サークルクリスマスパーティー2024 [2024年12月25日(Wed)]
プリズムでは、中学生から卒業生を対象に月1回のサークル活動をしています。 予約制で、毎回5,6人が参加しています。 ゲームやカラオケ、外食などをするのですが、みんなが特に楽しみにしているのが「クリスマス会」です。
1人1000円程度のお菓子や料理を持ち込み、パーティーをします! 今年も、肉担当、おやつ担当、ジュース担当などメンバー同士で打ち合わせをしました。
感染症対策として、コロナ禍が落ち着いてからもバイキング形式で料理を出しています。 取り箸で、自分のお皿に取り分けて食べます。
料理を並べ、クリスマスの音楽を流すと… 一気にクリスマスの雰囲気に包まれます♪
ピザやナゲット、アメリカンドッグにお菓子もたくさん! 何から食べようか迷ってしまいます。
そして、今年はピザが3枚! やっぱりピザはクリスマスの雰囲気がぐっと上がります。 みんなの前に出した瞬間なくなるくらいおいしそうに食べていました。
そして、あるメンバーが「これ買ったんだ」と見せてくれた2025年のカレンダー。 大好きな電車のカレンダーです。 12ヶ月分の電車を嬉しそうに説明してくれました。
自分のお給料で趣味を楽しむ姿は素敵だなぁと思います。
今年も、食べて、飲んで、おしゃべりをして、ゲームをして、 盛り上がったクリスマス会になりました♪
ほたる
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at 10:50
反省シミュレーション [2024年12月24日(Tue)]
先日の懇談会の中で、「子どもに怒った時、反省しないし、いつもニコニコしていて反省しているように見えないんです」という保護者の方がいました。
ということで、中高生のグループで説教されているときの振る舞い方のセッションをしよう!と「反省シミュレーション」をすることにしました。
まず、怒られている時なにを考えてる?と聞くと、 「無」 「なにも考えていない」 「ゲームのこと考えてる」 ほぼ全員が、怒られている内容については考えていないことがわかりました。 こうなると、説教って意味がないんだなあと改めて思います。
「反省することよりも、反省しているように見える振る舞い方が大事なのです!」 と、反省しているように見えるポイントをいくつか伝えます。
○頭の角度は斜め下を向く(顔をあげろと言われたら顎を見る) ○笑わず無表情でいる ○部屋を出る時はルンルン感を出さず、トボトボゆっくり歩くこと ○「終わったー!」ではなく「すみません。これからは気を付けます」
反省モードに入ったら、YouTubeで説教している動画を流して、トボトボ歩いて部屋を出るまでをシミュレーションとしました。
ポイントを忠実に守り、動画が流れている間はななめ下を向いているみんな。 ただ、無表情を意識していることに笑いがこみ上げてくるメンバーも… 「笑っているよ!!」 と、伝えるとまた無表情を作り直していました。
そして大事な「トボトボ歩いて部屋を出ていく」 速く歩くとどうしても嬉しさがにじみ出てしまいます。
「ゆっくり!トボトボだよ!」 と、声をかけると… 全員下を向いて、1歩ずつゆっくり歩くことを意識して歩いていました。
反省しているように見えずに余計に怒られてしまうことがなくなったらいいなぁと願いながらセッションを終えました。 「反省しているように見せる術」を意識してくれたらと思います。
ほたる
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at 12:16
絶対音感!! [2024年12月21日(Sat)]
プリズムでは、多くのグループで「きよしこの夜」の演奏をしました。
後藤のイメージでは、「クリスマスに歌う」と言えば、「きよしこの夜」なのですが、子どもたちはそうでもない様子。 半数近くが知らないと言います。 しかし、音の数や曲の長さを考慮すると、演奏にはうってつけのいい曲です。
きよしこの夜は、ハ長調だと「ソーラソーミーーー」から始まります。 それが覚えやすいのですが、プリズムにあるミュージックベルには、高いファがありません。 仕方ない・・・。1音下げて・・・・「ファーソファーレーーー」。 これで、音域の問題はクリアになり、演奏することができるようになりました。
が、わざわざ黒鍵を使う音階で覚える必要もないので、 全てのベルに1音下げた音階を貼付け、シのフラットから始まるドレミファソラシドを作りました。
たいていの人は、難なく演奏ができたのですが・・・・・
「えーーー!!!ソじゃないじゃん!!これファだよ!!」と気づく子が・・・。
おぉぉ。絶対音感だっ!
