認定NPO法人 [2015年03月27日(Fri)]
 初登板のひよこです。今日はまじめな話です。いつもまじめじゃないわけではありませんが、「認定NPO法人」について書きたいと思います。
みやぎ発達障害サポートネットは、2015年3月26日、仙台市より、特定非営利活動促進法(平成10年法律第7号)第44条第1項の規定による認定特定非営利活動法人として認定をいただきました。
私たちの法人は、2010年に宮城県第1号として、租税特別措置法に基づき国税庁官より認定を受け、活動を続けてきました。 当時、認定取得に向け奮闘されていた事務局の要のМさん。入社したばかりの私は、Мさんからたくさんのことを教わりました。多くを語られる方ではありませんでしたが、仕事をされている姿は、業務への取り組みはもちろん、企業とは違うNPO法人について、事務局の役割などを学ばせていただきました。私の基本スタイルは、ここにあるのかもしれません。
その後、2011年の法改正により特定非営利活動促進法に基づいて所轄庁(仙台市)が認定を行うという制度が創設され、今回はこの新制度へのチャレンジでした。
1年以上かけて取り組んできたこの結果は、非常にうれしく、また職員一丸となり、ここまでがんばってきて本当に良かったと、歓喜、歓喜でした。
認定NPO法人になるためには、運営組織及び事業活動が適正であり、公益の増進に資するものについて、一定の基準(PSTテスト含)に適合する必要があります。
認定基準の一部(法45,59) (1)パブリック・サポート・テスト(PST)に適合すること。 (2)事業活動において、共益的な活動の占める割合が、50%未満であること。 (3)運営組織及び経理が適切であること。 (4)事業活動の内容が適正であること。 (5)情報公開を適切に行っていること。 (6)事業報告書等を所轄庁に提出していること (7)法令違反、不正の行為、公益に反する事実等がないこと。 (8)設立の日から1年を超える期間が経過していること。
そして、この制度は、NPO法人への寄附を促してNPO法人の活動を支援することを目的に設けられた税制上の措置として制定されました。 税制上の措置については、下記の通りです。詳細は最寄りの税務署にお尋ねください。
@ 個人が寄附をした場合 所得控除、税額控除のいずれかの控除を選択適用(措法41 の18 の2@A)。個人住民税の寄附金税額控除が適用(地方税法37 の2@三・四,314 の7@三・四)。
A 法人が寄附をした場合 一般寄附金の損金算入限度額とは別に、特定公益増進法人に対する寄附金の額と合わせて、特別損金算入限度額の範囲内で損金算入が可能(措法66 の11 の2A)。
B 相続人等が相続財産等を寄附した場合 寄附をした財産の価額は、相続税の課税価格の計算の基礎に算入しない(措法70I)。
認定NPO法人の認定は、NPO法人として適正に運営していくための1つのガイドラインとして捉えています。 認定NPO法人であること、それは、日頃より応援をして下さっている会員の皆様やご寄附をお寄せ下さる皆様の信頼に応えることにつながると考えます。
このことが、私たちが掲げる「あったらいいなを叶える」ミッション達成に向けた1歩につながることを信じて、今日からまた着実な活動をします。
ひよこ
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at 14:10
啓発デー企画 その2 [2015年03月23日(Mon)]
JDDNET(日本発達障害ネットワーク)より、お知らせです。 世界自閉症啓発デー2015・啓発イベントでは、自閉症や発達障害のある方とその家族への応援メッセージの投稿を募集しています。 世界自閉症啓発デー2015公式サイトの左側にある、“応援メッセージ” という黄色のバナーをクリックして進むと、メッセージの投稿ができます。
