志を高め合うin松下政経塾(2日目) [2017年11月16日(Thu)]
■志、発表。 遅くまで語り合い、久々に寮で1泊。 塾生たちと同じ早朝研修(体操・庭掃除・ランニング等)を受けさせてもらいました。 走ってシャワー後にやっと朝食。寮のご飯は美味いなあ(涙) 同志で同じ釜の飯を食べるという体験、卒塾した今でこそ価値が分かる気がします。2日目は高校生たちが見つめた自分の「志」を発表します。 医療が受けられない貧困な人を救う、自然環境を守る為の活動をする、音楽で人を楽しませる…等々。色々な想いが、飾らぬストレートな言葉で発されます。具体的な内容も多く、将来が楽しみです。打てば響く。 「志」。メンターを通じて、大人でもなかなか(しかも堂々と人前で)言えない人が多いのではないかな、とちょっと心配になりました。自分の意見や考えを言わないで生きて行く方が、批判されず‘ラク’ですから・・・でも、結局人と関わらずに自分だけ幸せにはなれません。 視野を広げて周りの人と共に豊かになろうとする姿勢に、非常に元気をもらいました!
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山中 啓之
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志を高め合うin松下政経塾 [2017年11月14日(Tue)]
■志を高める 松下政経塾のある教育プログラムに、塾生に交じってメンターとして参加しました。研修を通じて志を高め合う非常に有意義な内容でした。学生も大人も、年齢や続柄に関係なく志が高い人は高い事を再確認しました。 § 「志」? そう聞いても最初はなかなかピンとこない様子だった高校生達も、時間と共に徐々に吸収して成長して行きます。時に怒られ、時に励まされ、切磋琢磨し…私はそれを手伝う交通整理の役目。10人程度の小グループに分かれて素志を見つめます。瑞々しい感覚で意見交換。2日目は発表です。生徒も研修側も忙しい・・・。
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山中 啓之
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最近の政治(国政)に思ふ [2017年11月10日(Fri)]
■矛盾や不可解な気持ちは、当事者には分からない? 最近の国政は政治家の私からみても矛盾だらけだ。最近のニュースを見ると、民意が離れていくのは政治家(正確には影響の大きな政治屋)のせいだと思わざるを得ない。
1.自民党が野党の質問時間を従来の「2対8」から「5対5」へ縮小しようとしている。 選挙が終わるとすぐこれだ。勝者の「謙虚」さはどこへ。 考えは色々あるだろうが、民主党政権時にも自分たち(自民)は8割を要求し、実際にそうしてきた。ここにきて「人数に比例配分が平等」と言われても我田引水な態度にしか見えず、不審を抱く。自分たちが少数の時に言うなら‘身を切る改革’ともいえようが。 § 松戸市議会では、国会でこんな話が起こる前から遡ること数年。先駆けて、議運で一足先に代表質問の時間を会派一律120分から会派の人数比例配分に変えた。松戸市議会は情報公開や市民参加の点をはじめとして大幅に議会改革が遅れている事をしばしば指摘してきたが、一部で密かにこのような「先進事例」がある事をご存知だろうか。その先進さゆえに、私の頭では理解ができないものばかりではあるが。 当然、過半数の議員を擁する3大会派(自公系)が他の少数会派から分数をかき集める形で質問時間が増加され、他の会派は減るので猛反対した(事態を予見し危惧した私は当初から「それだけは避けて頂きたい」と主張していた)が、結局、そのように時間が増える会派の賛成数で押し切られた。いやはや。 今まで自分たちの先輩(主に影響力を持つ主体)が作ってきたルールで運営してきて、それを突然変更し「改善」と呼ぶならば、果たして先輩議員の諸氏はアホだったのだろうか。私はそうは思わない。立場を越えて、ある程度普遍的に納得できる度の高い運営基準を編み出してきたのではないだろうか。とすると、アホは誰か。会派の議員数を集められなかった議員たちなのだろうか? もとい、そもそもこういった‘変節’の合理的な理由はなんだろうか。話し合い(熟議)や民主主義、への価値が違うのかもしれない。その変節の理由すら説明されていないなら分かるすべもない。 国会を見て、他人事とは思えなかった。 ・・・あなたのまちの議会は、大丈夫だろうか?すぐにチェックすることを強くお勧めする。
