親なきあと生活設計事業 [2022年10月27日(Thu)]
仙台市障害者支援課が企画している「親なきあと生活設計事業」。
ひきこもりや障害のある方が親なきあとも地域で安心して生活ができるよう、ファイナンシャルプランナーによる学習会・個別相談を行うそうです。
くらしについて・・・・食費や光熱費について・・・・貯蓄や保険金について・・・・。

学習会に参加されてから、個別相談を受けることを推奨されていて、各回毎月の市政だよりの発行に合わせて申し込みの受付を開始するそうです。 興味のある方は、こちらのPDFもご覧ください。 02_事業説明資料.pdf
まほろ
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at 14:35
ハートネットTV「“好き”を大切に〜発達障害の子育て〜」 [2022年10月11日(Tue)]
本日、NHK Eテレ20時〜20時半に放送される「ハートネットTV」のお知らせです。
今夜のテーマは、「“好き”を大切に〜発達障害の子育て〜」です。
(以下、NHKホームページより引用)
集団行動や感情のコントロールが苦手な発達障害のある子にとって“好き”に夢中になることは成長を促す大事な要素の1つ。さらに、発達障害を30年以上診察してきた精神科医・本田秀夫さんは「“好き”を大切に育てれば二次障害は軽減される」といいます。そこで、「数字」「道路」「ゲーム作り」が大好きな小学生たちの保護者が集まり、子育てトーク!不登校やひきこもり、うつ病などの二次障害を予防するヒントを探ります!
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信州大学医学部教授の本田秀夫先生もご出演されます。
子どもたちの「好き」を大切にすることが、どのような良い影響を生むのか。 実際に、保護者と子どもたちの体験談を聞くことで、家庭や支援の場で活かせるヒントが見つかるかもしれません。
ハートネットTVは、NHK+での配信、毎週水〜金に再放送も行われるそうです。
けい
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at 14:07
サンデードキュメンタリー【さやか星小学校】 [2022年10月01日(Sat)]
 先日、さやか星小学校プロジェクト運営チーム様より、法人宛にメールが届きました。
奥田先生の学校!! 想像するだけでわくわくします。
メールより引用させていただきます 【さやか星小学校について】
私たち「さやか星小学校」は、新たなインクルーシブ小学校を目指しています。
インクルーシブ教育と聞くと、障がいのある子とない子が共存するために、 できない子に合わせることで「みんな平等」を目指す学校なのではないかという イメージを持たれることも多いかと思います。しかし、我々が意図しているのはそうではありません。 すべての子どもたちは性格も違えば、なにを楽しいと思うのかという興味関心も違うはずです。 勉強に関してだって、国語が得意な子もいれば、数学が得意な子もいます。 だからこそ、みんな同じを目指すのではなく、子どもたちがそれぞれの個性を伸ばしながら、お互いをリスペクトしながら共存できる学校を目指し、そのための環境を提供したいと考えています。
私たちはまず、現状の教育をとりまく環境をもう一度見直し、様々な「あたりまえ」を変えたいと考えています。
それは、 @みんなが一律の授業を受けて一律の評価をされる A子どもたちの問題行動を減らす指導をする B子ども同士の人間関係を子どもの自主性に委ねる という3つのあたりまえです。
行動分析学の権威でありこの学校の理事長である奥田健次と、パフォーマンス・マネジメントやインストラクショナル・デザイン研究の第一人者である島宗理(法政大学教授)がタッグを組み、この3つのあたりまえを打ち壊すべく、カリキュラムを新しく構築しました。 独自に開発したデジタルテクノロジーのサポートによって作られる、一人ひとりの発達段階や学習進度に合わせたオーダーメイドの個別学習プログラムの提供と、一人ひとりの行動をしっかり見つめて導いていく行動分析学に基づいたプログラムの掛け合わせによって、子どもたちが得意を伸ばしながら、多様な子ども同士の関わりによって、相手を想いやる心を育むインクルーシブ教育を実現する小学校の実現を目指していきます。
一律評価・授業ではなく、発達段階・学習進度に合わせて「自分のペースで得意をどこまでも伸ばして」学べる環境。子どもたちの「問題行動を減らす」のではなく、「望ましい行動を増やす」という発想転換で、子どもにポジティブな変化が次々と生まれていく環境。「いじめ防止の3Rプログラム」を日本で初導入し、教職員や親が協力することでいじめを放置しない、生み出さない環境。そんな環境を整えることで、豊かな心と思いやりにあふれた、個性豊かな子どもたちが育っていくことを期待しています。
また、通常の学校カリキュラムに加え、長野県の豊かな自然に触れ、子どもたちが同士で農作業に取り組む授業や、学内に地域住民に開かれたカフェを設置し、教師の助けを借りつつ子ども自身が地域作物を販売したり、飲食を提供したりする場を設けることを想定しています。
私たちが期待する「子どもの将来像」とは、「積極性」「コミュニケーション能力」「リーダーシップ」「ユニークさ」「セルフマネジメント能力」を持つ姿です。 障害がある、ないに関わらず、すべての子どもたちがこの姿となり、将来輝く未来に向かっていくことを全力でサポートしていきたいと考えております。
さやか星小学校の情報はこちらからチェック↓ Twitter: https://twitter.com/sayakaboshi Instagram: https://www.instagram.com/sayakaboshi/ Facebook: https://www.facebook.com/sayakaboshi/ Note: https://note.com/sayakaboshi/
まずは、BSフジのサンデードキュメンタリーを見たいと思います。 10月2日(日)12:00~13:55
奥田先生の著書は、天空図書にもあります。
まほろ
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at 14:31
RPMの講演会 [2022年09月09日(Fri)]
以前、すぽっとでも特集したことのあるRPM(ラピッド・プロンプティング・メソッド)の講演会が開催されるそうです。

