わかんない!でも楽しい! [2018年06月29日(Fri)]
仙台も急に暑くなってきました。 来所するとまず「麦茶くださーい!」と言う虹っ子も多い今日この頃です。 今週の放課後等デイ虹っ子では運動課題をしています。 おたまを使ったボール運びです。 ついつい片手で落ちそうなボールを押さえてしまいそうになりますが、どのお子さんも夢中で記録にチャレンジ。 どうやらコツは靴下を脱いで裸足になり滑らないようにすることのようです。

全員が課題を終えた時間帯、あそびの部屋では集団でなにか面白いことが始まったようです。 スケくんとザウルスくんが課題の部屋に来て扉を閉め、大きな声で20数えています。 「もういいかーい」 「まーだだよー」 また大きな声で20数えます。 その様子を見ていた職員がスケくんに「何の遊びをしているの?」と尋ねると、とびきりの笑顔で「わかんない!でもすっごく楽しいんだよ!!!」 その答えを聞いたザウルスくんも「そう!楽しいんだよ!」と笑いながら言い、今度は二人でぐるぐる回りながら20数え始めました。 「もういいよー!」を合図にあそびの部屋に入る二人。 どうやらあそびの部屋にいた虹っ子たち全員で宝探しゲームをしていたようです。 何人かで一緒に遊んでいる姿はよく見られますが、その場にいた全員で遊ぶことは珍しいことです。 しかし、楽しければよいというわけではありません。 楽し過ぎてテンションが上がり、思わぬ行動をとってしまうこともあります。 「宝探しゲームはこれで最後にするよ」と予告したり、「次はブロックをしようか」と静的な遊びを提案したりするなど、支援者は配慮が必要となってきます。 楽しさの共有を大切にするために支援者のすべきことを、虹っ子たちを見ながら考えていました。
うさこ
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サポートネット
at 10:06
すぽっと140号です [2018年06月25日(Mon)]
今月も、会員有志の方と、会報誌すぽっとの発送作業を行いました
作業に参加する人同士、顔を合わせれば、何気ない日常の会話も弾みます♪ そして1部ずつ、封入・のりづけ作業を行いました。
 さわやかなグリーン色。

すぽっとは、会員の皆さまをはじめ、関係各所にお届けしています。 エル・ソーラ仙台、エル・パーク仙台、中央市民センター他、市内の主な施設の情報コーナーにありますので、手に取ってみてください。
今月号も、どうぞお楽しみに・・・☆
リボン
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サポートネット
at 11:21
育ちに合わせた(ヘビ) [2018年06月22日(Fri)]
以前、ご寄附いただき記事にもなっている「にじいろのへび」ですが、様々な楽しみ方が生まれているのでご紹介です。
「にじいろのへび」はプレイヤーごとに交互にカードを引き、『頭』『胴』『尾』の3種のカードをセットにしてたくさんのへびを作るゲームです。

まずはルールを理解することから。色を合わせる基本ルールだけでも…?

「こうか!できた!」「上手だね〜。次は先生がカードを置くから待っててね」 ルールを楽しみながら覚えつつ、交代で何かをすることを経験できます。
次は小グループでへびをつくる内容にトライ! 「どんどん長くなるよ!」「もっと伸ばせるかなー」「ぼくは短いのができた」
 みんなで協力しながらゲームを楽しみます。
真剣勝負がしたい!という要望もあります。 「今日、学校スゲーつかれた」「そうか、お疲れ様だね〜」 「先生、隙あり!」「うわっ、話聞いてたら取られた!」 ゲームで遊ぶことが会話のきっかけになることもあります、意外な本音が出てくることもあります。
50枚のカードがたくさんのコミュニケーションを育んでくれています。
みずがめ
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サポートネット
at 15:22
負けるのがいやだから [2018年06月21日(Thu)]
今週の放課後等デイ虹っ子の設定課題はiPadのアプリを使ってゲームをしています。 「今日の課題は何?」とのぞきに来たリルくん。みんなでゲームをするよーと伝えるとみるみる曇り顔に・・・。 「・・・ぼく、負けるのがいやだからやらない」 リルくんに見るだけでもいいよと誘い、職員がゲームをやってみると興味はある様子。 やってみたいな、でも負けるのはいや・・・リルくんの葛藤が続きます。 迷った末、リルくんはゲームに参加しました。 リルくん、オセロくん、職員二人で5・6回ゲームをしました(今回の課題はすぐに勝敗のつくゲームです)。 リルくんが勝ったり、オセロくんが勝ったりの展開でしたが、リルくんの悲しい顔は1度も見られませんでした。
勝ちたい、負けたくないという気持ちの強いお子さんは多くいます。 すぐに勝敗のつくゲームで負けを悔しがる間を開けずにどんどんゲームを続けたり、負けそうになったら「もうやめます」とみんなに伝えてからその場を去らせたりと、遊びたいという気持ちを大事にしながらゲームの場に慣れさせていくのも余暇支援の役割です。 もちろん、「やらない」「見ているだけ」という選択もあります。 遊び方、気持ちの伝え方をお子さんたちと一緒に考えていくことを、これからも大切にしていきたいと思います。