2.希望の党の代表選挙に思ふ 希望の党初の共同代表選挙が行われているようだ(興味もない記事も目に入ってくるのはネットにはない新聞の良さでもあるの)。候補者の二人は改憲についての考えが(特に)違うらしい。 この勝敗には興味ないので情勢はどうでもいい。 ただ唯一、この記事から真剣に考えさせられた事が収穫であった。2つある。 @そもそも大方針において考えが違う議員が同じ党にいるとは、「政党」とは何ぞや。ということ。 A選挙時に有権者は会派や代表者選出については「白紙委任」で票を入れているわけで、この辺を解き明かす事が政治改革に繋がるのではないだろうか。ということ。
・・・念のため言うと、希望の党を責める意図は皆無である。@に関しては自民党など他の党でも見受けられることだし、Aに関しては有権者の問題でもある。 ただ、大事な事が都合よく議員や議会側の方にあると有権者は疑問を抱き、政治不信に陥ると言う事だけは真理だろう。 § もうかなり前の事だが、私は自分の会派から人が変更する時(抜ける時も)にはただの1人の事も隠さずに、むしろ詳細の内情を書いてきた。 これが斬新で奇抜な行為ではなく、ほんらいの政治の基本となる事を望んでいる。政策の考えは色々あっていい。ただ、判断に必要な最低限の基本情報の共有は、民主主義の根幹なのだと思う。 反論も賛意も、全てはそれからだ。 政治を死なせないために、今後も微力ではあるが、生きた言葉を吐いていこうと思う。
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山中 啓之
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特別講演「新しい働き方」inひがまつタウンカフェ [2017年11月09日(Thu)]
■いよいよ! 11月10日(金) (開場20時)20:15開演〜22時まで ひがまつタウンカフェにて 講師 松下政経塾36期(現役) 大久 拡 氏 無料(ワンドリンク制) お申し込みはメールにて。 席に余裕ある場合は当日も受付可
今の仕事や働き方に満足ですか? 終身雇用の終焉、価値観の多様化、少子高齢化、社会保障の変化…私たちは何を幸せとし、何を求めて「はたらく」のでしょうか。 新しい世代の台頭を軸に、これからの健康で前向きな‘働き方’を提唱します。 第二部では山中が後輩の大久講師に遠慮なく突っ込むコーナーを企画中(本人には秘密にしております)。
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山中 啓之
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派遣2日目in加賀市 [2017年11月07日(Tue)]
■加賀市へ健康事業を視察 呉から夜に移動して一路、加賀市へ。ここでは民間事業者(タニタ)の活動量計を使った健康促進事業を学びに行きました。
■実は運動不足な加賀市民!? 都会の方が運動不足かと思いきや、役所で説明を受けて初めて知って驚いたのが、加賀市民の実態でした。虚血性心疾患の死亡率が国や県より高い他、脳血管疾患の死亡率や、一人当たりの医療費も国・県レベル以上に高いのです。心疾患の背景にあるいわゆるメタボの該当者が多いとの事も報告されました。 この背景には、公共交通の便が悪く、車社会であることが挙げられています。車通勤などで歩く習慣が着いている人が低く、運動習慣も余りありません(スポーツをしている人の割合→全国:61.6%、加賀市39.5%)。まずこの実態がなんとも意外でした。
■「加賀市健康増進事業(KAGAタニタ健幸くらぶ)」 そこで加賀市では、活動量計を希望する市民に渡し(個人負担2000円、他1780円は市が補助)、登録しておくと首から下げておくだけで安保歩いたか(万歩計の機能)に加え、歩いた時間、1日の総消費エネルギー量、活動エネルギー量が分かるようになっています。これにより、歩かなかった人の生活習慣の改善を図るというものです。また、運動セミナーや食セミナーを開催し、集まる場所を設定したり(首都圏では分かりませんが、町会等が機能している地域には有用と思われる)、ヘルシーな料理教室を提供したり、実際に公的施設で調理して提供したりしています。 まだ7月に開始されたばかりの取り組みなので、活動量計の利用者数は現在約250名。これから増やしてゆくとの事ですが、課題として、やるほどにランニングコストがかかることや、成果が指標としてしっかり出るか等が挙げられていました。