公式サイトはこちら↓ http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/
メッセージ投稿はこちら↓ http://www.autism.or.jp/cgi-bin/keihatuday-m/regist.html
投稿されたメッセージの閲覧もできます。すでに素敵な言葉がたくさんつづられています。 できることから少しずつ♪ ぜひ応援メッセージを送りましょう(^o^)
もう1件、宮城県自閉症協会さんから、世界自閉症啓発デーイベントのお知らせです。 4月2日、仙台市福祉プラザにて、DVD上映会が行われます↓
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***世界自閉症啓発デーイベントのお知らせ***
今年の世界自閉症啓発デーは、NHK厚生文化事業団からお借りしたDVDを2本と日本自閉症協会作成の「自閉症啓発DVD」を上映します。 お借りしたDVDの内容は、自閉症でコミュニケーションが苦手で上手く話せないけれど、パソコンや文字盤で思いを表現できる東田直樹君の養護学校中学部の時の生活を描いた「ボクの生きる“自閉症の世界”」。そしてわが子なりの自立の姿を、母親らの試行錯誤の子育てや周囲の人々との交流を通じて歩んできた様子を描いた「発達障害の子どもたち”自立”を目指して〜わが子と歩んだ20年〜」の二本です。東田君のDVDは以前、テレビ放映されたのでご覧になった方もいらっしゃるかと思います。「自閉症」という障害を知っていただけることが、宮城県自閉症協会の願いです。
日時:平成27年4月2日(木) 13:00〜15:00
13:00〜 日本自閉症協会作成・自閉症啓発DVD 13:30〜 「ボクの生きる“自閉症の世界” 東田直樹」 14:00〜 「発達障害の子どもたち“自立”をめざして 〜わが子と歩んだ20年〜」
・上映の順番が変更になる場合があります。ご了承ください。
場所:仙台市福祉プラザ ふれあいホール 2F (仙台市青葉区五橋2-12-2) 駐車場はありませんので、一般の駐車場、公共交通機関をご利用ください。
当日受付・入場無料
主催:宮城県自閉症協会 共催:宮城県発達障害者支援センター(えくぼ)
(問い合わせは下記へお願いします) 電話:080-3328-3802 address:m_autism@yahoo.co.jp
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at 12:10
修了証とセレモニー [2015年03月18日(Wed)]
学校ももうすぐ修了式。午前授業に入ったお子さんも多いようです。 今週の設定課題では虹っ子もこの1年を振り返り「修了証」を渡しています。 昨年はiPadを使って自分を撮った写真入り修了証を作りました。 今年はスタッフと「この1年で楽しかったこと」を振り返り、修了証に記しました。 課題の内容や好きな遊び、好みのおやつ等みんなの心に一番残ったことは様々で、改めて子ども達が虹っ子で楽しみにしていたことを知らされた想いです。

さて、月曜日のリョースケさんに続き、今日でボランティアのお姉さん二人が大学卒業のため虹っ子とお別れです。 水曜日のメンバーには先週から予告はしてありました。 すると、ノブナガくんとトシイエくんから「お姉さんのお別れ会をしよう!」とスタッフに提案がありました。 こんなサプライズ、大歓迎!すぐに全員に連絡、そして準備にとりかかりました。 お手紙を書く人、その場でコメントを言う人、ありがとうの伝え方はそれぞれ。 わいわいしながらも素敵なセレモニーとなりました。


子ども達の言葉を紹介します。 「ミトさん、チセさん。今まで遊んでくれてありがとう。社会人になってもがんばってね。 ずっと忘れないよ!」 本当に長い間ありがとうございました。 また会える日を信じさようならは言いません。どうぞどうぞお元気で!
