地方議会におけるオンライン会議の可能性 [2020年04月30日(Thu)]

 ■総務省から地方議会への見解(助言)が通知されました 思えば1年前の今日は「平成」が終わる最後の日でした。大分「令和」にも慣れてきましたね。
本日、総務省自治行政局から都道府県及び指定都市とそれらの議会事務局に対して、地方議会(委員会)のオンライン開催に関する通知文書が出されました。コロナ対策として問い合わせが相次いだのでしょうが、オンラインでの会議(委員会)が成立しうることを示唆する画期的な見解です。 まだウチの議会からは何の音沙汰もありませんが、既に国や他の一般市の議会議員などが話題にしていますので、私の本文書の示すところを以下に書きます。 <総務省からのポイント> @地方議会の委員会の開催は「不要不急の外出」には該当しない Aしかしながら、ウイルス感染防止の観点などから必要だと判断すれば、必要に応じて会議規則を変えればオンラインでも委員会開催は差し支えない Bその場合、議事公開・本人確認・自由な意思表明・セキュリティ等に充分配慮すべし C本会議は地方自治法の定めに則り、議場に出席しないとダメですよ ・・・という見解だと思います。
■地方議会におけるオンライン委員会の可能性 これにより、委員会に限っては条件整備をした上でのオンライン会議を開催しても良いという、国からの事実上の「お墨付き」が与えられたと解してよいでしょう。 ここでのポイントは実際にやる・やらないではなく、国が‘やってもよい’という選択肢を示したことです。 民間企業の多くでオンライン会議が行われているのは言うまでもありませんが、今回は松戸市行政さえも既にWeb会議(10.1型タブレット×100台、回線経費込1400万円規模)で部長会議や感染症対策会議の運用が開始されています。個人的な感想として、一般にICTに弱いと言われる50代、60代以上でも使いこなせる事が証明されているのは頼もしい限りで、普段から職員にあれこれ言う議員が使えないなどと言っていられない時代が(文字通り)襲来したようです。私も既に10回弱程度ですがZOOM等を用いて会議していますが、慣れてくるにつれ、相手との会話のタイミングや発言の間合い等がこなれてきて、余計な時間が無くなり、思考の深まりすら感じています。 § さて、話を戻すと、オンライン会議を検討するにあたって、その議会でどのように検討が行われるのかが、民主主義の質そのものだと思います。 やる場合はともかくとして、やらない場合、まさか操作できないというような議員はいないでしょうが、「端末が揃っていない(→執行部は揃えて使っているのに!?)」・「運用ルールの整備が未定(→さっさとやれよ)」・「そもそも感染防止等の必要な理由に該当しない(→へえ、現状で充分なんだ!?)」等の判断とその内容(カッコは予想される反駁の声)によって、その議会の性質や特徴が浮き彫りになる事は間違いありません。 この機会に有権者の皆さんは、危機管理能力を推し量る一環として、議会(議長・副議長・議運はじめ議員全員、議会事務局)の議論のレベルが皆様の思う民意とどの程度一致しているかを知っておくことが有意義だと思います。 『検討スピードと、その判断根拠』 ・・・をチェックしてみてはいかがでしょうか。 まあ、危機管理能力の高い議員は既に自身の端末の対応状況くらいはチェックしているので、その辺の発言にも差が出ると思います。ご参考まで。
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山中 啓之
at 20:46 |
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【コロナ対策】松戸市の事業 [2020年04月28日(Tue)]
【重要】 松戸市のコロナ対策について今までブログ(ここ)で大小問わずに書いてきましたが、重要な情報さえも流れてしまうので、主なものをHP「山中放送局」にまとめました。しばらく置いておきます。
山中啓之HP↓ https://k-ji.jp/archives/4140※4/27時点の情報です。当然ですが、状況により市の対策も変化します。必要なものは必ず各人の行動の前に市に確認を取って下さい。 また、資料中のNo.及びページ数は未整理ですので気にしないでください。
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山中 啓之
at 23:57 |
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【速報】市立小中学校の休校延長が決定しました [2020年04月28日(Tue)]
【速報】前の投稿のエントリ中(18:01)に連絡が届きました。取り急ぎ。■松戸市立小中学校の5/31までの休校延長が決定!
