2022年度パイプオルガン基礎知識講座シリーズ終了[2023年03月13日(Mon)]
今年1/28に開催予定だったオルガン基礎知識講座〔Vol.5はじめてのパイプオルガン《風の楽器の魅力と出会う》〕は、延期後、ようやく開催することができました。
延期前から申し込んでくださった方、延期後に新しく申込いただいた方など多数参加いただき、ありがとうございました。
今回は午前午後を通して天候にも恵まれた中、ステキなパイプオルガンがある松江カトリック教会で行いました。
メニューは、
♪音の出るしくみを知る
♪楽器の中をのぞいてみる
♪ミニミニ試奏体験
と、講師でプラバホール専属オルガニスト 米山麻美さんがナビゲート。
チラシ
〜午前の部〜
小学4年生から中学校3年生が対象で、主に小学校4年生から5年生の方が参加されました。
体験コーナーでは、参加者の皆さんは各自持が用意した曲を演奏されました。中にはプラバホールで毎年開催していたオルガン探検隊やオルガンコンサートにいらっしゃった方もおられました。講座の最後には、参加者全員に感想を言っていただき、熱心に参加いただいたことが伝わってきました。
〜午後の部〜
高校生以上の一般の方を対象にしたもので、多くの方にご参加いただきました。
午前と同じ体験コーナーでは、楽譜を用意して弾かれる方がおられたり、足鍵盤と手鍵盤をいろいろと弾いてみることができ、講師がレベルにあわせて様々に音を調整したりし、時にオーケストラのような響きを体験したりと参加者の皆さんは満足されているご様子。ピアノの鍵盤のタッチと違う感覚に驚いておられました。
講座の最後は、質問もたくさんいただき、米山先生が一人ひとり丁寧にお答えられました。
こちらも熱心な方が多く、とても嬉しかったです。
さて、今回で2022年度のオルガン基礎知識講座のシリーズはひとまず終了しました。
プラバホール以外の会場で、9月からスタートし、オルガンの構造と歴史や、国によって個性の異なるオルガン音楽を演奏とともに講師の米山先生がパイプオルガンの魅力をいろいろと紹介されてきました。
また、基礎知識講座の実践編では、パイプオルガンの電子モデル、電子オルガンで、ペダル鍵盤を使って、オルガンのオリジナル曲に挑戦していただきました。
講座全体を通し、様々な発見があり大変良かったです。
参加者の皆さまをはじめ、各会場やスタッフで支援されてきた関係者の皆様、お疲れ様でした。
そして米山先生、これらの講座を通して、今ある限られた環境の中で市民の方にオルガンをいかに身近に感じていただくかに尽力される姿に、敬意を感じます。
また同時に、改めてプラバホールのパイプオルガンの大切さを感じられずにはいられませんでした。
さて、今後の予定については、また詳細が決まり次第ご案内いたします。
またの機会までお待ちくださいね。
変わらずよろしくお願いいたします。
By S.M