6月議会が閉会しました [2017年06月30日(Fri)]
■議会後の活動@ごみ減量大作戦 昨日、6月議会が閉会。前はよく飲みに行っていましたが、最近はめっぽう弱くなり、代わりに議会を出た足で、連夜開催されている「ごみ減量大作戦」の説明会に行ってみました。 市内に2つあるクリーンセンターのうち1つが停止に伴い、他市に処理をお願いするため、紙ごみ袋を今も使っている近隣唯一の自治体・松戸市も、来年4月から紙のゴミ袋(燃えるゴミ)は使えなくなり、半透明のゴミ袋に統一されます。その上で、分別と減量に協力して下さい!という(一見‘お願い’の体をとっていますが)決定事項の一方的な通知が主な内容でした…まあ、仕方ない面もあるのですが。 減量策として、生ゴミの水切りや食べ物の使いきりなどが紹介され、新しく「雑がみ」という概念が出ました。再利用して資源ごみとして扱うことは非常に良いですが、面倒が市民全員に増えるので、そことの闘いです。 あと、現状ですらとても複雑なゴミ分別ですが、この分かりやすいアプリ(ここをクリック!)を使ってみたところ、非常に役立つだけでなく面白いので、オススメです。 また、市民からは「買い貯めした紙ごみ袋が使い切れない」「ウチの両親はもう高齢で対応が無理」という意見も多く出ました。この辺には丁寧に答えるだけでなく、丁寧に応える事が行政の役目だと思いました。 個人的には、増え続ける外国人にまず基本的な『分別』の概念を徹底して欲しいところです。ゴミはその街の民度を表していると思います。 ※【豆知識】おなじみクリンクルちゃん(緑)以外にも、写真にある黒とピンクのキャラにも名前がありますが、知ってます?・・・答えは議会報告会で!(笑)
■議会後の活動A一夜明けて市民活動 先日開通した336号線とR6号が交わる二ツ木交差点に大型家電量販店「Joshin」(ジョーシン)が本日OPENしました。朝、議案のUPを終えて事務処理へ役所へ向かう最中、案の定、前の道から駐車場までJutai(渋滞)を目にしました。渋滞の仲間入りしないためには車ではなくバイクか自転車、徒歩などで。これ、Joshiki(ジョーシキ)。 ※八ヶ崎の北部市場跡に大型S・Cができたら、と後学に活かしましょう!
PS.昼過ぎ、役所を出てまつど地域活躍塾の公開講座へ急いで向かう私の足を止めたのは、奇抜な格好の女の子(その場にいた職員に聞くと月野もえさんというアイドルのようです)。アイドルにとんと疎く、芸能人が近くにいても気づかない事が多い私ですが、変わった格好でとんでもなく古い型のゴーリーマスクで遊んでいたので、危ないから自分のアイスホッケーマスクあげようかと思ったら、なんでもその仮面をウリにしているそうです。へー、そうなんだ。ホッケーのイメージがジェーソンから脱却するといいな(古っ!)。
せっかくだから1枚…あっ!仮面とっちゃった。 (時間なく撮り直しできず!)