■松戸より良いなと思ったこと 国の健康増進の旗振りにつられて各自治体が色々な事をやっている昨今ですが、松戸より良いなと思ったことは、松戸の健康マイレージのように金や物で人を釣っていないところです。確かに活動量計の補助は出しますが、決して個人の懐に入るものではなく、ましてや賞品などはありません。 医療費削減のためにお金をかけておきながら、(医療費等の)経費の比較検討も検証しない松戸市の愚策とは一線を画すところです。 健康のために不健康な事をやらない行政にしたいと思いました(無意識でも意識的でも怖いですね)。
■最後に 昨日の呉市も今日の加賀市も、議会改革が進んでいます。 どちらも議員個々の賛否公開は当たり前。呉市は委員会も中継しており、加賀市は全国4位の改革度(2016/日経グローカル)です。 偶然ですが、どちらの市も議会Facebookを持っており、視察後、私の知らぬ間に当日早速UPされていました!この早さも魅力です。 ※ご覧になりたい方は是非FBをチェックしてみて下さい(私のFBでもシェアしています)!
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山中 啓之
at 21:03 |
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一人派遣in呉市議会 [2017年11月06日(Mon)]
■強い議会を支える使える議会図書館 去年マニフェスト大賞を授賞した呉市議会(図書室)にお邪魔してきました。 厳密に言うと昨年の先進事例勉強会で一瞬だけ司書の方とお話する機会があったのですが、現地に着くなり私の名刺が置かれていてのっけから感銘を受けました(一年以上前の名刺って、なかなかすぐ出てこないですよね…思えば、その時点でその司書の方のプロファイリング能力を物語っていました。それを知るのは数時間後です…)。 ■議会図書室に来た事がありますか? 地方自治法第100条第19項で設置が義務付けられている議会図書室ですが、多くの議会では‘物置’や‘会議室’と化しているのが多くの議会の実態です(本を借りる議員も非常に少ないです。立ち寄った際には皆さんの議会の図書貸出簿をチェックしてみて下さい。そんなマニアックな市民がいるかは知りませんが…) 呉では議員の一般質問や政策形成を支えるために司書を配置し、レファレンスサービスを充実。市・県立図書館や大学図書館とも連携し、隣接する市政資料室の資料も活用してフルサポートです。 § 今回は(委員会視察等ではなく)1人で行ったため、ここどとばかりに質問時間を独り占めさせてもらいました。重森司書と事務局の方々は私が遠慮なく放つマシンガン質問の数々に丁寧かつ適切にお答え下さり、図書室を案内して下さいました。正直、今年1番の収穫の視察でした。知識に加え、私のような不躾な矢継ぎ早トークにも懇切丁寧に合わせて下さり、感謝の念に堪えません( T_T)。。 図書室充実の結果、いまや議員の殆どが利用し、更には執行部からのリファレンスにも応じているとのこと!!まさに、二元代表制における善政競争が展開されています。 PS.ここ、資料が充実しており、何時間でも過ごしたくなります。倍以上の人口を擁する松戸でもやるべきだと確信しました(まあ、当の議員のヤル気次第ですが…)。
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山中 啓之
at 21:41 |
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全日本大学駅伝から自治体経営を語るときに、ぼくの語ること [2017年11月05日(Sun)]