 ■更に、放課後児童クラブ、病後児保育、一時預かりの休所期間についても同様!

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山中 啓之
at 18:26 |
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市の17億円独自策の概要 [2020年04月28日(Tue)]
■松戸市の独自策(17億円規模)の中身! 現在、県内2位のコロナ感染者数が出ている松戸市ですが、今朝の新聞各紙の記事をご覧になって市民からの問合せやご要望を朝から多く頂いておりますので、以下に市の取組みの概要を纏めました。尚、内容は予想通り、昨日の幹事長会議で傍聴した通りでした。 <ご注意>尚、情報は現時点のものです。コロナの拡大状況は日々刻々と変化し、それに応じて市の対応も当然ながら変化します。中には詳細設計の段階のものもありますので確定ではない事もありえます。あくまで大局的な市の方針として情報をお読み取り下さい。 市の対策は主に5分野+その他で構成されていましたので、分かりやすく色分けしました。あくまでも「概要」ですので、後日、私のHPに詳細も作成中です。
【子供への支援】 ●今こそ!子どもたちと電話で話そう 小中学校、幼稚園、保育園、おやこDE広場等の子どもたちと電話での交流を行う 実施時期:連休明け頃まで ●学習環境の整備 @ 全児童生徒一人一人に向け自宅学習課題を郵送し、電話で学習状況を把握 A 6月末までに学校用パソコン約2,500台を自宅にネット環境がない児童生徒に無償貸与 ●困窮家庭の支援 準要保護児童生徒の休校期間中の昼食援助費を支給 準要保護に認定された児童生徒に対し給食費相当額を支給 ●保護者の負担軽減 ・放課後児童クラブ、小学校預かりの児童に昼食を提供(週2回、木曜、金曜) →4月30日から惣菜パン2個を5月末日まで各校に配送 ●一人で悩まないで!不安や悩みを抱える方へ 外出自粛・学校の休業等で子育ての悩みを抱える方に相談窓口を充実 @ 子育て世帯向け相談窓口の集約・発信 A 子育てコーディネーターによる電話相談開始 B 保育士が1ケ月以上欠席している子どもや保護者に電話 ●子ども食堂で食品を提供 現在、お困りの世帯に子ども食堂が必要な家庭に食品を渡していることを広く周知 ※直接の食事提供はなし ●自宅で過ごす子どもたちを応援 まつどDE子育て内特設サイトにて、市にゆかりある著名人のメッセージ動画を掲載
【医療関係】 ●オンライン診療の推進 ●ドライブスルー方式のPCR検査を実施〔4月11日〜実施済〕 車に乗ったまま採取する「ドライ ブスルー方式」を実施中 対象者 症状が軽く松戸保健所が検査を必要とした方 ※それ以外に市内医療機関において感染している可能性が高いと診断された患者の検査については準備中とのこと ●感染者数増加に対応した病床数の確保 ・松戸市立総合医療センター 新型コロナウイルス感染症の対応病床を35床〔8床(既存の専用病床)+6床(ICU)+21床〕確 保。今後も確保に努める ・千葉西総合病院 プレハブによる20病床の確保を5月中旬から運用開始予定 ●民泊・ホテルなど借り上げの推進 確保施設 民泊物件(9部屋)47人、宿泊費 無料(飲食代などは自己負担) ※ホテル、松戸競輪場選手宿泊施設等と協議中 ●マスクの配布 市内障害者入所施設、重度訪問介護事業所、医療的ケアの必要な児童の通所施設:14事業所に32箱配布 ●手指消毒用エタノールの配布 市が把握している医療ケア児(人工呼吸器を装着している児童・気管切開している児童)のいる54 世帯に手指消毒用エタノールジェルを送付
【各家庭支援】 ●一律10万円の「特別定額給付金」申請書の配布を4月28日(火)から開始、 連休明け5月7日(木)の早期支給を目指す 配布方法 ・申請書による郵送申請…4月28日(火)〜 市HPから申請書ダウンロード、本庁&支所の窓口にも申請書を用意 ・マイナンバーカードによるオンライン申請…5月1日(金)〜予定 ※準備が整い次第、申請書を全世帯に発送予定 ※特別定額給付金担当室を設置済 ●ひとり親世帯へ児童1人8万円の緊急支援給付金を支給 対象 児童扶養手当受給世帯(生活保護世帯除く)2,200世帯 金額 第1子に40,000円×2回=80,000円、第2子に20,000円×2回=40,000円 第3子以降に各10,000円×2回=20,000円/1人 ※5月下旬、8月の2回、子ども1人に8万円、2人に12万円、3人に14万円を支給 ●生活困窮者への市独自の貸付制度の設計に着手 国の生活福祉資金貸付制度の対象にならない方たちの救済をできるよう独自制度を創設 貸付額 20万円/人 事業費 2億円(20万円×1,000人) ●収入が減少した個人・法人の地方税や市営水道料金・下水道使用料の支払い期間を猶予 収入減少の基準を緩和し、運用 猶予期間 地方税…令和3年3月31日まで。