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山中 啓之
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【平成29年6月定例会】個々の議案等に対する賛否態度 [2017年06月30日(Fri)]
■賛否の公開、スピードUP中! 昨日閉会した6月議会の個々の議員の賛否態度を載せました。 こちら↓ http://k-ji.jp/
今回、議案数は少ないのですがいくつか見どころはあります。。。 詳しい解説は、議会報告会でお話ししますね!^^
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明日、最終日です [2017年06月28日(Wed)]
■明日の最終日に「追加議案」の予定 先日書いた病院の附属機関設置の件で昨日説明がありました。ここに来て突然の意義が不明ですが、明日の最終日(6/29)に上程&保守系の賛成多数で可決される見込みです。なんともバタバタしていますが、大切なことほど十分時間をかけずにサッサと決まってしまうようなところは国会と同じレベルですね・・・高いか低いかは市民の皆様が判断して下さい。
私は当日なぜこの時期になったのか質疑して、納得できなければ当然反対するつもりでおります。
明日追加&可決される見込みの議案です。 290629_追加議案(あくまで予定).pdf 条例の内容そのものよりも、なぜこの時期になったのか、なぜ今になってこんなことを言い出すのか、がポイントだと思います。新病院解説を12月に控えていますが、松戸市に病院を経営するのはもう限界に来ている気がします。市民の安全と健康を守りつつ、直営&一般会計から多額の繰り出しを重ねる既存の概念や方法にこだわらず、画期的な解決方法を模索することを、私は心から望んでいます。
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山中 啓之
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全ての常任委員会が終了 [2017年06月27日(Tue)]
月曜には教育環境、火曜日は私の所属の建設経済、それぞれ委員会があり、これで全ての常任委員会審査が終わりました。ダイジェストで振り返ります。 ■教育環境常任委員会 1本だけの議案(冷房に対象教室を追加するもの。全会一致で可決)よりも、4本の教育関連の請願に時間が割かれました。少人数学級を求めるものから施設充実というハード面まで様々。例年似た主旨のものが出されるので「メンバー(議員)は同じだから結論も同じだろう」という議員もいますがこれは的外れ。議会が自分たちで決めたルールに則って市民が請願件を使用しているのですから、失礼極まりない発言だと思います。 ですが、今回は若干内容も違いました。例えば30人以下学級から今回は4年生から順次35人以下学級を求めるように変更されるなど、歩み寄りが感じられました(賛成討論する予定です)。 ◆お誉めと受け取った発言 余談ですがフリートークでは共産党の2人に対してみのわ委員が発言の姿勢に対して指摘をしました。要は長く質疑のラリーが続いた事のようです。応じた平田委員は「2014年(まだ市民の頃)、この委員会を傍聴していたが、うつの委員も長く質疑していたが、他の委員からそんな指摘は一切なかったと記憶している」と反論。ついで平田議員は「(他会派の)山中委員も長かった」と加え、引き合いに出された私は横で傍聴していたのですが、ちょっとした周囲の視線(と笑い)が集中しました。・・・いえいえ、仰る通り。入念に審査した記憶がありますし、それが議員の務めだと思っていますので、お誉めに与り光栄です。 それにしてもフリートークのレベルはもっと上げた方がいいですね…請願の内容について活発になればいいのに。他山の石とします。
■建設経済常任委員会 3月末で閉場した八ヶ崎の松戸北部市場。跡地には既にショッピングモール計画が住友商事のHPにリリースされているようです。上手くいけば(?)これで映画館も松戸市に復活しそうです。 委員会の後に行われた協議会(傍聴者は残念ながら締め出されるので、配布資料を下に掲載)では検討中の報告がされました。警察と協議して右折道路などを検討中との事です。 執行部に聴いたところ、ショッピングモールは過去の建築実績にある「テラスモール湘南」に似たような外観になるとのことです。テラモは茅ケ崎市辻堂駅(松下政経塾の最寄り駅)にあり、事あるごとに使うので分かりますが、とにかく大きい。八ヶ崎跡地はそれほど面積は広くないですが・・・それでもこのタイミングで大型商業店舗ができるのは、松戸らしいと言えば松戸らしいですね。 当日配布資料はコチラ↓ 290627-建設経済常任委員会_協議会資料.pdf
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山中 啓之