うさこ
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サポートネット
at 10:29
さっきはごめんなさい [2018年06月18日(Mon)]
支援学校に通っているアマサワ君(仮)は、スケジュールをとてもよく読みます。 スケジュールプリントの遊びの欄を空欄にしていて、そこに遊びたい内容を課題前に書きこみます。遊びの時間は20分。早く課題が終われば、遊びの時間が長くなります。
前回は「ウクレレ」、その前は「ようかいウォッチ」と、本人の指さし選択のもと、後藤が書きこんでいたのですが、今回は違いました。
器楽の本を見ながら(ヴァイオリん ゆみ こやで)20分と自分でスケジュールに書きこんだので、
「こやで?」と聞くと、
「こうやって」と言いながら、弓をひく姿をジェスチャーで教えてくれました。 アマサワ君、2,3語文で説明してくれます。
以前は、プットイン課題のビーズを全て机に並べたり、 文字を書く課題では、プリントの白いところがないくらいに字を練習したり、 提示した事以外に時間を取られることが多く、課題時間の長さに遊び時間が減ってしまうこともしばしばあったのですが、 課題のスケジュールの中に、遊びの内容まで入れてから、課題時間が飛躍的に短くなりました。
そんな中、自立課題のキューブパズルの見本(完成図)を後藤に差し出します。 「見本はいらないの?じゃ、おわりかごにいれておくね」と言うと「ちがう」っと。
とにかく、見本が要らないというのはわかったので、受け取ると、納得してパズル課題に取り掛かりました。
なぜ、見本を置いておいたかというと、キューブパズルは6面あります。 見本がなかったら、6面全部作らなければ終われない気持ちになるかと思い、これは時間がかかるかもしれない! そっと覚悟を決めていたのですが。 キリンをささっと作るとあっさり終わりかごへ。
想定以上の課題の進度に、ヴァイオリン遊びがしたい熱い想いを感じます。 なぜ、現在ヴァイオリンが好きなのかというと、今お気に入りのアニメが「耳をすませば」だからだそうです。 後藤の持っているウクレレに、棒(弓がわり)をあててヴァイオリンに見立てて遊びます。
そんな中、iPadで感想を書き終わったあとに、違うプリンター設定のままプリントアウトをしようとしていたので、
まほろ「ごめんなさい。設定違かったので、直していいですか?貸してください」 と言ったら怒りだし・・・
まほろ「ごめんなさい。でも直します」 と半ば強引にiPadの設定を直したところ、「だーーめーー!!」バシッ!!と腕を叩かれました。
アマサワ「いたい。せんせ びょういん」
と言っていましたが、 まほろ「痛くない。でも、仲直りしたい。謝ってほしい」
と言うとスルー。
まぁ、プリンター設定が間違っていたのは、後藤のミスだしなぁ。 ということと、止めて欲しい行動には基本的に過剰反応しないことが望ましいので、そのままスルーして次の予定に進みました。
その後、ヴァイオリン遊びと妖怪ウォッチで遊んでいたアマサワ君。 そして、帰る前におやつを選んでいた時のことです。
アマサワ「せんせ、さっきは ごめんなさい」 まほろ「うんうん。これで、仲直りね」
と冷静に言いつつ、心の中で『さっきはごめんなさいって、ずっと謝りたかったんだな』と胸が高鳴っていました。 その場ですぐ謝れなくても、落ち着いたら言える。 人に、謝ることができない子に対して 「落ち着いてから言えばいいよ」「お手紙に書いて渡してもいいんだよ」 と、他の人に謝る際のアドバイスは、今までいろいろしてきましたが、 自分からごめんなさいが言えるアマサワ君が一段とかっこよく見えました。
最後に、アマサワ君がぬりえをしたヴァイオリンです。

まほろ
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サポートネット
at 21:26
災害に備えて [2018年06月15日(Fri)]
6月14日に旭丘小学校区の防災避難所運営訓練があり、今回初めて私たち職員も参加してきました。
もし災害が起こったときのサポートネットの指定避難所は旭丘小学校になります。 避難所が開設された場合、私たちも町内のみなさんと同じように避難所を利用させていただく可能性があります。そのときにどう動くか、5月末にまず職員で事業所内の一時避難場所や避難経路など非常時の動きについて確認しました。そして、今回の訓練では避難所でどんな過ごしかたができるか、さまざまなことを想定しながら参加してきました。
訓練には100名以上の町内の方が参加していました。中総体の振替でお休みだった台原中学校の生徒さんも10名ほど参加しており、簡易トイレの組み立てをしてくれました。その後、日本赤十字社宮城県支部の方がお見えになり、胸部圧迫法の体験をさせていただきました。
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頭部から胸部までの人形を使用し、胸部圧迫の方法をわかりやすく教えていただきました。 「仙台市は救急車を要請してから到着までに平均8分30秒かかります。その間、他に助けてくれる人がいなければ、あなたが胸部圧迫を続けなければならないのです」という言葉に、頭では納得しつつ、でも実際は大変の一言。今回は5分間、胸部圧迫を続ける練習をしました。私は最後までなんとか続けることはできたものの、終わった後に手首が痛くなりました。本当に人でやるとなるともっと力がいるとのこと。人命を助けることの大変さを改めて実感しました。
![securedownload[1].jpg](/mddsnet/img/securedownload5B15D-thumbnail2.jpg)
他には発電機を始動させたり、非常用水設備の使用方法を確認したりと、町内会や市民センターの方が中心となり、みなさん真剣に参加されていた姿が印象的でした。
いつ起こるか予測ができない災害に備えて、これからも事業所内で避難訓練や防災グッズの整備などを欠かさずに続けていきたいと思いを新たにした訓練でした。
クローバー
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at 13:51
友だちとのやりとり [2018年06月15日(Fri)]
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at 12:35
かっこいいプリント [2018年06月14日(Thu)]
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at 18:47
全力のゲーム [2018年06月09日(Sat)]
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at 09:22