あかぐみさん がんばれー [2018年05月31日(Thu)]
今週の放課後等デイサービス虹っ子ではモビールを作っています。 てるてるぼうず、にじ、かさの台紙から選び、マスキングテープやペンでカラフルに飾り付けをしています。 台紙は子供たちに選んでもらっていますが、てるてるぼうずとにじが人気のようです。 見本通りに作るお子さん、芸術的作品を仕上げるお子さんと出来上がりはいろいろ。 型紙は同じでも見ていて楽しい作品が毎日誕生しています。
さて、虹っ子での遊びで人気のあるプラレール。 先日、プラレールで2車線つくりそこに沢山の電車を走らせて遊んでいるグループがいました。 遊びはどんどん発展していき、線路の周りには小物が置かれストーリーがあるようです。 その様子をじっと見つめていたチェアーくん。 チェアーくんもプラレールで遊びたいのかな…と思い、さりげなく彼の前に簡単な線路を作り電車を走らせてみましたが、そちらには興味がない様子。 するとがんがん走る2車線の電車を見ながら、「あかぐみさん、がんばれー。しろぐみさんもがんばれー。」と応援を始めました。 もうすぐ運動会を控えているチェアーくんは、走る電車の応援あそびを楽しんでいたのです。 プラレールひとつとっても、線路を作る、電車を走らせる、小物を並べる、電車を眺めると遊び方はいろいろ。 子供たちはいつも楽しみ方の多様性を教えてくれています
うさこ
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サポートネット
at 10:01
空のツールご紹介 [2018年05月28日(Mon)]
昨日の会員総会では、すべての議案が可決承認され、会が無事に終了しました。 皆さまにご協力いただき、本当にありがとうございました 後日、議事録等でご報告いたします。
今日は、JDDNETから素敵な冊子が届きました。 ANA「そらぱすブック」こども編・おとな編
飛行機の利用について、手続き方法や機内での過ごし方など、事前に見ることのできるANAオリジナルのパンフレット。
空港や機内の写真もあり、事前準備から出発・到着までの流れが簡潔で、子供が読みやすいようにまとめられています。 サポートネットで閲覧ができますので、ぜひ手に取ってみてください。
ANAのサイトでは、動画「そらぱすビデオ」も観られます。https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/share/assist/support/disorders.html
サポートネットでは今月の会報誌すぽっとで、JALの取り組みについて取り上げました。 JALプライオリティ・ゲストサポートのサイトはこちら↓ https://www.jal.co.jp/jalpri/handicap/intellectual.html
JAL「スカイちゃれんじ」のパンフレットがダウンロードできます。 こちらも、事前準備から出発・到着までの流れがよくわかります。
自閉症・発達障害のある子供たちは、いつもと違うこと・未経験のことなどで、必要以上の不安などからSOSを発することもありますが、事前に見通しが持てることで、安心して落ち着いて過ごせる場合がたくさんあると思います。
これからも、分かりやすく、安心できるツールがたくさん増えますように!!
リボン
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サポートネット
at 15:54
はい、ひょっこりはん♪ [2018年05月23日(Wed)]
今週の放課後等デイ虹っ子の設定課題はウレタン積み木。 日頃運動課題で登場する用具ですが、今回は純粋に積み木として活用しています。 制限時間内に好きなように積んだり、タワーを作ったりして楽しんでいます。
「高〜いタワーを作ってください」と伝えると、歓声ポイントが3つやってきます。 まず自分の背を超えたところで「やった、高くなった!」 次に天井に届きそうになるとバランスをとるのが難しくグラグラし始めるので「うわ〜、そっち押さえて!」とこれまた一騒ぎ。 そしてハイライトはタワーを倒す時 ウレタン製なので体にあたっても痛みはありません。 ただ、急にやると周りの人がびっくりしてしまうことから職員のカウントダウンで倒しました。 テンションが上がってくるとフライングもありそうですが、みんなルールをしっかりと守っています。
積み木と写真を撮ることを伝えると、なぜか窓を作りそこから顔を出す虹っ子が続出。 「はい、ひょっこりはん」 のフレーズが毎日聞こえてきます。
うさこ
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サポートネット
at 18:04
「いつまで」「どこまで」「またできる」 [2018年05月22日(Tue)]
Eテレ『ピタゴラ装置』ファンが多い虹っ子たち。 先週の放課後等デイ虹っ子では「ピタゴラボール」という新しいアプリのゲームを楽しみました。 虹っ子の設定課題でiPadのゲームを取り入れる時の目的はいろいろとあります。 iPadの操作に慣れる、ゲームを楽しむ、場合によっては決められたところまで進んだら(または決まった時間で)やめる等々。