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市立病院特別委員会 [2017年06月23日(Fri)]
■突然の、病院特別委員会 昨日までは無かった告知が今朝事務局に貼られていて突如開催を知った病院特別委員会(協議会)。何やら重要な事があるのかと臭うので予定を変えて傍聴しました(市民は入れません)。 配布資料は「経営課題について」となっていますが、その説明は特に資料に具体的な数値も示されず早々に終わり、突然、降って湧いたように病院のあり方を決める審議会を設置するなどという話が急に持ち上がりました・・・やはりきたか。当然、会派ごとに割れる意見。公明、まつど自民からは設置賛成の意見が出る一方、共産からは慎重意見。というか、中川委員長はなんとかまとめたかったとみえ「設置には肯定派もいるし(反対派ではなく)慎重派も居ますが〜」と委員会の総意をとろうとしましたがそれを遮るかのように「反対です」と明確な意見表明もありました。そりゃそうだろう。 資料はこちら→290623病院特別委員会_配布資料.pdf
既に3000万円かけたコンサルからは何を得たのかも良く分からないまま、屋上屋を重ねるようにまた別の組織を設置。どこまで迷走するのか、病院問題といった感じです。 そもそもこんな重要な事も議題に書かれておらず、正規の委員会でないところで決まるような方針、採決をとる事が馴染まない協議会・・・どこをとってもいびつな運営だなあと感じました。 もう、松戸市議会で行われている議論に一貫性を感じている市民はほとんどいないと思います。 (普段の)傍聴者が少ない事は、議員の資質とも関係しているのではと思いました。 § 結局、議論の過程がよく分からないまま、それでも審議会をつくる方向性に持って行かれました。市民不在の意思決定とポリシーが見えない屋上屋を重ねるような議論体系は、シンプルな問題すら複雑にしてしまう気がします。もどかしい傍聴でした。
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山中 啓之
at 23:54 |
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ごみ問題。市民は変更を強いられそうです
[2017年06月22日(Thu)]
■ごみの捨て方が変わります。 広報を良くお読みになっている方にはお分かりと思いますが(逆に読んでいない多くの方は寝耳に水でしょうが)、この度クリーンセンター廃止に伴い他市への処分の協力を求める為に、今の紙の燃やせるゴミ袋(茶色)が来年度で使えなくなります。中身が透けて見える半透明のごみ袋に統一されるとのこと。市民派ごみを減量し続けているのに、これといった市民参加もなく、次から次へと強いられますね…。 紙ごみ袋を買いだめしている方は、計画的に使い切るようにしないと回収してもらえなくなります。 その他、変更点や経緯などは現在各地で説明会が開かれていますので一度行かれる事をお勧めします。 ■今後の日程 "6月24日(土)" 10:00-11:30 八柱市民センター第1会議室(50人) "6月25日(日)" 10:00-11:30 稔台市民センター第1+2会議室(80人) 10:00-11:30 六実市民センターホール(232人) 14:00-15:30 古ヶ崎市民センターホール(120人) "6月28日(水)" 19:00-20:30 明市民センターホール(103人) 19:00-20:30 二十世紀が丘市民センターホール(132人) "6月29日(木)" 19:00-20:30 小金北市民センターホール(130人) 19:00-20:30 馬橋市民センターホール(120人) "6月30日(金)" 19:00-20:30 八ヶ崎市民センターホール(156人) 19:00-20:30 五香市民センターホール(111人) "7月1日(土)" 10:00-11:30 小金市民センターホール(131人) 10:00-11:30 常盤平市民センター第1会議室(82人)
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山中 啓之
at 23:52 |
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一般質問は終わらない [2017年06月21日(Wed)]
一般質問は昨日で終わりましたが、まだ尾を引いています・・・。
■続・一般質問「不正請求を追及せよ」 先週(14日)の一般質問でまつど育成会の不正請求について市の姿勢を問い質しましたが、実はそれに先立ち、関係資料を条例に則り、開示請求していました。 あれから期限の2週間が経過。首を長くして待っていましたが・・・。