講師の鈴木麻子先生は、現在アメリカでRPM指導者として活躍されていて、「RPMで自閉症を理解する」と「RPMで自己刺激行動と問題行動に対処する」の訳もされています。
どんなに重度の子でも、自分の言葉があります。 ただ、それを証明できるのは「その子自身」です。
私も、話すことが難しいけど、キーボードで一生懸命思いを伝えてくれる子と接していますが、ゆっくりゆっくり紡ぎだす言葉に、 「教えてくれてありがとう」 という気持ちになります。 そして、それは、何年経っても毎回思います。
先日、一緒に勉強しながら、 「大化の改新は、知っていますか??」⇒『知らない』 からはじまり、
一緒にNHK for Schoolを見ながら、大化の改新を学びました。
その後、キーボードを使いながら、蘇我入鹿、中大兄皇子、租庸調などをタイピングするのですが、 その間も常同行動もあれば、声も出し続けていました。 離席することもありますが、最後には戻ってきて取り組みます。
その日の最後のまとめの問題がこちらです。 箱の中が、彼がタイピングしたものです。 (文字変換は、予測変換で出てきています)

「今日もたくさん勉強したねぇぇ!!!」と声を掛けた、その日の振り返りは
『きもちとてもさいこう』でした。
RPMは、「百聞は一見にしかず」です。 滅多に講演がないので、とてもいい機会だと思いました。 申込フォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf1ZfmivBR7OC5EUiqx38MzMpV0Z0Vb4SH12EMBy4yytCrccw/viewform
こちらはチラシのPDF(RPMの解説や、講師紹介もあります)↓ SCN_0029.pdf
まほろ
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サポートネット
at 09:52
TEACCH研修会の第3回目の研修会 [2022年09月02日(Fri)]
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サポートネット
at 19:00
思い込みってこういうことだなぁ・・・・ [2022年08月23日(Tue)]
先日、スーパーでチョコレートを買いました。 後藤は、甘い物が苦手なのですが、70%以上のチョコレートは好きです。
パッと表示を見て 「お。70%でタピオカ入り♪これいいね!」(甘くないタピオカも大好き)
と思い、かごに入れました。
そして、いざ実食。
タピオカ入りだから、噛んだら中に弾力のあるもが入っているのだろうと思ったのですが、入っていません。
ん?エラー? 2個目は、口の中で溶かしてみよう。
・・・・全部溶けます。
どうなってるんだ?? タピオカを全く感じない!!と表示を見ると
チョコレート ビター カカオ70%
と書いてあります。
あれ?タピオカどこ?書いてない??あれ??
どうやら、チョコレートがきれいな球体だったこと、 ビター カカオ を一気に読んで、タピオカと思いこんだんだな・・・と。 (反対から読んだらタビオカになるし・・・)
パッと見て、思い込みを起こし、期待だけあがり、間違えに気づいてがっかり。 久々にやらかしたなぁ・・・と思いつつ、 とてもおいしいチョコレートであることに間違いはないので、 失敗体験にせず、おいしいチョコレートを見つけたうれしい出来事にしようと決めました。
ぜひ、「ちゃんと読まないと!!」と責めないでいて欲しいです。 自分で気づいているので・・・

