遠近感のある絵 [2018年09月28日(Fri)]
凄いなぁ。 誰に教えられたわけでもなく、この遠近感。 遠くに見える街。 描かれた影。 道路の車線のひとつひとつ。
どんな時に描いたものなのか、背景は聞いていませんが、 帰り際に少し見せてくれたこの絵に胸を撃たれました。
この絵を見せてもらったのは4月なので、小学4年生になったばかり。 描いたのは、3年生の時だったのかもしれません。
絵や写真、動画など、彼が生み出したものを見ると、その視点に胸が高鳴ります。
立ち歩いていると思考が安定するのか、常にウロウロしていたり、 次から次へとやりたいことが溢れ出し、実行したくて仕方ない気持ちになったり、 アドバイスや提案を聞き入れることが難しかったり、 感想は、あえて人が読めない記号で書いたりと、 彼の行動ひとつひとつから、世界観があるんだなぁ。と感じることが多くあります。
他の絵を見ても、線がとても細かいです。
自分で考えて絵を描くのが好きなのだそうで、好きなゲームの新キャラクターモンスターは
「あ!これ実際にいそう!!」
というのも多いです。
この発想力を大切にしてほしいと願うばかり。 また、新しい作品を見せて欲しいと思います。
まほろ
|
Posted by
サポートネット
at 16:58
ホッケーをしよう [2018年09月27日(Thu)]
今週の放課後等デイ虹っ子の設定課題は運動。虹っ子版ホッケーをしています。 ステッィクで何回パックを打ったらシュートが決まるかというパターゴルフのようなそれってホッケー?というような・・・とにかく“虹っ子版”ホッケーです。 力加減がなかなか難しく、強く打ちすぎるとパックはあちらこちらへ。 安全路線でいくと打数ばかりが増え。 子供たちには「10回でシュートが決まったら上手」と伝えています。
スティックの使い方が意外と難しく、夢中になるとスティックを振るのではなく先端でパックを押すような形になるお子さんも。 用具の使い方のこういう所が難しいのだなと課題を通してこちらも学ばせてもらっています。 おもいきり何かを打つということは移転前の事業所ではできなかったことで、広くなった虹っ子をしみじみと実感する瞬間でもあります。
うさこ
|
Posted by
サポートネット
at 10:09
ちょっとした変化ひとつで [2018年09月26日(Wed)]
虹っ子児童発達には未就学のお子さんが来ています。 虹っ子ではキュウレンジャーのおもちゃで遊ぶことを楽しみにしているキュウタマくん。 通い始めた当初は椅子に座って課題をすることが苦手で、課題と課題の合間に離席する姿がよく見られました。 保護者の方とも話し合い、当面の目標は「座って課題に取り組むことができる」としました。 なんで立ち上がってしまうのだろう、周りが気になるのかな、それとも一つの課題が終わったらもう遊びの時間と思っているのかな・・・直接キュウタマくんに聞けない分想像力を働かせ、対応策を練ります。 周りが気になるのだったら机は壁向きにセッティングしてみてはどうだろう。 一つの課題が終わっても次があることを意識させるために、課題を出すタイミングを早めてみよう・・・などなど。 いろいろとやってみましたが、日によってうまくいったりいかなかったり。
ある日、全く深い考えはなしにキュウタマくんの座る椅子を子供用のものから大人が座ったり踏み台代わりにしたりしているものに変えてみました。(写真左のものから右の椅子へ)
するとその日のキュウタマくんは1度も離席がなかったどころか、移動の際も「ぼくの椅子はこれだから」といわんばかりにこの椅子を自分で持ってきてくれました。 立ち歩く原因は椅子だった? 確かにこの椅子はふかふかしていてお尻が痛くなりませんし、座面が広いので座りやすいのです。 正しい答えは分かりません。 でも環境調整が大事と頭では思っていながらも、テーブルに向かった時のキュウタマくんの想いに寄り添うことがまだまだ足りなかったと反省させられました。 子供たちは態度や表情でいろいろなことを教えてくれています。
うさこ
|
Posted by
サポートネット
at 11:28
すぽっと143号 [2018年09月26日(Wed)]
早いもので、年度の折り返し地点になりました。 もう衣替えの季節ですね。
今月も、会報誌すぽっとを発送しました。 ↓昨日の発送作業の様子です。
リニューアルされたokoさんの漫画 “才能パレード” の第2弾も、どうぞお楽しみに・・・!! 7月号を読んだ方から、 「ニューフェイスさんの登場!また続きが楽しみです(^^)」 「漫画を読みながら、自分の子育てとリンクして、一緒に考えたり、泣いたり、笑ったり、元気をもらっています!!」 などなど、感想が寄せられています。 ご家族の皆さま、先生方、発達障害のことを知りたい!という方。 たくさんの方の心に届く、okoさんのとっても素敵な漫画です♪♪
さて、 9月末は、会員更新手続きの期日です。今年度の正会員年会費のご納入がまだの方は、どうぞ今週中に!よろしくお願いいたします☆ 賛助会員(サポーター)の応援は、いつでも受け付けていますので、活動に関心のある方はお知らせください。
これからも、自閉症スペクトラム・発達障害の理解と支援の輪が広がりますように、一人でも多くの方のご参加をお待ちしています!!