なんと、今日の「開示決定等期間延長通知書」なるものが届きました。それによると、量が多すぎて作業に時間がかかっているということでした! 過去に何度も公開請求の制度を使ってきましたが・・・正直、こんなのはじめて!! * いつもなら、「ああ、法令順守しているのね」で済む話でしょうが、今回のようなめったにない大事件が既に発覚して何日も経っているのですから、第三者に開示請求される前に自分たちで確認作業をするために資料に当たるべきではなかったのでしょうか。当たっていなかったとしたら、それはそれでガバナンスのあり方が問題です。(まあ、この通知が来たもの今日の17時を過ぎていましたから・・・) ともかく、血眼になって探し出して欲しいところです。
■情報提供者・関係者の方へお知らせ■ 当該請求に関わる資料(下をクリック)について、ご覧になりたい方は今のうちに申し出てください。なお、コピー代金は実費がかかりますが、相当量なので、先にめぼしをつけて情報収集されることをオススメします。 開示決定等期間延長通知書.pdf ※なお、ご連絡は「実名」と「ご住所」「連絡先(メール・電話番号)」をお知らせ頂いた方のみに限らせていただきます。
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山中 啓之
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一般質問最終日(5日目) [2017年06月20日(Tue)]
一般質問5日目。ラストに近づくにつれ、似たようなセリフが飛び交う。その分答弁もカブる。安全対策は先般の事件を受けて何度も同じようなやり取りがあった。今日は5人で終了。今までとちょっと違うナナメの視点で振り返ってみよう。
■一般質問でふと気付いた事 1.言うべきか、言わざるべきか コミュバスの質問で、○○地域が‘市内で一番の交通不便地帯’という調査結果を引用した発言があった議員がいた。すかさずその地域の議員が挙手し、「土地の価値が下がるから取り消しを!」と求めた。木村副議長が議長役を務めていたが、思わず動議の扱いをしかけて一瞬議事が止まり、後刻とり扱う事となった。 …結果的には発言した議員が「市民に誤解を与えた」として取り消すことで決着した。 だがその一連の過程で私が思う事は、公式のアンケートや調査結果という事実の引用すら発言ができないのはゆゆしき事態だということだ。当事者には耳の痛い事実も、時に言わねばならぬ事もあるのではなかろうか。もとい、今回の質問では「小学生女児殺害遺棄事件があった」という発言を聞かぬ日はなかった(どころか基本的に頻出した)が、『松戸市の価値が下がる』として取り消しを求める議員は一人もいなかった。こちらの方が治安や安全安心のイメージに大きく影響するだろうに、先の指摘と矛盾を感じる。 そもそも、あえて取り消しを求められた事によりその○○地区が際立ってしまい、議員や傍聴者にイメージが強く残るのではないかと懸念している。後学として受け取りたい。
2.やはり議会は「学芸会」か「八百長」なのか!? 多くの場合、質問通告後に質問の意図を確認するため、職員がヒアリングに来る。これを議員は「すりあわせ」とよぶ。 今回、ある議員は自分の質問への答弁がすり合わせと違ったらしく、答弁直後に「事前のすり合わせと違う」「再質問なしの予定だったのに、これでは再質問することになるから、あるいは答弁を訂正してくれ」との旨で迫った。議長(ここでも木村副議長が議長役だった)が、「では再質問を」ということで再質問になり事なきを得た(無ければ5時前に終わっていたがそれは良いとして)。 私がここで思うのは、質問と答弁調整がもはや公然の事実となっていることだ。この「すりあわせ」により、質問原稿や答弁原稿ができることもある。だから原稿を棒読みするだけの議員もいて、これが元鳥取県知事が「議会は八百長か学芸会」と揶揄する‘根拠’となっている。あえて議場ですり合わせをしていますと公言するような発言はしたくないものだと違和感を覚えたが、考えてみれば自分も思い当たる節がなくもない。折角互いの時間を割いて質問主旨を確認しあったのに、約束を破られたような気になるからだ。私の場合も前の議会答弁では「職員の残業代が懸念されますが〜」などと意表を突いた発言がアドリブで飛び出した。この一言でずいぶん質問への受け捉え方が違ってしまう。議会は気が抜けない。どこまで調整するべきかという命題と共に、それをどこまで忠実に守るかにこそお互いの信頼度が表れる(決まる)という事も市民は覚えておくと傍聴がより深みを増すだろう。
3.「容疑者」は直ちに「犯人」よばわりされてもいいものか? これも別の議員。 先の事件を例に出し、「『犯人』の迅速な逮捕につながった」旨の発言をした。私が「逮捕されたのは『容疑者』であってまだ『犯人』と断言はできない。誤解を与えるだけでなく場合によっては人権問題にもなるから、正確な表現にした方がいい」旨を指摘した(賛意を示す他の議員の声が議場に響いたが、訂正すらされずだった)。 まだ容疑者が捕まった段階で、犯人か犯人でないかが判明する前にもかかわらず、『犯人』と呼んでしまうのは大きな違い(=問題)だと思うが、いかがだろうか。差別助長にも繋がらないといいが、私の感覚が細かすぎるのだろうか…。
