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妬み、嫉み、僻み [2023年11月15日(Wed)]
中高生と話していて、時々聞く言葉。

「楽しそうに話している人を見ると、イライラする」

クラスの人が楽しそうに話していると、そこに自分がいないことに心が苦しくなる。
そして、これは誰しもが経験したことがある悩みだと思います。

そして、そういう相談を聞くと、その段階まで来たんだな。と感慨深い気もちになります。

何も嫌なことをされてるわけではないのに、自分の心の黒い部分を感じる。
そんな自分は性格が悪いのかもしれない。
中には、「自分は腹黒い」と言い出す子もいます。

誰しも通る道でありながら、多くの人は隠す部分ということもあり、
その感情について、人と語る機会は多くありません。

妬み、嫉み、僻み。
・・・・漢字で書くと、普段使わない言葉だからこそ
「そう書くんだ・・・・。」と思ってしまうのは、私だけでしょうか。

「ねたみ、そねみ、ひがみ」です。

誰にでもある、感情です。
そして、そこから多くの人とのトラブルが生まれます。

先日も、高校生と感情の話になりました。
その高校は、茶髪どころか、ピンクやブルーの髪をしている人がたくさんいるそうで、
その友達が、男女仲良く話しているのを見ていると、心がざわついて仕方がないそうです。
イライラして、怒りたくなるそうで。

後藤「それ、うらやましいんだよね」と言うと、
高校生「ああなりたいわけじゃない!!」っと。
後藤「うん。きっとね。それを ねたみとか、そねみとか言うんだよ。
   その感情は、誰にでもあるし、うらやましいを超えたところにあるんですよね」

そして、意味を調べると

ねたみ=うらやましくて、憎たらしい
そねみ=うらやましくて、悔しい
ひがみ=ひねくれた感情。素直に受け取れない感情。

どれも似たような感情だけに、調べないとうまく説明できないのですが、
ことばが分かれているだけあって、少しずつニュアンスが違います。

高校生「そうか、これはそねみだ」

自分の感情に名前を付けました。
でも、その日以来、「学校で男女が話してるのを見るとイライラする」話は相談に出てこなくなりました。
そして、そねむくらいなら・・・と、自分から友だちに話しかけるようにもなったそうです。

「そねみ」のいいところは、普段あまり使わない単語のあまり、

「そねんでるねーー」と言うとちょっと面白い。
「ひがんでるねー」「ねたんでるねー」は、なんか悪口に聞こえます。

解決にはならないのですが、感情に名前をつけることで、ちょっと自分を冷静に見ることができるようになったのだと思います。

ちなみに、私はテレビを見ているときにあまりに美味しそうな食事が出てくると、チャンネルを変えることがあります。
あまりにそれを食べてる人がうらやましくて・・・・そねんでるんだなぁ・・・。
nigirizushi_moriawase.png
まほろ
Posted by サポートネット at 16:02
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