クワイエットアワーって? [2018年11月30日(Fri)]
JDDNETより、第14回年次大会と、内閣府障害者週間・連続セミナーの案内がありましたのでお知らせします。
◆2018年度JDDNET(日本発達障害ネットワーク)第14回年次大会 日時:2018年12月2日(日)10:00〜17:00 会場:東洋大学・白山キャンパス(東京都文京区) テーマ:発達障害児者が快適に暮らすために 〜災害時の対応、犯罪被害の予防〜 詳細はJDDNETサイトをご覧ください↓ https://jddnet.jp/event181202/
◆内閣府 平成30年度 障害者週間「連続セミナー」 障害者週間は、毎年12月3日から9日までの期間と定められています。 作品展、連続セミナーが開催されます。
障害者週間「連続セミナー」 日時:平成30年12月6日(木)7日(金)9:30〜18:20 会場:有楽町朝日スクエア(東京都千代田区) 詳細は、内閣府サイトをご覧ください↓ https://www8.cao.go.jp/shougai/kou-kei/h30shukan/main.html
連続セミナーでは、特別支援教育に関するQ&A紹介や、デジタル教科書の取組、発達障害者の雇用促進についてなど、様々なセミナーが開催されます。
12月7日(金)16:30〜は、「クワイエットアワープロジェクト中間とりまとめ報告」。 お申し込みは、JDDNETサイトから↓ https://jddnet.jp/event181207/
クワイエットアワー(Quiet Hour)は、例えば決まった時間帯に、お店の明るすぎる照明や大音量の音楽の刺激を減らして、感覚の過敏がある人でも買い物しやすくするなどの取り組み。 このような配慮があれば、刺激が強すぎてお店に入れないような方も、その家族も、買い物しやすくなります。 そしてこのような取り組みによって、感覚の過敏や生きづらさを抱える人がいるということを、たくさんの人に知ってもらえたらいいなと思います。 日本での実践例はまだまだ少ないですが、叶ってほしいことの一つ 少しの時間帯でもいいので、いろいろな場所で行われることを願っています。
リボン
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サポートネット
at 18:04
初めての22日 [2018年11月22日(Thu)]
今月も、会報誌すぽっとを発送します。

毎月25日発行、発送のすぽっとですが、今日は初めて22日に行いました。 これまで、土日・祝日の関係で24日や23日に繰り上げたことはありますが、22日の発送は初めてです。 創刊号(平成18年11月)から今まで、毎月作り上げ、お届けできることに、なんだかしみじみしています。
今月号は、okoさんの漫画「才能パレードNew」や、セミナー報告など掲載しています どうぞお楽しみに・・・!
リボン
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サポートネット
at 12:01
○×ゲームの偉大さ [2018年11月19日(Mon)]
プリズムでのヒトコマです。
先日、グループセッションの中で、クイズに正解することができず
「俺、やめた。もうやらない」
と心が折れてしまったサル君。
近くにあったメモに、計算問題を書いていたので、後藤がその問題に答えました。 とはいえ、計算問題はさほど長く続くものでもありません。 他の友だちは、クイズ大会で大盛り上がり。 やらないと決めたのに、無理に誘うのもなぁ・・・・ 切ない気持ちで終わらせたくないなぁ・・・と思い、
「ねぇ、このゲームしってる?」と○×ゲームを提案したところ・・・・。
知ってる!!
3戦目でこんな感じ。