保護者の方に言うと、「何も音楽勉強させてないですけど」・・・と。 耳がいいんですね♪
高校生の耳がいい子には 「移動ドになってます。気持ち悪いかもしれないですが、ハ長調の階名の方がわかりやすいので許してください!!」
と伝えたところ、「何調ですか?」っと。 「変ロ長調にしました」と伝えると、 「dur(ドゥア)?」と。 「はい。Bdur(ベードゥア)です」と言ったら「わかった」と納得してくれました。
特にピアノを習っているわけでもないのですが、なんと詳しい!! 彼は、耳で聴いたら楽譜に落とすこともできて、本当にかっこいいな。と思います。
多くの人は絶対音感すごいっ!!と思われるかもしれませんが、 音楽の授業中、耳障りな音がすごく苦しくなったり、 スポーツ応援中、応援歌の音程がだんだん下がっていくことで気持ち悪くなったり、 カラオケで音域が合わないなら音を代えれば喉の負担が減るのに、オリジナルのまま歌うことにこだわりを持って、喉を傷めたり、 よくあるのが、 「絶対音感あるなら、この音なに?」と、そこら辺の物音を聞かされて答えさせられたり。
音を聴き分ける才能があるからこそ、いろんなところに気持ちが持って行かれてしまい、 それはそれで生きづらいなぁ。と思うこともしばしばあります。
でも、生まれ持った才能!! いい音楽をたくさん聴いて、音楽を趣味の一つとして楽しめる人になって欲しいと願っています。
まほろ
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at 10:01
ふうせんおばけ [2024年10月29日(Tue)]
プリズムのグループで、ハロウィンにちなんだ「ふうせんおばけ」を作りました。
その名の通り、風船でおばけを作るのですが… 今回の風船は、丸いものもあれば長くくねくねした形になるものも用意してみました。
顔は、目のシールを貼ってもよし、自分で描いてもよし。 手と足はスズランテープをつけてもよし、自分で描いてもよし。 どんな風に貼っても何を描いてもOKな「ふうせんおばけ」です!
それぞれがイメージを膨らませながら、おばけを作っていきます。
くねくねの風船に目のシールをつけて、 蝶ネクタイを描いたり、「レインボーにする」といろんな色を使って模様を描いたり。
「くねくねがいい!」 と、作り初め剣のように戦い始めた子や、 「お散歩〜!」と、部屋の中を一緒に歩き回る子もいました。
丸い風船を使って、キリンとフグを描いた子も。 風船の丸さを活かして1つずつ体の模様を描き上げていました。
なんともアーティスティックな仕上がりです♪ 写真では伝わりきらないのがもったいないほどの作品たちばかりでした。
みんなの想像力が発揮されていた「ふうせんおばけ」でした!
ほたる
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at 17:51
スタバにお出かけ [2024年09月19日(Thu)]
中学生のブルー君と外出をしたときのことです。 今回は、地下鉄に乗って泉中央にあるスタバに行ってきました。
公共の場でのマナーを守ること、 本人の「やってみたい」を実現し、経験につなげることがねらいです。
当日を迎えるまでに、電車の乗り方のマナーの確認、外出の計画を一緒に考えました。
そして、当日。 なんだかいつもよりソワソワしているブルー君。
ですが、地下鉄の中でのマナーはばっちりです。 人を見すぎないことを意識して目線は上にずらしたり、話すときも小声で、隣に人が座ったら狭くないかを気にかけたり。 席が空くと、「座ったら?」と優しい一言までかけてくれました。
いざ、スタバに到着すると、 「スタバに来るの3年ぶりくらいなんだよね」 と、少し緊張した様子で話すブルー君ですが、注文するときの店員さんとのやりとりもとても落ち着いていました。
席に着いて、近況について語り合いました。 「俺の話題は出し尽くしたから、先生話題出していいよ」 とのこと。
ここ数年で、話の聞き方や相づちがとても自然にできるようになりました。 須田の話題にも、質問してくれたり、「〇〇なんじゃない?」とブルー君なりのアドバイスをくれたりしました。
時間も気にしながら「〇分になったら出る?」と、見通しを持って行動する姿や、 「ごみ箱こっちにあるよ〜」と、さりげなく誘導する姿。 終始優しさ全開のブルー君でした。
初めての外出でしたが、ブルー君の優しさに触れ、公共の場での振る舞いも身に付いていると感じた外出になりました。
また、一緒に外出の計画を立てたいと思います!
ほたる
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at 13:33
いろいろかき氷 [2024年08月09日(Fri)]
毎年恒例の、かき氷セッション。 昨年、新しくふわふわのかき氷を作ることができるかき氷機を購入しました。 「色違いのかき氷機買いましたよ!」という子もいました!
