【幹事長会議】議長から関根ジロー議員に厳重注意 [2017年08月31日(Thu)]
■議長から関根ジロー議員に対して厳重注意
今日の幹事長会議で全ての定例議題が終わった後、深山議長から異例の発言がありました。 内容は議長から関根ジロー議員に対して厳重注意をしたとの報告。8月25日の千葉日報の件についての行動が問題視されました。 議長によると、なんでも関根議員がインターン生を使って全国的に調査をして、そのデータを記者に流し、それが記事にされたとのこと。そもそも個々の議員には調査権はなく、あくまでその議会の「議長」を通じて資料を求めたり視察に行くなどする(手続きは、議長の許可を得て議会事務局が実務をする事が多い)のが正式なやり方です。ゆえにインターン生を表立って視察に随行させたり、直接行政等に調査で問合せさせるのは不適切と判断されました。 更に、議員として得た情報を学生に渡したり、ましてやそれを外部に漏らしたとなると問題で、松戸市議会全体が「ああ、あの議会はそういうところなのか」と議会として資質を疑われるという指摘でした。彼と同じ会派(政策実行フォーラム)で過去に問題になった増田薫議員(組体操事故の件)にも触れられ、今回も注意をすることになり、各幹事長にはくれぐれも重々周知徹底をして欲しいとのことでした。 § それに対し、政策実行フォーラムの二階堂幹事長から発言があり、学生が関根議員の調査に関与していたという事実は認めたものの、 ・調査結果は学生も調査先から貰っていたこと ・自ら記者に売り込んでいない(記者が勝手に学生に取材してきた)こと を本人(関根議員)から事実関係として聞いていると報告したところ、議長や他の幹事長から、 ・そもそも調査結果を学生に持たせるのはおかしいだろう! (=議員が関係していなければ事実上入手していない情報である) ・情報の扱いについてインターン学生に徹底していない点は明らかに議員側の管理不行届きだろう! など、かえって関根議員の非を突く意見が返されました(ご尤もですが…)。 § 関根議員は私が例年実行委員を務めている「マニフェスト大賞」でも評価されたこともありその活躍に期待するところもあったのですが、授賞時にも様々な場面で学生を全面に出していた事が思い出しました。 今回、議長の厳重注意を受けて本人は大変恐縮していたとのことでしたが、幹事長会議でこのようなマイナスの話題になってしまうのは議会としてはもちろん、インターンを受け入れている議員やマニフェスト大賞に関係する議員全体のイメージ悪化が避けられず、残念です。私も学生インターンを受け入れることがありますが、基本的に情報の取り扱いには他者の迷惑にならぬように留意しています。また、過度に‘自分の手柄’を求めた活動に酷使させないようにも注意しているつもりです。 今や会派も違うので直接注意しづらいですが、他人の振り見てなんとやらとしたいと思います。余談まで。 |