まほろ
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サポートネット
at 14:22
高校・高等専門学校の取り組みについて [2022年06月04日(Sat)]
明日、発達支援ひろがりネットのオンラインイベントがあります。
前回、2月にも「高等学校・高等専門学校の取り組み」についてオンラインイベントがあったのですが、その第2弾です。
令和4年6月5日(日) 13:30~15:45
◎全日制・定時制・通信制の高校、高等専門学校のヒアリング調査の報告 ◎東松島高校の取り組み ◎仙台高等専門学校の取り組み
について、お話がきけるそうです。
スキャンした書類 (4).pdf
参加方法は、そのままZOOMにアクセスしてください。
ミーティングID:829 5948 7626 パスコード:527052
当日の資料は、ひろがりねっとのブログにアップする予定だそうです。
高等学校や高等専門学校で学びたいという願いをもつ生徒の皆さまを励まし、高校進学に向けての学校選びに役立てば幸いです また、各関係機関のみなさんに、情報を提供する機会となり、高校教育と特別支援教育の発展に質することを願っています
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サポートネット
at 18:48
すぽっと発送のお知らせとTEACCH研究会 [2022年04月22日(Fri)]
本日、会報誌「すぽっと第169号」を発送しました。 今月は、「加藤潔氏のセミナーチラシ」や、会員継続のお知らせも同封しています。 ボランティアの方のお手伝いもあり、今年も無事に発送作業を進めることができました。
すぽっとでもご紹介したのですが、 「TEACCHプログラム研究会 東北支部」が発足しました。 東北でもTEACCHの学びができるということがとても嬉しく、 仙台でも、サポートネットを含め、各々でTEACCHが学べる場はあったのですが、 県単位の研究会はなく、学びたい方は各々関東に行っていたと思います。
TEACCHとは、1960年代よりアメリカ・ノースカロライナ州で発展してきた自閉症の人たちのための生活支援制度で、 自閉症の人たちに彼らを取り巻く環境の意味を伝え、意味のあるコミュニケーションをしながら、彼らとの共存世界を目指そうとするプログラムです。 (TEACCHプログラム研究会のHPより) サポートネットも自閉症の文化を大切にし、その子に合う環境づくりや、分かりやすい伝え方、保護者と一緒に考えるなどをTEACCHから学び、その考えを大切に活動しています。
この度、よこはま発達クリニックの佐々木康栄氏の呼びかけにより、 東北6県で1つの研究会として、動き始めました。
HPもかっこいい! https://teacch-tohoku.studio.site/
活動案内⇒セミナーの詳細と確認とお申込みへ⇒
といくと、「TEACCHの理念を東北で東北の仲間たちと」と題し、 各県の代表の方がお話をされています。 北部アーチルの蔦森氏も出演しています。
今年は、コロナ禍なのでオンラインセミナーが中心です。 第1弾は、「よこはま発達クリニック内山登紀夫先生」のおはなしです
5月15日(日)13:00~15:00 「東北から支援をひろげていくためにできること TEACCH Autism Programとは?」 申し込み↓ https://teacchtohoku20220522.peatix.com/view
 【チラシ】TEACCHプログラム研究会東北支部2022年度セミナー.pdf 定員100名なので、お早目にお申し込みください。 (締め切りは5月12日です)
Zoomの座学だけではなく、学び合える仲間を作っていきたいと思います。 各地のTEACCH研で行っている「地域での実践を互いに共有する機会を定期的に持ち、皆で励まし合っていく」が、東北でも根付きますように。
まほろ
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サポートネット
at 11:58
Fidget toy(フィジットトイ) [2022年04月21日(Thu)]
ハンドスピナーが流行った頃から、「手遊びトイ」が注目されています。 ストレス解消グッズ、暇つぶしグッズなど、いろいろな呼び方をされていますが、
私はFidget toy(フィジットトイ)の言い方が、個人的に納得しています。 「Fidget=そわそわ」ですね。
私がストレス解消という名前にしっくりこないのは、 「特にストレスがなくても手持無沙汰であれば、手は動いてしまう」 むしろ、解消というより、ストレス予防だなぁ。と思います。
さて。4月。 プリズムが初めて!という子も、多いです。 そんな中、プリズムファイル作りが毎年の恒例行事のようにあります。
見通しがつく子と、つかない子では作業進度が違いますし、 説明をしている間に、ファイルを完成させてしまう子もいます。 そして、そんなせっかちタイプほど、時間を持て余してしまいます。
スクイーズを貸していたこともありますが、 壊そうと限界まで握る子が多く、大人がハラハラしてしまい・・・・
ミニボールを貸していたこともありますが、 ついつい投げる子が多く・・・・
ハンドスピナーを貸していたこともありますが コマのように机の上で回すこともあり・・・・・うるさく・・・
フィジットキューブを貸していたこともありますが、 割とカチャカチャ音がして・・・・
(ハンドスピナーとフィジットキューブ)

