品もそろえました。
なかでも、このパーテーションがすごい!!
-thumbnail2.JPG)
先日、プリズムの保護者会でも使用したのですが、 これがあれば、マスクが苦手な子でも、みんなとの会話に心起きなく参加できます。 これからクリスマスシーズン。 クリスマスパーティーの時にも、これで飲食することができます。
先日、高校生のセッション「自分の好きなおかずを買ってきて夕食をとる」でも活用しました。

今まで、正面にはカラーボードのパーテーションでついたてをしていたものの、 お互い表情を見ながら食べることができました。
「なんかさ、ごはんってさ。何を食べるかじゃなくて、誰と食べるかも大切だよね たのしいメンバーとのごはんって、いつもより美味しく感じる♪」
と言うと、高校生たちも 「たしかに!!」っと。
コロナ禍になり、給食中はグループにもならないし、会話もない。 食事中におしゃべりが苦手な子でも、 「自分がしゃべらなくても、友達の話を聞いているのがおもしろったので、今の給食は楽しくない」とも言います。
また、表情が見えるということも、会話を楽しめる一つの要素だという事も、改めて実感することができました。
今、感染拡大が広がっている中、 来所してできること。 オンラインでもできること。 いろいろ模索していきたいと思います。
まほろ
|
Posted by
サポートネット
at 13:02
12月のおしゃべりサロン [2020年12月01日(Tue)]
Posted by
サポートネット
at 09:27