今年は「いろいろかき氷」と題し、 色を混ぜたらどうなるか?を考えながら、かき氷を作りました。
「赤と青を混ぜたら何色になる?」 「紫!!」と、自信満々に答える子どもたち。
シロップの色が変わることに、興味津々。 次は何色と何色なんだろう?とワクワクしている表情が印象的でした。
さて、今度は自分のオリジナルのかき氷を作る番です。 ガァーーーーっという削る音に耳をふさぐ子もいましたが、 視線は氷に釘付けです。
「レインボーにする!」 と、いちごメロンレモンブルーハワイの4色全部使ってカラフルにした子。
「下痢になっちゃうのが心配だから少しにする」 と、言いながらも「おいしい〜」と少しの量をおかわりした子。
「先生が作ったのと同じに作ったら食べられるかも…」という子がいました。 (かなり食べるものの種類が少ないお子さんです)
職員が見本用に作ったかき氷を見ながら、同じ色を同じ順番にかけていきます。 「とろとろになってきた」 溶けてジュースになりそうな氷。
「でもね、食べるところを見られているのが恥ずかしいの」 と、気持ちを話してくれました。
そのあと、簡易的なスペースを作ると、その中で一口パクッ! 食べたのは小さな一口でしたが、本人が満面の笑顔で「食べたよ!」と嬉しそうに話す姿はとても誇らしかったです♪
「やってみたい」「できた」 「食べてみよう」「食べられた」 が、積み重なった瞬間を見ることができたかき氷セッションでした。
↓いろんな色のかき氷ができました♪
ほたる
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at 10:20
親密度シート [2024年07月23日(Tue)]
中高生のグループで、「親密度シート」を作るセッションをしました。 相手との親密度によって、かかわり方や言葉遣いも変わるということを知るのがねらいです。
「お母さんに対してと、先生に対してって話し方変わりますよね?」 という投げかけからスタートしました。 この投げかけには、みんなも「うんうん。」と納得の様子。
今回作る親密度シートでは、 スキンシップ・言葉遣い・かかわる頻度・親密度 を、あらかじめ入力しておき、空欄になっている人物の欄に、それぞれの人物を自分であてはめていきます。
道ですれ違った人 同じクラスの人 趣味が合う同性の友達 担任の先生 好感を持っているが一度も話したことがない異性 家族 プリズムメンバー などなど… 13個用意し、14個目の空欄には自分の好きな芸能人を入れて考えることにしました。(キャラクターなどの2次元ではなく実在する人物で)
実際に入れてみようとすると、 家族と同じ親密度5の欄に、好感を持っているが話したことのない女子や好きなYouTuberをいれるメンバーが。 「スキンシップ○なのは、基本家族のみですよ〜」
かかわりなしのところに、プリズムメンバーをいれようとするメンバーも。 「えええ!プリズムで来たら話しますよね?」
と、どれに当てはまるか悩む姿も見られましたが、1個ずつ具体的なかかわり方を本人と話しながら考えるとイメージがつきやすいようです。
距離感のとり方は目に見えないからこそ難しいです。 そして、年齢とともに変わっていくことも知っておいた方がいいことの一つです。
具体的に分類したことで、実際のかかわる時のイメージにつなげられたのではないかなと思います。
ほたる
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at 10:33
えかきうた♪ [2024年07月09日(Tue)]
プリズムの低学年グループで絵描き歌を、メイン活動の前の導入として取り入れました。
今回のお題は「こぶたちゃん」です。 よく知られている絵を少しアレンジして、簡単なこぶたちゃんにしました。
このこぶたちゃん、何が描きやすいかというと… 構成されているパーツが、○と△と6なのです!
まずは職員が曲に乗せて描いてみます。 「まんまるちゃん〜まんまるちゃん〜まんまぁぁるちゃ〜ん♪」 豚の鼻ができ、目ができます。 さんかくちゃんは耳と口になり、ろくろくちゃんで手と足ができあがります。 (お手本みながらこんなに上手に書けた子も!)
できあがったこぶたちゃんを見つめるみんな。 「じゃあみんなも描いてみよう!」 職員の歌に合わせて、書き始めます。
何回も消しながらチャレンジしたり、歌を聴きながら自分の絵柄の豚を描いたり。 1匹書き終わったあとに、 「彼氏を描く!」と、もう1匹描いた子も。
絵を描くのが好きなグループでは、 △だけでロボットちゃんを描いたり、□でゲームのキャラクターを描いたり。 どんどん広がっていきます。
またまたあるグループでは、 自分で絵描き歌を歌いながら描いた子がいました。 「きりんのおじいちゃん!」
「まるかいて〜くろくぬって〜…ねずみの完成!」
など、いろんな歌が聞こえてきました。 他のメンバーがじっと見守っている姿にほっこりしました。
自分の中だけでなく、他の人が描いたイラストを見て想像力が膨らんでいる様子がたくさん見られた「絵描き歌」でした♪
ほたる
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at 10:30