リボン
|
Posted by
サポートネット
at 09:00
今日はラルクママ [2018年09月25日(Tue)]
朝から雨ふりでジメジメしたお天気ですが、皆さん身体の調子などいかがでしょうか。
今日は13:00から、ラルクママです。 会場はシルバーセンターで、お部屋が会議室になります。 お部屋を間違えないようよろしくお願いします。 気をつけてお越しください。
発達障害のあるお子さんの保護者の皆さん、ラルクママでは、主に中高生から成人期の保護者が集まって、ほんわかとおしゃべりしています。 皆さんのご参加をお待ちしています。
おしゃべりサロン ラルクママ
日時:平成30年9月25日(火) 13:00〜15:00 会場:仙台市シルバーセンター会議室
◇おしゃべりサロンの参加費は、正会員 無料。 正会員以外の方は1回1,000円です。
◇お問合せ・お申し込みは事務局へどうぞ。 電話: 022−341−0885 メール:mddsnet@yahoo.co.jp
リボン
|
Posted by
サポートネット
at 09:55
テープアート「ZOO」 [2018年09月21日(Fri)]
花丸君は、アーティストです。 絵具を持たせれば、色の使い方も素晴らしい!! のびのびしたステキな絵を描くことができます。
そして、家庭で趣味として楽しんでいる立体もすごい♪
以前も、セロハンテープアートのニャッキをさりげなく載せたのですが・・・・。 テープアートは進化しています!!!
そして、花丸君の作った動物園がこちら。
左上から下へ順に ぞう:キラキラしている部分と、ビニールテープの部分がきれいに分けられています。象牙はもちろん白!! カメ:水の上で泳いでいます。甲羅には模様も入っていておしゃれです。 ヒョウ:黒いビニールテープで模様をつけています。表情もかわいいです。 たこ:口が長く、今にもスミを吹きそうな躍動感があります。 コアラ:2匹のコアラ。つながっていますが、2匹を一緒に作品にできることがすごい。 カニ:これが一番初めの作品だそうで、のびのびと広げるツメが素敵です。 ゴリラ:まだ顔をつけていませんが、態勢がすばらしい。そして、シルバーバック!!
そして、私の一番胸がときめいた作品はキリンです。
青いテープで、模様を表現しています。 茶色いテープではなく、青いテープで作ったことで、色も生え、きれいに見えます。 写真は横にして撮りましたが、しっかり立ちます。 しかも大きい!! 40センチくらいはあるのではないでしょうか。
動物の本を見ながら、自分で工夫を凝らし、 イキイキした動物たちが次々と生まれていきます。
そして、寝る時は、これをベッドサイドに並べるそうです。
何より、創作活動をしているときの表情がいい!!
この趣味をずっとずっと大切にしていって欲しいなぁ。と思います。 いつか、花丸君の描いた絵画もご紹介できたらいいなぁ♪
まほろ
|
Posted by
サポートネット
at 13:16
田中康雄先生の講演会がありました [2018年09月20日(Thu)]
2018 年自閉症・発達障害支援セミナーが始まりました。 今年のテーマは 「発達障害のある人が自分らしく生きる社会を目指して」 です。 そして第1回は、9月17日(月・祝)。 北海道から田中康雄先生が来てくださいました。 先生のテーマは「自己理解の心構え」です。 ずっとずっとお呼びしたかった田中先生。 いろいろな場所で田中先生のお話を聞いたことがありますが、 関わった事例の話は、とても聞きやすく、とても参考になります。 前日に、先生の事例のお話が好きだということをお伝えしたところ、 たくさんお話をしてくださいました。 笑いあり、涙ありのお話、本当にありがとうございます。 先生のクリニックは「こころとそだちのクリニックむすびめ」です。 「生活のむすびめを探す」という言葉に納得。 たくさんの方々とのむすびめを探すお医者さん。 クリニックのネーミングもとてもいいなぁ。と改めて思いました。
受講者の感想を少し紹介します。
☆生活障害という言葉がいいなと思いました。 何に困っているのか、どんな支援が必要かを考える事の必要性を改めて感じました。「丁寧に生きる」という言葉をかみしめたいと思います。
☆先生のように、親にも子にも寄り添ってくれる方がいてくれて、お話が聞けて良かったです。田中先生のような先生が増えてくれるといいですね。本当に。
☆親の気持ち、子供の気持ちを客観的な視点から見つめ直すことができました。