今回のピタゴラボールはみんな集中しすぎてやめられないかも…と思っていましたが、ほとんどのお子さんがすんなりとやめることができていました。 今回の課題は新しいアプリの紹介。 もっと続けたい人は遊びの時間に別のiPadでもできるよ、事前に伝えておいたことがよかったのかもしれません。 「いつまで」「どこまで」やるのか。 また遊べることはできるのか。 予告と安心感がゆとりをうむのだなあと改めて感じました。
うさこ
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サポートネット
at 17:42
カラオケの選曲から感じたこと [2018年05月20日(Sun)]
プリズムでは、利用者の中高生が集まってゲームをしたり、カラオケをしたり、ごはんを食べに行ったりする「サークル」という活動があります。
先日のサークルはカラオケでした。 サークルを始めて3年目。 かつてはカラオケで何を歌おう・・・と悩んでいたメンバーも
「今日はこれを歌おう!!」と決めている様子が見られます。
中でも、高校生になったエスタさんの選曲にびっくりしました。
ほぼ英語。しかもしっかり歌えている!! これは練習したに違いありません!!かっこよかった!! そして、披露してくれたことが、なんだかうれしくなりました。 エスタさん、学校で英語をしっかり学んだことはないはず・・・耳がいいんだなぁ。。 ローマ字も去年の4月時点で獲得していなかったことが分かったので、好きなスポーツ選手をローマ字で書くという取り組みを始めました。 取り組みを始める際、覚えることができるのかと不安そうでしたが、一緒に記憶力の良さを確認し、やり方や1日の学習量を決めると、真面目なエスタ君は毎日練習をしました。
エスタさん、かなり早い段階で 「自分は特別支援の中では優等生。でも一般にいったら、かなり厳しい」 という事を自覚していましたし、中1になったときにプリズムを利用すると決めた際
「きっと、エスタさんは特別支援ではきっと困ることは何もない。だからこそ、プリズムでは普通級の子たちばかりのグループに在籍しませんか?」 とお誘いしました。 何故なら、支援級在籍の子たちのグループは、積極的だったり、提案に沿って活動したりするのですが、普通級の中学生は必ずしもそんなことはありません。
反抗期真っ盛りの子たちはとてもクールです。 基本無表情。返事が無いのはOK。イヤな時は「は?」「無理」と一言で返してきます。 エスタさんが、はじめてそのグループに在籍したときは
「なんか雰囲気が・・・・(汗)」 とも話していたのですが
「これが、普通級の中学生の一般だよ。でも、トラブルないでしょ。ここのメンバーは超クールだけど、お互いに非難しないし、口出しもない。安全な関係ができていると思います。この空気は学校にも放デイにもないと思うんだ。もし、もっと元気のいいグループに在籍したいと思ったら、特別支援学級メンバーが多いグループはあるからね」 と伝えたところ
「ここにいたい」と。
先日、自閉症スペクトラムについての話を個別でしていたときにも
まほろ「ねぇ、サークルには自閉症スペクトラムの人どのくらいいると思う?」 エスタ「俺だけ。みんなちゃんとしてるから。あのメンバーに自閉症はいないと思う」 まほろ「みんなちゃんとしてるよね。実はほとんどみんな自閉症スペクトラムだよ。」 エスタ「えっ?!?!」 まほろ「エスタさんのイメージは、自閉症と知的障害が両方ある人のイメージだね。自閉症スペクトラムと知的障害は違うし、サークルのメンバーはみんな穏やかで自分らしく生きているから立派に見えるよね」 エスタ「自閉症って、ぜんぜんわからないんだ・・・・へぇ・・・・」 まほろ「エスタさんも、他の人から見れば全然わからないと思うよ」
プリズムの活動の中で、障害について触れることはほとんどありません。 障害告知が全員終わっていて、その話をしたいグループのみ、話題になることがありますが、プリズムには発達障害の診断のある人も、ない人もきているため、障害の話にはなりません。 それはエスタさんにも伝えていますが、ここまで「他の人に障害はない」と思って通っていたのか!ということも、その時に知りました。
エスタさんは、きっといろいろな思いを持ってプリズムに通っているのだと思います。 かつてはアニメの主題歌を多く歌っていたのですが、学年を重ねるごとに、最新ランキング曲や英語の曲に移行していく姿から、なりたい自分に進んでいる頼もしい姿が見えました。
選曲から、いろいろな思いが込み上げてきました。
まほろ
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at 10:27
もうすぐ総会です [2018年05月18日(Fri)]
昨日から雨が降っています。 気温の変化も激しいこの頃ですが、小学校では、今月末の運動会に向けて練習に励んでいる子供たちも多いようです。 大型連休が終わって、平日の生活パターンが戻り、子供たちも保護者の皆さんもそれぞれがんばっていることと思います。