上下水道料金…令和2年12月31日まで ●内定取消者や失業者を市職員として採用 募集 10名程度 任用期間 令和3年3月31日まで 勤務条件 給料(地域手当含む)170,390円、38時間45分勤務(1日7時間45分) 受付期間 5月8日(金)まで 人事課 047-366-7306 ●退職をよぎなくされたアルバイト学生を市の会計年度任用職員として採用 募集 10名程度 任用期間 3カ月 ※1日7時間勤務 時給 957円、社保加入なし 人事課 047-366-7306
【福祉・介護・子どもを支える人への応援】 ●感染リスクを抱えながらも働き続けている高齢者や障害者の介護及び子どもの保育等の支援に従事する事業所等に一律20万円支給 対象事業所 1,500施設(市内介護・障害者各サービス事業所、保育園・幼稚園・放課後児童クラブ等 を支援する事業所・施設 支給額 20万円 対象経費 対象事業所で働く従事者の慰労金や特別手当等を上乗せする経費 ●在宅で暮らす障害者等の安否確認 専門職による個別訪問等を実施し、緊急的な相談や必要な情報を提供する他、障害のある人の安心・安全を推進 ●外出自粛で懸念される高齢者のフレイル(心身の機能低下)予防強化 高齢者のフレイル予防強化のため、ヤマト運輸(株)とヤマトホームコンビニエンス(株)の 協力により、屋内・屋外で簡単にできる運動を紹介するリーフレットを市内の宅急便配達時などに 配布 対象 市内65歳以上の5万世帯(主に一人暮らし、夫婦のみ世帯) 配布開始 4月27日(月)〜※配布日数2週間程度
【事業者支援 】 ●売上減少の中小企業や個人事業者の緊急資金を援助 民間金融機関の窓口を活用、スピーディに資金が得られるようにする 指定機関での借入(上限1,000万円)に対し3年間、保証料や利子補給を補助 利子補給 3年間実質無利息 保証料 3年間実質無保証料 申請期間 4月28日より随時受付(セーフティネット保証3月分より遡及) ●テイクアウト等、売上の回復を図る事業を応援 テイクアウトやデリバリー事業など売上の回復を図る取り組み等に必要な費用を補助(1社最大100万円まで) ●中小企業経営者への相談支援体制を拡充 経営や資金繰り、融資等でお困りの経営者を支援 (例)行政書士など専門家による相談体制を拡充 ●収入が減少した個人・法人の地方税や市営水道料金・下水道使用料の支払い期間を猶予 収入減少の基準を緩和し、運用 猶予期間 地方税…令和3年3月31日まで。上下水道料金…令和2年12月31日まで 【その他】 ●市民も応援したい!コロナ対策緊急寄付を受けます 4月27日〜「コロナ対策緊急寄附」を創設 総務課 047-366-7305 ●新型コロナウイルス感染症で困ったことは、無料相談専用ダイヤルへ 無料相談ダイヤルを設置。聴覚に障害のある方や電話での相談が困難な方に専用FAXも設置 (問 0120-415-111、平日8時30分〜17時) ※ゴールデンウイーク中〔5月2日(土)〜6日(水)〕も受け付け) ●「助け合うまつど」医療従事者を守るフェイスシールドをボランティアが作成 総合医療センターに提供( 問 地域共生課 047-710-3200)。 ●フードドライブ 回収は市役所職員のみ対象。集まったものは子ども食堂を通じ提供 (地域共生課 047-710-3200) 。 ●WEB会議システムを本格導入 4月20日〜緊急時WEB 会議システムを導入し、部長会議や感染症対策協議で利用を開始。 ●21世紀の森と広場の入り口と駐車場の一部を閉鎖 ※今日のブログの別エントリに書いたため省略 ●千葉県の休業要請に従わない施設等に市からも協力をお願いします 特措法第24条第9項に基づき千葉県が休業要請を行っていますが、市内に一部ご協力頂けていない施設があります(例 パチンコ店)。県の自粛要請に市としても協力いただくようお願いします
以上
