• もっと見る

地域教育に対する想い [2006年10月16日(Mon)]
Reunivは、今年の6月から、地域の児童館的なコミュニティスペースを運営しています。

名前は、PECO(ペコ)と言います。(People Enjoy Comunity Ogata)の頭文字をとったものです。(Ogataとは、オガタ通り商店街の地名)。

商店街にあった空き店舗を改装して、地域での教育が存在する場所を目指しています。


先々週の土曜日は、PECOに来てくれている子どもたちと一緒にホームセンターに行き、はめ込み型のカーペットを買いました。 土間の部分に敷くと、とても快適な空間になりました!

(今度また写真を撮ってアップしたいと思います!)



さて、今PECOに来てくれている子どもたちと僕たちの関係は、「ななめの関係」だといえます。

親や教師との関係が縦の関係、友達を横の関係とするならば、地域のお兄さんお姉さんは「ななめの関係」といえます。


「ななめの関係」による教育効果…


「ななめの関係」はとても楽です。

縦の関係にある「管理」や「指導」でもなく、横の関係にある「友情」や「人間関係」でもない『関係性』がそこには存在します。

アドバイスや助言が一番耳に入りやすいのも、ななめからだと思います。
案外目標になりえるのも、ななめが多いように思います。


そして、この「ななめの関係」による教育は、学校では難しいものです。
学校にある教育は縦の教育です。

「ななめの関係」は地域に存在すべきものです。





子どもたちが帰った後、PECOでは学生スタッフによる会議が行われます。

会議が終わると、学生スタッフはみんなでちゃぶ台を囲んで食事をしながらお酒を飲みます。
これがほんともう、楽しいんです!!


いずれは、今PECOに来てくれている小学生が中学生になり、そして高校生になっていく過程で、一緒にごはんを食べたり、勉強をみたり、進路の相談を受けたり…そんな繋がりを作っていけたら最高だろうなぁなんて思っています。そんな日を夢見ています。

また同時に、おじいちゃんやおばあちゃん、地域のおじさんやおばさん、子育てをしてるママ、パパにもPECOに気軽に来てもらえるようになったら…そんな『世代を超えた地域の繋がり』を作れたらいいなぁと思います。

そのために、頑張って戦略を練りたいと思います。

次は、「いかに地域の力をこの場所に取り込めるか」が鍵だと、最近edgeに参加してから思うようになりました。
今までは、自分たちが頑張らねばならない…とばかり考えていましたが、そうではなく、地域や社会のリソースをいかに活用するか、周りの力をどれだけ使えるか―という点に注力していかないとな…と感じています。

他人に頼ることが苦手な僕なですが、ここは越えなければならない壁だなぁと感じています。




将来的には

「毎週第二土曜はPECOに集まってごはんを食べる日」


例えばそんな日ができて、地域の人たちが食材を持ち寄って、20人くらいでわいわいご飯を食べたり飲んだりできたらいいなぁ。

そしてそこに教員志望の学生がいて、教員を目指す若者として人間的豊かに育っていってくれたらいいなぁ。

なんて妄想をしています。

ちなみに僕の行動力は、未来に対する妄想によって促進されています(笑)




「地域にある"ななめの関係"によって子どもたちが育まれる」

「街ぐるみ、地域ぐるみで教員志望の学生が育まれる」


そんな日を目指していきたいと思います!


トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
コメント
>さゆぺ

はい…ごめんなさい。。

なんか公衆の面前で叱られた気分…困った

Posted by:杉山史哲  at 2006年10月17日(Tue) 10:09
はい、また独りよがり。

ここで理想を語らずにみんなの前で語ってください。

みんなで決めた方向性を発表していく形にしてほしいな。

これからはチームでやっていくことを忘れないで。
Posted by:さゆっぺ  at 2006年10月16日(Mon) 23:54
プロフィール

杉山史哲@connectorさんの画像
杉山史哲@connector
プロフィール
ブログ
リンク集
https://blog.canpan.info/maypenlife/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/maypenlife/index2_0.xml