サポートネットでは今月末、年に一度の通常総会を行います。 会員の皆さまには、先日資料をお送りしました。 前年度の活動内容、そして今年度の活動計画。ぜひ、資料に目を通してください。
総会では、移転プロジェクトの報告も行います。 旭ヶ丘の写真を見ていただけるように投影もしますので、どうぞ見にいらしてください
団体の活動目的に基づいて、これからも自閉症スペクトラム・発達障害に関わる事業活動を続けていけるよう、皆さまからご意見などいただきたいと思います。 多くの方のご参加をお待ちしています
賛助会員の方は、議決権はありませんがオブザーバーとして参加ができますので、どうぞお越しください。
なお、正会員の方で当日参加できない場合は、同封の委任状(ハガキ)を郵送してください。 総会の成立には、正会員の3分の1以上の参加(委任を含む)が必要です。
委任状のハガキは、来週23日(水)までに郵送またはご持参ください
皆さまどうぞよろしくお願いします。
リボン
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サポートネット
at 09:49
今日のおしゃべりサロン「ふわり」は・・・ [2018年05月11日(Fri)]
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サポートネット
at 12:30
もうすぐ母の日 [2018年05月11日(Fri)]
今週末は母の日ですね。 虹っ子の取り組みを紹介しましたが、プリズムでもカードだったり、プレゼントだったり、お手伝いの練習だったりと、母の日に触れています。
そんな中、中学生が来所時に大きな袋を持ってきました。 中学生「買い物してきた!」 目がキラキラしています。とても嬉しそう。
何を買ってきたのか聞いてみると
職員「わぁぁぁ!!!これは、お母さん喜ぶね!!」 中学生「うん。喜ぶ。僕のお金で買ったからね。大事なので机の上に置いておきます」
どこかドヤ顔にも見えるその表情がとても誇らしく見えました。
もう一人、エピソードをご紹介したいと思います。 母の日カードは別に作成していたので、iPad日記でお母さんへの想いをつづってもらおうと、ひな形にこのようなものを準備しました。 (ひな形があれば、沿って書くことができます。ないと、独自のストーリーが展開されます)
ふせんに 「美人」 「かわいい」 「まじめ」 「世界一」 「かっこいい」 「いい香り」
ここから、「あなたのお母さんはどんなお母さん??」と選んでもらったところ、まずはじめに「かっこいい」を手に取りました。
もう一つ、選んでもらうと「まじめ」。 さらに、美人にも手をかけたので
「まじめじゃなく、美人にする?」
と聞くと、「まじめ」と言って、ひな形に貼っていました。
お母さんは、かっこよくて真面目なのだそうです。 たしかに♪
母の日の準備は、とても子供たちが生き生きします。
普段、なぞり書きで文字を書く子も「自分で書きたい」と、視写で書く姿があったり、 割と普段雑に文字を書く子が、とても丁寧にメッセージを書いたり、 頑張りたくなる姿がまた素敵です。 お母さん大好きが、あふれる活動でした。
まほろ
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at 11:14
お母さんのいろ [2018年05月09日(Wed)]
今度の日曜日は母の日 今週の放課後等デイ虹っ子では母の日カードを作っています。 折り紙に苦手意識を持っているお子さんは多いものです。 ちなみに私自身も決して得意なわけではなく、折り紙の本を片手にした子供たちから「これ折ってください」と言われると途中で「う〜〜〜ん」と固まってしまうことがしばしばあります。 子供たちが取り組みやすく、分かりやすい手順書とはどういうものだろうと相変わらず試行錯誤の日々です。
工作が好きなブルーくん。折り紙も得意です。 手順書を見ると「ああ、これ鶴折りと同じじゃん」と早くも全体像をつかんだ様子。 選んだ折り紙は黒のグラデーション。さて、折りましょうとなった時「あ、ちょっと待って。やっぱりやめた」とブルーくん。 何をやめたのかと見ていると、折り紙を選び直していました。 手にとったのは赤のグラデーション。 花になる部分を折りながら「だってこれお母さんにあげるやつだから」と折り紙を変えた理由を教えてくれました。 「プレゼントする人のことを考えて色を選べるって素敵だね」と伝えると、「おれが赤やピンクの折り紙を使うのは、お母さんとおばあちゃんにあげる時だけだから」と話していました。
ありがとうの気持ちをこめたカード。 相手のことを想像しながら作ったカード。 子供たちが作ったカードを見ていると心がぽっと暖かくなる、そんな毎日です。
うさこ
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サポートネット
at 10:28