PS.緊急事態発令宣言の後ではありますが、時短をしながらも毎日、議会の控え室で仕事をしています。 昨日の会議で議事調査課長から「今後遅れる可能性がある」と言われた新聞各紙のクリッピング作業、今のところ大丈夫でした^^!これからも情報収集と市民の皆様への迅速な情報提供に努めます。※尚、市民力では「3密」回避策として会派内で時差出勤を心がけているため、議会棟に常時揃っていないことが殆どです。予めご了承ください。
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山中 啓之
at 17:07 |
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【コロナ続報】子育て関連 [2020年04月28日(Tue)]
■5月末まで市内保育施設の休園延長。 4月22日から保育施設での休園要請をしている本市ですが、国の緊急事態宣言が大型連休中に入ると対応に困難をきたす恐れがあるようで、国を待たず、今日、休園期間を5月31日まで円了するとの決定をしました。 ※保育料は登園自粛の場合、日割減額がされていますが、今回新たに「給食費」も同様に4月分から日割り減額です。 § 幼稚園と放課後クラブについては、小学校の動きを把握しないとと…いう事で後ほど情報が入る見込み。足並みがそろわないのは縦割り行政の痛いところ。しかし、私としては今回はひとまず市の判断を評価しています。続報も早く入るよう、要請したいと思っています。
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山中 啓之
at 15:30 |
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【コロナ関連】市の対応について [2020年04月28日(Tue)]
 ■21世紀の森と広場の入口・駐車場(一部)閉鎖について 「密」回避の為、5か所の入口のうち中央口以外は閉鎖となります。 中央口に隣接する東駐車場・東第二駐車場・森のホール地下駐車場を除く駐車場を閉鎖となります。 *期間*4/29〜5/6 なお、今後、密防止が困難と市が判断すれば「入場制限」もありえるとのこと。 上記写真の状況から、行政からも苦しい状況が伝わります。開いているからといって人が密集すれば危険度は高まります。状況に応じてスマートな対応ができるところを松戸市民(市外の方々もですが)の力で示しましょう。 下の写真も、ご参考まで。

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山中 啓之
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松下幸之助塾主への想い [2020年04月27日(Mon)]
■4月27日が来るたびに 本日は、私が議員になる前にお世話になった原点である「松下政経塾」の創設者(塾関係者は‘塾主’と呼びます)、松下幸之助氏がお亡くなりになった日です。 今でこそ新聞に目を通さない日はないものの、当時そんな習慣は微塵もない小学生だった私が、あの日だけははっきりと当時の新聞に塾主がお亡くなりになった記事がどの新聞にも大きく掲載されていたことを今でも覚えています。 § 残念ながら、私は塾主に直接お会いする事は叶いませんでした。しかし、塾主から直接薫陶を受けた諸先輩から厳しくも熱のある教えを頂き、その精神を継承しようと今も日々努めています。 塾主のエピソードを語らせてもらえれば、塾生・塾員はだれしも数冊の本が簡単に書けるでしょうが、私がその中でも特に勇気づけられたエピソードは、常に前向きで逆境を活かすことの重要性でした。 生まれつき病弱で体が弱く、親の事業失敗で小学校中退、若い時期に船から落ちて死にかけた経験など…普通なら諦めたり卑屈になってしまうような数々の障壁を好機と捉え、他人に頼る事を覚えたり、商人として自習自得するに至り、人情の機微を知る事に活かすその姿勢は、今の私にも大きな力を与えて下さいます。
松下政経塾政経塾に入らなければ、今の私はここにいません。議員として活動で来ているのも、もちろん、妻とも出会ってもいなかったと思います。未熟者の極みともいえる私が、色々な方に助けられて、支えられて、ここにいる。塾主のお陰です。そんな、本当に「運がいい」自分を自戒し感謝する日です。
・・・困難は続きますが、頑張りましょう。
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山中 啓之