☆笑いも絶えず、本当に面白い2時間でした。先生の考え方や思いが本当に伝わって来て、聞きたい「話」を聞かせていただいた気持ちです。ぜひ、またお話を聞きたいです。
アンケートにはたくさんの受講生の方より、 「また田中先生のお話しが聞きたい」 と書いてありました。
普段のお仕事も多忙ながら、北海道胆振東部地震があり、 さらに大変だった中、来て下さり本当にありがとうございます。 また、いつか先生のお話を伺える機会を楽しみにしています。
当日、会場で北海道胆振東部地震への募金を募ったところ、 29,300円集まりましたので、被災地にお届けしたいと思います。
皆さまご協力ありがとうございました。
ちなみに本にはサインもいただきました。 「支援から共生への道U」 読んでいて、心が温まる本です。 サポートネットの天空図書にございますので、みなさんご覧ください。
まほろ
|
Posted by
サポートネット
at 20:40
進路先を見に行く! [2018年09月15日(Sat)]
本日、宮城教育大学付属特別支援学校(略して付特)の文化祭、「ふとくまつり」があります。
先日のプリズムセッションでの一コマ。
中3君「僕、今度の土曜日にふとくまつりに行きます!!」
それまで、中3君の進路の中には、あまり付特はありませんでした。 なぜなら、公共交通機関の利用が少ないから。 (地下鉄1本はつまらないそうです) できれば、そこそこ遠い学校に行きたい希望があります。 きっと、高校生になったら、友達と一緒にバスや地下鉄で♪という気持ちがあるのかと思うのですが、 あまり本人に理由をつきつめても苦しくなってしまうので、 “行きたい学校は自分で決めること” という約束の元、行く可能性がある学校をいろいろ見学してきました。
ちなみに、高等支援については 「寮生活の中で、好きなテレビ番組を見ることができるという保証がない。無理」 という理由で希望をしないそうです。
宮城県の特別支援学級の子たちは、受験できる支援学校は多くて2校。 女子は「いずみ高等支援」もありますが、男子は高等支援に落ちたら、二次募集の支援学校に行くのが一般的です。しかも片道1時間以上の支援学校が多いです。 あまり滑り止めという概念がないため、不合格が不安な子供たちは地域の特別支援学校を受けます。 ただ、こうやって「付特を見に行きます」宣言をするということは、付特にも興味がある証拠。 ちなみに、プリズムの同じグループメンバーには、付特の高等部に通う友達もいれば、高等支援に通っている友達もいます。
今まで、高等支援を受験のために、試験前に個別に勉強している友達を見ていたことや、受験に合格した後に「すごい!!がんばった!!」と言われている友達を見ていたため、 受験だから頑張らなくちゃ。という気持ちは高まっている様子も見えます。
本人からは、特に進路希望の話はあまり出ていなかったため、「ふとくまつりに行く!」と言ったときの笑顔がとても印象的でした。
宮城教育大学付属特別支援学校は、もし不合格だったとしても地域の支援学校を受験することができるため、受験したい気持ちがあるのであれば、応援したいです。 次に会う時に、感想を聞きたいと思います♪
まほろ
|
Posted by
サポートネット
at 12:36
9月のふわりは「療育や習い事について」 [2018年09月14日(Fri)]
Posted by
サポートネット
at 12:33
9月のふわり [2018年09月07日(Fri)]
北海道で大きな地震があり、ニュースの画像を見てその被害の大きさに驚き、心配をしています。 大阪など関西での台風による被害も報道されています。 安全の確保、少しでも落ち着ける場所の確保、食料や生活用品の確保など、簡単にできないことがたくさんあるかもしれませんが、 どうか少しでも、必要なものが手に入り、少しでも眠ることができますように、祈っています…。
今月のサロンのご案内です。
おしゃべりサロン ふわり 主に、幼児期から中高生くらいの保護者が集まっています。
日時:平成30年9月14日(金) 10:00〜12:00 会場:サポートネット 2階
テーマ:「療育や習い事について」 先月のふわりはお休みだったので、久しぶりの開催です。 発達障害のあるお子さんの保護者の皆さま、どうぞご参加ください。 お待ちしています。
◇おしゃべりサロンの参加費は、正会員 無料。 正会員以外の方は1回1,000円です。
◇お問合せ・お申し込みは事務局へどうぞ。 電話: 022−341−0885 メール:mddsnet@yahoo.co.jp
リボン
|
Posted by
サポートネット
at 09:00