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171105-00010004-spht-spo(yahoo!ニュース(スポーツ報知)より) 今日の全日本で神奈川大が20年ぶりに優勝しました(観る時間はなかったけど)。 上の記事には『出雲を捨てて全日本取った』・『箱根も取る』と書かれています。かつての早稲田は大迫選手のような所謂‘スーパースター’を獲る傾向が強く、それに対して最近の青学はスターを育て、それが開花している気がします。 いずれにせよ「スーパー」のつくスター選手を擁するのは容易ではないので、強豪校に勝つために的を絞る戦略というのは確かに効果的だということを、神奈川大が証明してくれた。 翻って自治体経営。 私は、むしろ財源の厳しい自治体や人口の減少する自治体にこそ、行政の各事業においてもこの「選択と集中」が促されているような気がしてなりません。「選択と集中」と言いながら事業という名の「選択肢」だけ増やし続ける行政体は、今回の結果から学ぶべきだと痛感しました。 ■ この傾向の原因の1つに、東京マラソンがあると思います。 大学生が普通にフルマラソンを走る時代になりました。特にWMMのように大きな大会で勝てば世界中から注目されます。評価されれば、将来もより開けてくる。そして、学生が大人と肩を並べて勝負する時代になりました。 後生畏る可し。 先に生まれた者が、有能な後進を妨げてはいけない。これも、年功序列の行政組織や政界にも通用する大事な教訓だと思います。それは彼らの損失というより、社会の損失であるのだから…素直にそう考えることができる相応の立場の人が多くなれば、日本にも活動や希望が見えてくると、米国大統領来日に思いました。 ■ 話をスポーツに戻しますが、理屈としては分かるが、選択と集中してもそんなに理屈通りうまく運ばないのがスポーツの妙味もあります。 最近では青学が3冠達成を含めとにかく強いし、7年前の早稲田も3冠を達成しており、‘1つも捨ててずに3冠’を狙う(口ではそう言わざるを得ないのかもしれないが)大学もまだまだあります。
箱根に注目したい。 そんなことを考えながら、今夜どこでTBS21時〜「陸王」第3話を観ようか考え中。 まあ、とりあえず走りながら考えます。 おめでとう、神奈川大!
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山中 啓之
at 19:41 |
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公聴会を開催しました [2017年11月04日(Sat)]
■本日、公聴会を開催しました 本日、「新松戸7丁目と南流山地区への交通・接道」に関する公聴会を市民交流会館にて開催いたしました。 市が進めている計画(三地点同時の接続)についてそれぞれの立場の方々からご意見を伺いました。
冒頭に、私は何が何でも架橋に対して賛成/反対という意見ではないことを表明すると共に、過去の私の議会発言などを踏まえ、本郷谷市長からありました‘住民の合意が得られてから事業を進める’という点についてどう整合しているかに主眼を置いてご意見をお聞きしました。
主に神明堀接道に関する件を始め、様々なご意見を頂戴しました。なるべく発言機会が偏らないように進行させて頂きましたが、架橋に対する態度が明確な方々が多く、ご自分と違う意見に対して不規則発言やヤジを言われる方が出てくる事もあり、私は公聴会の主旨を踏まえて毅然と対応させて頂きました。色々な考え方があるのは結構なのですが、他人の発言中に迷惑を掛け続ける方には退出頂くとも言いました(結局、1人も退出を命じる事なく済んだのは、参加された皆様全員のご協力のお陰です)
今日得た有益な視点としては、まずは市長に真意をお聞きしたいと思ったところですが、住民合意の取り方についての考えを深めることや、(架橋賛成反対に関係なく)行政がタイムリーに情報提供を行うことで情報格差を少しでもなくしていく事が重要だと言う事です。 様々なご意見を頂いた皆様、本当にありがとうございました。 御希望の皆様全員から最低一度ずつ発言を頂くことができましたが、まだまだ多くの方がご意見をお持ちではと思います。個人的にでも結構ですので、引き続きメール等でも情報提供・ご意見がございます方はご連絡を頂けますと幸いです。
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山中 啓之
at 12:22 |
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