このゲーム、本当に終わることがあるのでしょうか・・・。 ただ、引き分けになる度に大笑いするサル君。
そこで気付いたこと。 クイズに少し間違えただけでも心が折れてしまう彼だけど、別にこの勝負には勝たなくてもいいんだ。 負けさえしなければ、楽しい。 むしろ何回やっても引き分けというのは、こんなに笑うのか!!っと。 ○×ゲームは、1対1で子どもとの距離を縮めるのに割と使いやすいゲームだと思いました。
長く続くうちに、マスを増やしたくなり、増やしてみてもなかなか決着がつかない。 そろそろみんなのクイズが終わるかな?というあたりに、後藤が負けて終わりました。 ○×クイズは、負けも想定しやすいところがとてもいいですね。(負け惜しみw)
子供たちが帰った後、たくさん机の上にあったメモ用紙を片づけていたら・・・・
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その日、一番胸に刺さったのは、このダジャレでした。
まほろ
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サポートネット
at 20:12
今日のおしゃべりサロン「ふわり」 [2018年11月16日(Fri)]
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サポートネット
at 12:56
卒業生たちとの語らい [2018年11月12日(Mon)]
先日、プリズム卒業生に声を掛け、グループが同じだったメンバー数人を呼んでお話を聞きました。
高校時代、学校に行き渋りがあった子たちでも、大学、専門学校には休まずに行っているのを聞くと 自分の好きな分野に進学できて良かったね。 とれる資格の見通しを持って進学ができて良かったね。 話題の合う友達に会えて良かったね♪としみじみ思います。
ただ、 「プリズム卒業してから、基本的に家と学校の往復で、それ以外どこにも行かないなぁ・・・」 という意見も。
卒業生の多くに、 「高校卒業後は、無理ない程度にバイトをしてください。バイトが苦しい場合は、ボランティアでもいいと思います」 と伝えているので、バイトやボランティアの話題になりました。
約束通り、バイトをしている人も、したけどやめた人もいます。 明日、面接というメンバーもいました。そして、
「やりたいと思って、面接まで行ったけど、2回落ちたら萎えた」
との意見に
「それそれ!!それが怖い!!」
すると、明日面接というメンバーが ブルー君「俺、明日で8回目。1回受かっているから、6回落ちている事になる」
すごい!!素敵だ!! まずはトライという、その意欲が何より素晴らしい!! ブルー君のバイトを探して面接を受け続ける意欲は、メンバー全員が絶賛でした。
レッド君「俺さ、バイトはすごくしたいし、吟味してるけど、はじめの電話が掛けられない」 みんな「それそれ!!!電話をするとこが苦しい」
ちなみに、ブルー君になぜバイトを辞めたのかを聞くと 「ネパール人と組まされて、そいつがすぐさぼるから」 とのこと。 真面目なブルー君はさぼれませんし、サボっている人にイライラするのも嫌だし・・・。
なるほどなぁ。
イエローさんは、虹っ子やプリズムでボランティアをしています。 卒業生にプリズム終了後、相談したくなったら誰にしてるのか、していないのか、 プリズムに来たくなることはあるのか・・・という話題の際、
イエロー「私は来てるしw ここだったらこれるからw」 まほろ「私は会えて嬉しいわぁ♪特に相談もされてないけどw」 イエロー「困ってないし、相談することも特にない」 まほろ「うん。困ってないことを困らなくていい。私はいつでも何の話でもあなたの話を聞きたい」
というと、今、クラスで皆勤賞なのは一人だけという話をしてくれました。 とても素敵♪
みんな、自分の思いを話してくれる素敵なメンバーなのですが、 学校のカウンセラーに行く気もないし、 病院も長年通ったところ以外で、特性の話はしたいと思わないし、 学校の先生も、人によっては話せる人いるけど、それが担任かどうかは別。 という話題が出ながら、 「信頼関係が取れれば、そんな長い時間かけなくても話せるよね?ブルー君、本音出してくれるまで3ヶ月くらいかかったけど、3ヶ月って案外あっという間よw」
と言うと、
ブルー「なんでこんなとこ通わなくちゃいけないんだ。会うやつ全員敵だと思ってた」 グリーン「俺も、はじめは仕方ないから行く。。。みたいな気持ちだった」 まほろ「そりゃそうだ。素行が悪かったり、学校に行かなかったりして、罪悪感のある状態でうちに来てるから、嫌なのは当たり前だよ。最後まで通ってくれてありがとうねぇ」
そんな彼らは、
「では、これで終わります」 と、私が立ち上がってからも、話が止まらず・・・。 やっぱり、久々に会うと盛り上がる。
プリズムを卒業してからも、来ていいなら来たいと思っているという声を聞きながら、 学校卒業したあとの居場所の話を、医療、行政、福祉事業所の方々と考えていけたらと思います。
シンポジウム「発達障害のある人が自分らしく生きる社会を目指して」
12月23日(日) クリスマス前の忙しい時期ではありますが、たくさんの方のお越しをお待ちしております。
 http://mddsnet.jp/study/
まほろ
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サポートネット
at 17:36
12月23日にシンポジウムを開催します [2018年11月10日(Sat)]
2018年自閉症・発達障害支援セミナーの第4回はシンポジウム!!
今回のセミナーの大テーマは「発達障害のある人が自分らしく生きる社会を目指して」です。 そして、シンポジウムのテーマは
「一人一人の自己実現を目指して ~将来の支援の仕組みを共に考える~」
コーディネーター:野口和人 氏(東北大学大学院教育研究科) シンポジスト:今公弥 氏(五十嵐小児科) :蔦森武夫 氏(仙台市南部発達相談支援センター「アーチル」所長) :佐藤裕信 氏(認定NPO法人グループゆう) :斎藤淳子 氏(株式会社グッジョブ)
日時:平成30年12月23日(日・祝) 10:00~12:00(開場9:45) 場所:東北大学片平さくらホール2階 会議室 (仙台市青葉区片平2-1-1 片平キャンパス内) 定員:100名 参加費:当法人正会員無料 上記以外の人 3000円
http://mddsnet.jp/study/