・・・とまあ、質問の内容以外の余談のような視点でみると、その議員がなにを大切に議会活動をしているかが端々に表れている事が分かる。 また特筆すべき点として、今回質問したうち実に約7割の議員が、持ち時間(60分)の8割以上の時間を使っていることだ。 ★参考までに、下に質問者と使用時間の実績一覧を載せておく。 H29年6月定例会_質問時間実績.pdf(←クリック)
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山中 啓之
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一般質問4日目 [2017年06月19日(Mon)]
一般質問も今日を入れてあと2日(4日目)。今日も聴いた事と考えた事について一言申し上げたい。
■松戸市は誰に本当にやさシティ!? 放射線量についての質問が興味深かった。東部クリーンセンターでホットスポットが発覚。独自測定した方によると、北東の老人福祉センターの植え込み近くの0.992mSv/hをはじめ、4箇所の基準値超えが発見されたという。別のあるスポットは南東の脇の遊歩道にあり、人が普通に入るスペースになっているとも。やはり、まだまだこういう線量の高い所があるようだ。確かに所謂‘雨どい効果’で環境濃縮もあるだろう。 先般、柏市の東葛飾中学・高校や柏中央高校などの敷地内で基準値超えが見つかり、(参考:http://saigaijyouhou.com/blog-entry-17189.html)NHKなどで報道された。この時の柏の対応は早く、市内小中学校をすぐ測定し、今後は県が県立高校の測定へと動いているようだが、松戸市は(100歩譲って県立高校は県の管轄だとしても)市松高校くらいサッサと測ればいいものを、「不安払拭に差が出る」などと腰が引けていて、それすらしない。徹底的に国の特措法に従うようだ。質問者は、それでは松戸は‘やさシティ’ではなく‘きびシティ’と表現したがその通りだ。 私の質問時も一方ではお上=国の指示待ちで(例:外来生物への対応など)、かたや他方では松戸独自の偏った施策展開(例:市松高校の予備校授業の厚遇や健康マイレージで物配るなど)を施す等、ダブルスタンダードも甚だしい。どのみち一貫性のない事をするなら、命にかかわる事こそ、よりキメの細かい市民のための対応をすべきではないか。 大局観や理念もなく、整合性のとれないその場しのぎの二枚舌を繰り返すのは、市民にとってきびシティだけでなく、他所から見たら‘見苦(みぐる)シティ’ではなかろうか。クリアで清々しい答弁を望む。 § それにしても、6haもあるクリーンセンターのマイクロスポット地点を口頭で説明されても地点同士の近さ/遠さの間隔や全体像が掴みにくく、位置関係が非常に分かり辛かった。測定マップ図の配布が議運で認められなかったらしいが、もし私が議運委員だったならマップ配布に賛成するだけでなく、たとえ他の会派の議員の希望とはいえ、いかなる反対意見にも全身全霊をかけて反駁した事だろう・・・もどかしい限りだ。
■本当にやるべきこと(と私が考えていること) 市の対応(答弁)には呆れるが、では、本当に必要な対策は何だろうか。 まずは、せめて他市並みに市内学校(それこそひとまず市松で)緊急点検測定をすべきと思う。 いま安全安心が騒がれていて、確認すればそれが達成できる事に対して不作為というのは残念極まりない。もちろん、学校にはセキュリティその他ご都合があるだろうから、校長が日時を指定した時間帯に限り、申請者の住所と名前が確認できれば自由に測ってよしとするような心意気が欲しい。 § 3.11から6年。 個人的に放射線測定を続けている方は、経験則からもうホットスポット(マイクロ含む)がどこにありそうか、施設を見れば大体見当がつくらしい(そりゃそうだ)。だったら、その方々の力をお借りして測ってもらえばいい。効率的に必要な所を測ってもらえるだろう。とにかく、心配されている当事者の不安をとり除く事がやさシティの努めである。 § もう1つとしては(これもそれらの方々の力を借りるなどして)ホットスポットの傾向をまとめて対策を付け、例えば「そこに近づかないように!」等のインストラクション用チラシを作成するなどし、注意喚起や啓発資料の一助として使用してはいかがだろうか。 本質的かつ実行性のある成果(児童・生徒の安全確保)にかなり近くなると思う。このようなシンプルなことを複雑にしているのは、一体誰なのだろうか。
――疑わシティから、晴ればれシティへ。まずは市が心をオープンにして理念と情報を共有する事が大切だ。
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Posted by
山中 啓之
at 22:51 |
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