ということで、こちら「プッシュアップ」を用意しました。(別名「無限プチプチ」)

昨年から取り入れていますが、種類や色を増やしています。
音が静か 触り心地がとてもいい 万が一投げてしまっても、怖くない 他のグッズよりも安価 消毒しやすい
小学1年生がいるグループでは、 その形に合わせて、 「ジュースを飲む真似」「アイスを食べる真似」「恐竜に先生の指をたべさせる」 など、それぞれのあそびをしたかと思えば、貸し借りし合う様子もあり、 なんともほっこりした空気感が生まれました。
集中しすぎないので、適度に先生の話を聞けているところもいいな。と思いました。
このブログをつけるために、Fidget toyをいろいろ調べていたら・・・・ もっともっと進化している!!! ハンドスピナーとプッシュポップが一緒になったり、アクセサリーになっていたり・・・・。
まだまだ研究していきたいと思いました。
まほろ
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サポートネット
at 12:44
いろんな曲を歌いたい [2022年04月13日(Wed)]
自閉症は同じが安心。と言いますが、 ふと、意外とカラオケはみんな毎回違うものを歌いたがるなぁ。と思いました。
イーグルス君は 曲を入れるごとに「これ、先生の前で初めて歌いますよね?」と確認します。 「前と同じ曲を歌ってもいいんだよ♪私は同じの歌いますね」と言っても、 「はい。同じのを入れてもいいというのはわかっていますが、僕はいろんな歌を知っているので」と言い、かぶらないように心がけていました。
クレインズ君は、 聞かせたい歌がある。と言い、私がその曲の感想メモを本人に渡して以来 「また、曲の感想を書いてください」 とお願いされるようになり、セッションのラストにYoutubeに合わせて 毎回違う曲を披露するようになった子もいます。
そんな中で、ブレイズ君は、サークルに来る度、毎回同じ歌を歌います。 そのアーティストが好きで、そのアーティストがかつてレコード大賞をとった曲を毎回かかさず歌います。 ただ、歌う前、歌った後に、なぜこれを歌うのかを説明し、 尊敬の念を持って、愛でるようにこの曲を歌うことから、 これはルーティンとして大切にしている曲であることがうかがえます。
ブレイズ君、それ以外の曲はいろいろなものを歌いますし、 かつて、プリズムに通っていた頃は、 「今度、これ歌おうかな」とプリズムに来る道中で聞いてきた曲を教えてくれたものでした。
カラオケは、その時に歌いたい歌があると思います。 若いうちは、いろいろな情報が入ってきますし、 その時に流行っている歌を歌いたいと思うのは極々普通のこと。 特に、歌のバリエーションが増えていくのは嬉しいことだと思います。
思えば、同じ曲を歌ったことがある。という子はいますが、 同じ歌しか歌わない。という子に会ったことはまだありません。

むしろ、いつも同じ歌を歌うというのは、 案外ハートが強くないとできないことなのかもしれません。
まほろ
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サポートネット
at 10:02