at 02:50 |
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「stay home」に考えるよしなしごと [2020年04月26日(Sun)]
■最近のstay home中のアタマの中 最近は自由に体を動かすことも憚られ、室内に籠りがちなので頭の中を活発にせざるを得ません。そんな中で考えている事・思う事を2つ抜粋しました。 1.マスクの配布と供給について まだ届いていない例の「2枚のマスク」ですが、国会周辺ではマスクの話題に事欠きません。安倍首相が全世帯に2枚のマスク配布政策に対して批判があるとして朝日新聞記者が質問をした際、首相は「御社のネットでも布マスク3300円で販売をしておられた」と高額なマスクを引用して議論になり、実は150回も繰り返し洗って使える高性能マスクだと判明してSNSで炎上、製造元メーカーのある泉大津市長が官邸に直接出向いて持参されたマスクと共にその意義を説明する事態に至りました。 § 品薄になり店頭でマスクを見かけた事は一度もありませんが、チラシやネット広告で見かける限り、一般の不織布マスクは先週まで50枚で5千円程度と1枚100円前後が相場という認識でしたが、今朝の新聞広告で100枚6980円のを見かけました。若干相場が下がっている気がします。 今以上に大勢の感染者が発生しない限りは今後、各メーカーの増産努力により、徐々にですが廉価になってくるのかなと(100均マスクしか手に取った事のない私は)儚い期待をしています…。
2.歳費削減策の目的は こちらも国で議論されている話です。「歳費の2割削減」をすると国会議員が息巻いており今月27日にも法案が通る見込みですが、普段から「議員報酬を削減してでも政務活動費を充実するべき(理由:仕事している議員に必要な額を活用できるようにする為)」と考えている私ですら、この削減の目的は何だろうかと考えてしまいます。 多くの国会議員は「自ら身を切ることで、国民に寄り添う」とコメントしているようですが、年額で約310万円程度。歳費以外の文書通信交通滞在費・政党助成金・議員宿舎の家賃優遇など総合的に考えれば実態は3%程度の削減にしかならないとも言われています。 概算で、国会議員(約)700人×310万円=21億7000万円。 今回の約16.8兆円の第一次補正額に比べれば、財政的な影響は微々たるものと言わざるを得ず、これでは政治家のパフォーマンスと批判されるのは無理のない事です。 § 翻って松戸市議会。 「議員定数の削減」の理由の一つとして財政面への寄与が挙げられることがありますが、その際にも、議会の研修会で招いた講師ですら「財政削減という理由で定数を削減するのはいかがなものか」と、その影響額の小ささを指摘されていました。 折しも明日は幹事長会議があり、新型コロナウイルスについて今後の対応が話し合われる予定です。やる事は山積しています。しっかりと目的を明確にし、それに相応しい手段を講じる事ができるように注視したいと思います(私は傍聴ですが…)。
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山中 啓之
at 05:44 |
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【コロナ関連】ひとり親世帯への支援策 [2020年04月24日(Fri)]
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山中 啓之
at 12:30 |
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【速報】コロナ対策として、地方税の徴収の猶予について [2020年04月23日(Thu)]
■速報 本日17:26に市長から議会事務局を通じて報告を受けました。
 コロナの影響で事業等の収入に相当の減収があった場合には、写真にある地方税について無担保・延滞金なしで1年間の徴収猶予が設けられることになりました。 対象となる「概ね20%」の「概ね」という部分が個人的にはとても気になりますが。取り急ぎ。
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山中 啓之
at 17:57 |
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