本日は「基礎から学ぶ!市民活動のSDGs」を開催しました。
SDGs推進のための課が創設された松江市と、当ネットワークが主催者となっての開催です。
市民活動団体、行政から16名が参加しました。
まずはじめに、松江市政策部SDGs推進課の岡田課長さんから「松江市のSDGs推進の取り組み」についてお話いただきました。
そして、講師としてお迎えした「SDGs de 地方創生」公認ファシリテーターでKiriN Design 代表の桐山尚子さんの講義&カードゲームでSDGs体験の時間へ。
クイズを交えながら「SDGsの基礎」をとってもわかりやすく教えてくださいました。
講義のあとは、いよいよ「カードゲームでSDGs」の時間
「NPO」や「市民」「行政」などそれぞれに与えられた立場から、人口減少がすすむある地域を持続可能な地域にしていくために、人やお金などの資源を使いつつプロジェクトを進め、「人口」+SDGsの主要な3つの分野「経済」「環境」「暮らし」のレベルをみんなで上げていく…というような流れです。
ゲームが始まった頃は、まず自分が何をすれば良いのかわからなかったり、後先考えず目の前のプロジェクトに手を出したりしてしまいます。でも、ゲームが進んでいくうちに、収益があがりそうなプロジェクトでも、必ずしもやるべきことではないという選択肢があることに気が付いたり、自分に無い資源(人やお金)を人と対話することで得られて、プロジェクトが実現できることがわかってきます。
最終的には、今までにないくらい優秀な結果だったようです
人口も倍増して、経済も安定して、環境もよくて、みんなの暮らしもすごく良いものになり、十分持続可能な地域になったとのこと。
もちろん、現実ではゲームのようにすんなりいくわけではありませんが
●自分たちの目の前のことだけを見ているとほかにリスクが及んでしまうこと
●自分たちが持っていなければ他に持っている人がいないか外に目を向けて声をあげること
●自分たちだけではできないけど、強みを出し合って協働すれば実現できることがあるということ
●今やるべきことは何なのか、より良い成果を出すためのプロセスの大切さ
などなど、気づきが多々ありました。
ゲームの最後には、今回の研修の振り返り&自分たちの団体でどう取り組むか、個人的にできることは何かを考え、グループで共有しました。
今日参加してくださった皆さんも、それぞれに気づきがあったと思います。
今回のような機会が市内で広がって、気づきを行動に移す人が増えていけば、きっとより良いまちになっていく気がした一日でした
また、ともに主催者である松江市のSDGs推進課の立脇さんと市民生活相談課の広瀬係長さんも最後まで参加してくださったこともとても嬉しいことでした
最後に、ひとことずつコメントをいただきましたありがとうございました!