発達障害のある子供たちが、学校を卒業した後、あるいは学齢期までの福祉サービスが終了したあとも、特性に沿った支援が途切れる事のないよう、安心した暮らしを支えるためには、どんな仕組みがあるといいのでしょうか。ということをシンポジウムの形でみなさんと考えます。
サポートネットでも、実態調査を行ったので、その報告もさせていただきます。
実態調査を経て、やはり本人たちに聞きたいことも出てきたので、何回か卒業生を集めてお話も聞きました。 個別に聞いたり、グループだったメンバーはグループで聞いたり。
先日も、3月に高校を卒業したメンバーを集めて近況を聞きました。 そして、そのうち2人がちょっと早めに到着して勉強を・・・・・。
まほろ「すごい!!勉強してる!長い付き合いで、初めてみた!!隙間時間の勉強だなんてすごくがんばってるね♪」
・・・覗いてみると・・・・。
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まほろ「ねぇ、これ、自分でも読めるの?」 専門学生「はい・・・これは・・・・読めませんw。汚くてもいいからレポート出せって言われてる」 まほろ「英語かと思った。日本語よね?一見すごくきれいに書いているのに・・・なんかもったいないなぁ・・・・。」
自分でも読めない字が多いそうで、レポートを見て、こんなにもったいない気持ちになったのは初めてでした。 ただ、本人がこれで良いと思っているのと、先生からも再提出を今まで求められていないそうなので、まぁ・・・いいのかなぁ・・・技術職だしなぁ・・・テストは読める字で書いているらしいしなぁ・・・いいのかなぁ。
ただ、彼が勉強している姿を見たのは初めてだったことと、 技術検定も合格しているそうで、私は余計なことを言わないことにしました。
ちなみに、その場にいた全員に
「これはなんと書いてあるでしょう」(一番上にあるタイトルの文字です)

と問題を出したところ・・・・
全員不正解。
答えは「基本問題」です。
まぁ、不正のないようにレポートは手書きですが、 きっとこれからの人生、仕事を始めれば手書き以外のことも多いはず。 そこはICT機器が発達しているので、なんとかなるはず。
卒業生との会話について、まだまだ書きたいことがあるので、 また続きを書きたいと思います。
まほろ
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サポートネット
at 18:53
NHKの発達障害キャンペーン [2018年11月09日(Fri)]
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at 17:49
2018セミナー第3回は植木田潤先生に御講演いただきました [2018年11月05日(Mon)]
2018自閉症・発達障害セミナー第3回は、 宮城教育大学 特別支援教育講座 教授 植木田潤先生でした。
テーマは「周囲との関係性と育ちの支援」

昨年もご講演いただいた植木田先生。 現在も臨床心理士としてご活躍されている先生は、日常のわかりやすい事例を通してお話してくださいます。
今回は、関わりということで、乳幼児期の関わりから追ってお話してくださいました。
情緒の安定がどのように積み上げられていくか。 子供の受け取りが難しくて、関係性を積み重ねるのが難しい場合はゆっくりと。 安心感の土台。それには自分(大人)の余裕も、安心も必要。
誰かと共にいることで、安心感・安全感を生むと、知的探究心が伸びるというのは、日頃から感じている事だなぁ。と思い、普段関わっているいろいろな子の顔が浮かんできました。 子供たちと関わっていく上で大切にしていくことを、改めて考える機会となりました。
アンケートの一部をご紹介します。
「基本のことがやはり大事だと思いました」
「映像が多く、分かりやすかった。困った時の方法を教える事の重要さを知りました」
「アタッチメントなど、自分の知らなかった内容の話が聞けて良かった」
「子供との関わり方、自立に向けた対応の仕方が学べた」
「自然とやっている事が、本当に大事な事だと改めて感じました。子どもの反応がなく、くじけた時もありましたが、これからも頑張れる気がします!」
「映像も交えて、わかりやすく、共感できる内容でした。 障害のあるなしに関係なく、関わり方を丁寧にしていきたいと思いました」
「発達障害と関係性」というテーマは、苦手意識を感じさせる部分です。 やわらかい口調と、臨床経験豊富な先生だからこそ、お話していただけたのだと思います。 当たり前なことだけど、当たり前がとても大事。
関係性の大切さを噛みしめながら、「この子たちの安心できる大人でありたい」と改めて実感する学びでした。 植木田先生、本当にありがとうございました。
まほろ
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サポートネット
at 15:14
10月のCANPANランキング [2018年11月02日(Fri)]
https://blog.canpan.info/cpforum/category_6/1
10月のCANPANブログランキングは、76位でした。 前回が92位だったので、嬉しいアップ!!
ありがとうございます。
さて、セミナーのお知らせです。
11月3日(土)に、サポートネットでも植木田先生にご講演いただくのですが、次の日。
11月4日(日)には平岩幹男先生の講演があります。 「親と子の心が折れないための講演会」
場所:ハーネル仙台 3階蔵王B 第一部:「我が子が自閉症と疑われたら、疑ったら〜就学に向けて」 第二部:「発達障害の学童期・思春期〜自立を目指す」 主催:Cue
 
受講制限がなく、平岩先生のお話を聞ける機会はとても貴重だそうで、 子ども病院の奈良先生からも
「ぜひ、多くの方に平岩先生のお話を聞いて欲しい」
とご連絡をいただきました。
事業所でも、チラシを置いていたところ、多くの方が手にとってくださいました。 こうやって、素敵な先生のお話を聞く機会が仙台であることはとても嬉しいことです。
まほろ
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サポートネット
at 13:17
11月のおしゃべりサロン [2018年11月01日(Thu)]
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サポートネット
at 09:44