おしゃべりサロンスペシャル 報告 [2019年11月28日(Thu)]
今週火曜日、おしゃべりサロンのスペシャル企画を開催しました。 「就労支援の現場の話を聞こう」とテーマを掲げて、市内の事業所2か所からゲストをお招きし、ご講演いただきました。 ゲストは、グループゆう・佐藤裕信さんと、煌の会・竹樋秀康さんです。
佐藤さんからは、ASD成人期の支援について、就労移行支援、B型事業所、そして就労前・就労後の支援の実際から、就労の形態や、どのように就労の場につないでいるか、また、特性に配慮した就労後の定着支援がいかに大切かということなど、お話がありました。 就労の場でお店の商品がキレイに並べられた画像や、事業所での個人に合わせた作業工程の手順書の紹介も。 自閉症スペクトラムの方は、皆さん本当に「素直」な人たち。 それぞれが持っている良さを活かすと、こんなに素敵な仕事ぶりを発揮できる!そしてそれは、どんな人でも同じではないか。 と、熱心に語ってくださいました。
また、厚労省から発表されたばかりの「就労パスポート」の情報も紹介いただきました。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaishakoyou/06d_00003.html
竹樋さんからは、B型事業所とグループホームを運営する法人事業の中から、今回は工房すぴかのB型事業所についてお話いただきました。 さをり織り、裂き織りの製品と、立ち上げたブランド・ヘゼリヒについてのお話も! 工房の静かな環境の中で、作業に集中する皆さんの様子。細分化された作業、販売会での接客など、個人の得意分野に合わせた丁寧な仕事への取り組み方がありました。 一つ一つが美術作品、と紹介いただいた商品は、実際に手に取ってみると、その美しさ、制作に携わる方々の思いが伝わってくるような感じがします。 「オープンでフラットな社会へ」のメッセージに込められた思いが、ご参加の皆さんの心に響いたようでした。
後半は、質疑応答やおしゃべり、そして実際に商品を手に取ってもらいながら交流の時間を設けました。
話もはずむ、交流タイム♪
グループゆうさんのクッキーが、あっという間に完売しました!
ご参加の保護者の方々は、お子さんの年代が学齢期から成人期までと幅広く集まりました。 皆さんからの感想を一部ご紹介します。
・まだ就労は先なのですが、子供の将来どのような仕事ができるのか、どうすればよいのか、不安だったが、具体的なお話が聞けて良かったです。本人に合った支援をしていれば、将来の仕事にもつながると聞け、今から準備をしていこうと思いました。
・2か所の事業所だけでも全く特徴が違っていて、興味深かったです。でも、実際もっとたくさんある事業所の中から子供に合うところをみつけられるのかは…不安です。そういうことをまとめて、知ることができるものがあればいいと思います。
・まず仕事があり、そこに当てはめるのではなく、まず人がいて、合う仕事をマッチングするという方法はASDの子どもには本当に理想的だと感じました。そういう就労が当たり前になる世の中になってほしいです。今日はありがとうございました。
大変お忙しい中、ご協力いただきましたゲストの佐藤さん、竹樋さん、本当にありがとうございました。 そして、ご参加の皆さま、ありがとうございました。 皆さんの声を伺いながら、私たちにできることをまた企画していきたいと思います。
リボン
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at 12:24
本多先生セミナー終了 [2019年11月21日(Thu)]
日曜日、本多ふく代先生のセミナー「感覚特性から発達障害を考える」が終了しました。 作業療法士の本多先生(東北文化学園大学 教授)から、感覚の特性や発達のことなど、たくさん学ぶことができました。
本多先生から、 「できるためには作業のあり方を考える。環境調整を考える。」 「成功を導く体験が必要」 「我慢や慣れさせる、は禁物」 「本人が持っている能力で、できるようになることが大切!」 など、たくさんのメッセージもいただきました。
アンケートより、ご参加の皆様の感想を一部紹介します。 ・何となくしか分かっていなかった、子どもの行動とその背景の感覚について、よく分かった。 ・「感覚は人それぞれ違う」とはっきり言ってくださったのが救われる思いでした。この考え方がもっと広まるとよいのにと思います。 ・できないことには理由があるという言葉が印象的でした。何回言っても分からない…といつも思うのですが、そこは、おしえ方が間違っているのだな、と反省しました。 ・子どもの「できない」ことを見る時に、細分化してみて、対応策を考えていく内容が勉強になりました。つい、子どものできないことに目を向けがちですが、できることに目を向けて、子どものできること、好きなことを自信につなげていけるように、親として関わりたいと思いました。 ・具体例や映像などもあり、とても分かりやすかったです。
本多先生から、感覚統合の検査「JSI-R」の紹介もありました。 下記URLをご参照ください。 http://jsi-assessment.info/jsi-r.html
この事業は、公益財団法人 日本社会福祉弘済会 2019年度社会福祉助成事業により、開催しています。
ご参加の皆さま、ありがとうございました。
リボン
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at 15:01
今日のおしゃべりサロン「ふわり」 [2019年11月15日(Fri)]
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at 12:45
鴨下先生の仙台セミナーご案内! [2019年11月14日(Thu)]
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落ち葉をあつめよう [2019年11月09日(Sat)]
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セミナー最終回は笹森さん! [2019年11月08日(Fri)]
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11月のおしゃべりサロン [2019年11月06日(Wed)]
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at 11:37
11月5日は防災津波の日です [2019年11月05日(Tue)]
今朝、「訓練 大津波警報発表」に驚いた方も多いのではないでしょうか。
11月5日は「津波防災の日」ということで、様々な場所で訓練が行われていることと思います。
先日、サポートネットでも避難訓練と、避難器具確認、防災用品確認などを実施しました。
(防災用品の確認)
避難器具確認では、2階の避難ハッチも確認。 下から映像をとってみると、ほぉ・・・・。 こうなっているのですね。
実際、避難をしてみるということで、いざ降りてみよう!!となると・・・・案外どきどきします。
4月に新卒で入った職員が1番初めに降りようとすると・・・・ 「怖いです。ちょっと無理そうです」っと。
まぁ、怖いし無理なら仕方ないです。 ということで、試してみたい人から降りてみました。
もちろん後藤も率先して試したい。 降りてみたところ・・・・・ちょっとアスレチック要素あるな・・・・。 こんな風に、らせん状に進んでいくのか。ふむふむ。
もちろん、避難ハッチは楽しむところではないにしても、 いざというときにすぐ降りるためには、これを普段から練習する必要を感じました。
みんながシュルシュルと降りる姿を見ていたところ、新卒職員も 「私も降りてみます!!」
みんなの様子を見て、安全だとわかったことで挑戦する気持ちになるというのは、子供たちにもよくあること。 はじめは怖いと思った避難ハッチですが、出てきた時の彼女の顔は達成感に満ち溢れていました。
防犯講習会を受けた際にも、2階の人はハッチを使って避難というお話がありました。 あらためて、たたみ方も練習し、避難ハッチの使い方を再確認。
毎年行っていても、防犯、防災訓練を行うたびに、いろいろと考えさせられます。 サポートネットでは、自然災害等があった場合に避難するのは旭丘小学校。 火災等は、旭ヶ丘駅前公園。 風水災害時は状況に応じて垂直避難をすることもあります。
保護者の方がお迎えに来るまで、避難所にて職員と一緒に待機をします。
まほろ
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at 16:14