うさこ
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at 18:17
啓発デー企画のご案内 [2015年03月17日(Tue)]
発達支援ひろがりネットでは、「入学・進学を迎える発達障害児の保護者のために」と題して、4月4日に講演会(世界自閉症啓発デー・発達障害啓発週間企画)を開催します。 今野和則先生による講演会「こどもの心によりそうこととは」と、グループワークでは高橋誠先生をお迎えして、新学期に向けての情報交換の時間を設定します(少人数での座談会のような形です)。 いろいろとお話しましょう。 ぜひご参加ください。
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発達支援ひろがりネット・発達障害啓発週間企画 「入学・進学を迎える発達障害児の保護者のために」
4月2日は、国連が定めた世界自閉症啓発デーです。 発達支援ひろがりネットは、当事者・保護者の視点から支援を考える宮城県の発達障害に関わるネットワークです。 どなたでも参加いただけます。みなさまどうぞ、ご参加ください。
日時:平成27年4月4日(土) 13時30分〜16時30分(質疑を含む)
内容:●講演会:「こどもの心によりそうこととは」 13時30分〜14時45分(質疑を含む) 講師:特定非営利活動法人子どもの村東北 村長今野和則さん ●グループワーク:「新学期に向けての配慮を考える」 15時〜16時30分 宮城教育大学附属特別支援学校 教師 高橋誠さん・今野和則さん
参加費無料・事前申し込み不要・当日受付です。
会 場:仙台市シルバーセンター 第2研修室 (仙台市青葉区花京院1−3−2)
主催:発達支援ひろがりネット ご案内チラシはこちら↓ 2015年ひろがりネット啓発デー.docx
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at 14:11
リョースケさんとの約束 [2015年03月16日(Mon)]
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at 20:41
新学期に向けて [2015年03月16日(Mon)]
金曜日のふわりは、小学生の母2名と高校生の母3名で、「新学期に向けて」をテーマにおしゃべりしました。
幼稚園・保育所から、小学校への入学。 大きな変化があるところです。 この日は主に、小学1年生の話題になりました。
朝の身支度。登校時のいろいろ。 学校に着いたら、靴をはきかえて、教室に入って、ランドセルをおろして、提出物を出して・・・。 ガヤガヤした中で、こなすことがたくさんあります。 そういう一連の流れに慣れるまで、子供たちは一人一人、がんばっていることと思います。 給食のシステムや学校行事など、1年かかってやっと、「学校ってこんなところ」…と、わかってきます。 長男・長女なら、親も1年生。 1年生はやっぱりたいへんですね。
特に通常学級では、1回の集団指導ではインプットされないことも多く、個別に声をかけたり、お家でも忘れ物をしない工夫をしたり、一つずつ説明を補ったり、サポートすることはたくさんあります。
「毎週、給食のエプロンを持ち帰ってくる」 という現象に、「なぜだ???」と疑問に思った母。 子供に聞いてみると「当番じゃないときも、持ち帰っていた」と分かり、何度か説明して、やっと通じた、と。 使っていない予備のエプロンがあって、そのお子さんは当番のときに「持って帰るように」と言われてから毎週、守っていたようです。
「ノートを1ページずつ、順番に使えないことがわかった…。」 というお母さん方は、ちゃんと工夫をしていました。 連絡帳も、各教科のノートも、次の日に使うページが開くように、表紙からまとめてクリップではさんでおくそうです 必然的に、使うページが開く状態。 教科ごとに、クリップの色を子供に選ばせている母もいました。いいですね!! 子供の意見を取り入れることは、とっても大事です(^o^)
集金や提出物があるときは、大きめのメモをランドセルのフタの裏に貼っておくとか、皆さんいろいろ工夫していました。 ある学校では、集金袋も連絡帳も、同じ袋に入れたまま提出する、というシステムになっているそうです。新1年生なら、とても助かると思います。
負荷が減ると、やるべきことに向かえる場面が増えてきます。 つまり、本来の力が発揮できます。
学校行事など、本当に新しいことがいっぱいある中で、がんばっている子供たち。 大人としてはゆったりと構え、時には走り回りながらも、一つ一つ、その子のペースに合わせてサポートしていきたいですね。
高校生の母からは、「春は毎年、緊張している」という声も。 大きくなっても、緊張はそれぞれあるし、困っていることもそれぞれ持っていると覚悟して、支えていけたらと思います。 そのために、 普段から親子の信頼関係が保たれるように、自閉症・発達障害の特性を考慮して、子供と関わっていけるよう、また皆さんと情報交換したいと思います。
ご参加の皆さんありがとうございました!
4月以降のサロンの日程は、会報誌やこのブログでもご案内しますので、もうしばらくお待ちください☆
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at 10:39
質問攻めのパティシエ [2015年03月13日(Fri)]
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at 09:51
おさるのてつぼう [2015年03月12日(Thu)]
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at 21:03