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A型事業所へ訪問・見学 [2017年01月31日(Tue)]
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■「aigamo松戸オフィス」さん視察
駅頭でチラシを受け取って下さった御縁で連絡を頂き、就労継続支援A型事業所aigamo松戸オフィスさんに訪問してお話しを聞いてきました。オープンして1年程の新しい事業所で、場所は新松戸駅3分ほどの幸谷側にあります。
ご存知の方も多いとは思いますが、就労継続支援にはA型とB型があり、障がい者の生活支援のために工賃を払う訓練の意味合いが強いB型に比べ、A型は普通の民間企業と同様に障がい者を雇用するため、最低賃金(千葉県は現在842円/1時間)を払う必要があります。松戸市にはA型事業所が株式会社CBSさんと、今月小金原にオープンしたばかりのアナベルさんの3カ所しかありません。障がい者が経済的に自立してゆくにはまだまだ課題があります。
aigamoさんは防災LEDライトなどの商品に力を入れているようですが、まだまだ経営を安定させるには販路が足りず苦戦しており、他の複数の議員にも既にお話をされていらっしゃるようでした。
お話しを伺って私が共感した部分は、障がい者の経済的自立を促すためのA型事業所(千葉県が認可手続きをする)を増やすには、松戸市でできる事は情報の提供に尽きると思います。行政がもつ情報で、例えば現在の障がい者優先調達推進法に基づく松戸市の発注(現在1700万円以上/年間)内容の公開です。どこの課が、どこの事業所に、どんな内容(物販/役務)を、いくら、発注しているかが一覧で公開されるべきと考えます。そうすれば、競争の中で民間企業(事業所)が経営努力をするヒントが与えられると思うからです。
聞くところでは、市外には、シルバー人材センターと部分的に共同発注のような契約をしている所や、水道メーターの解体などをA型として任せている所もあるようです。松戸市は古くから常盤平駅前駐輪場がJOYまつどに指定管理者の指定を行っており、それがメインです。他にも事業所はあります。今後は今一度、公平性・公益性・透明性・競争性等を考え直す時期に来ているのかも知れないなと強く思いました。
そもそも現在、自治体(松戸市)が外注できるサービスの一覧すらどこにも示されていないようでは、新規参入の余地はほとんど見込めませんから・・・。
この辺も、早速本日、aigamoさんに伺った足で市の担当課に持ち帰り、担当課長とお話しをさせて頂きました。※aigamoさんや特定の事業所だけに優遇して欲しいのではなく、働きたい障がい者のために不公平とならないような事業展開を、より一層求め続けて行きたいと思った1日でした。
【お知らせ】政啓談話 [2017年01月30日(Mon)]
◆議会のコトを分かりやすく!「政啓談話」
2月5日()14:30〜
関さんの森サロン内(新松戸駅徒歩10分)にて
内容:
一般質問「都市計画道路337号線進捗」
宮崎駿氏と淵の森清掃ボランティア報告

ほか
※参加費無料 ※申込み不要

・・・今回は、パワーポイントを用いて写真などをふんだんに使った報告になると思います(小学生でも分かるかと)!笑
季節によって様々な顔を持つ「関さんの森」は、我々を楽しませてくれます。
夏は涼しく、冬は暖かい関さんの森。咲き始めた梅にも会えると思います。
どうぞ、お気軽にお越しください。
※関家の場所が初めてで入口が分からないという方は、事前にご連絡頂ければお伝えします。
【動画公開】シンポジウム「幸せな生き方〜生きづらい時代の克服〜」事後談 [2017年01月26日(Thu)]
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■ひとこと動画、UPしました!
先日のシンポジウム「幸せな生き方〜生きづらい時代の克服〜」が終わった市民劇場の入口で取り立てのコメントです。どうぞHP寄りご覧下さい。
http://k-ji.jp/


【けいじの政治塾・塾生特典】
5期塾生各位 イントラ内に当日のシンポジウム動画(完全版)をUPしました。
欠席された方、聴き逃した部分がある方など、復習用などにどうぞ!
都議会に思ふ [2017年01月25日(Wed)]
週末はシンポ、マラソン、色々ありましたが、やっと癒えてきました、色々(笑)
鋭意活動しております。

さて。
小池都政が連日報じられていますが、またしても動きが。都議会で自民党の都議が3人程既存の自民党会派を脱藩して新しく新風なんとかという会派を作るそうです。でも、自民党籍はそのままだそうです。政策の是非以前に、こういうの、有権者からすると理解しにくいですね。小池知事との政策の違いと自民党の政策の違いにどう折り合いをつけているのか、わたしにはよく分かりません。

選挙対策と思しき政党や会派を転々とする議員の動きに、有権者はいい加減気付くべきだと思うのはわたしだけでしょうか…。

もう1つの1月22日 [2017年01月24日(Tue)]
■シンポジウムの片隅で。

・・・駅からハアハアと息切らせ、海浜大通りまで辿りついた私の眼前に表れたのは、1万人のランナーがまるで堰を切った激流のように右から左へと駆け抜けてゆく光景でした。横切るどころか、しばらくこの流れに触れてはいけない・・・そんな気がして、ただ茫然と見つめる自分の姿をまるで幽体離脱してちょっと上から見下ろしている別の自分がいるような感覚に囚われました・・・
                    §
いまから遡ること数日、1月22日(日曜日)。それは、松下政経塾の仲間とシンポジウム「幸せな生き方」を開催する日のできごとでした。
実はその日の午前中、旧友の勧めで初エントリーした「千葉マリンマラソン(ハーフ)」を走る予定でした。そもそも好タイムも狙っておらず、仲間との待合せもないのでプレッシャーはゼロ。よく休養しておいたので体力的にも心配なく、本来なら海風にあおられながらゆっくり千葉の景色でも楽しみつつ流して走るところですが、この日のメインはあくまでシンポジウム!最終MTGに私がもし遅れでもしたら大勢の方々に大迷惑がかかってしまうので、サクッと走り切り、午後のシンポ(と打上げの分)の体力までしっかり温存して松戸に帰ろうと思っていました。とにかく当然、シンポジウム重視でしたのでマラソンはサッサと行って走り切って・・・ところが!

■まさかの、寝坊。
・・・起きたら8時59分でした。完全なる寝坊です!(^^ヾヾヾ
瞬時に飛び起きてそのまま靴履いて電車に飛び乗りましたが、さすがに間に合わないこと濃厚!本当ならサクッと完走して帰るつもりが、サクッと出走することすらかなわなくなりました…。
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諦めの悪い私。これまでノーケアだった案内パンフ(写真)を電車の中でむさぼるように読みはじめました。今まで風邪だろうがなんだろうが、一度自分で出ると決めてエントリーした大会には公務ほどの急用でもない限りは責任を持って必ず出場しています。競技中に意識を失って倒れるならともかく、自分の意志の弱さで棄権したりリタイアして挑戦を止めることは、私の中で最も恥ずべきことなのです。実際、体調不良により制限時間ギリギリでゴールした事は過去に何度かあります(汗)。が、どんなに脚が動かなくなっても、何時間かかっていても、挑戦を途中で投げ出したことは一度もありません。完走というよりは、決意の遂行といった方が正しい表現かも知れません。なんとしても出走の10時に間に合いたい!しかし、よりによってこんな時に限って(大抵の大会でスタートは10時かそれ以降のことが多いのに)なんとパンフで9時50分スタートと判明!悪い情報ばかりが追加更新されます・・・こちらは現地の海浜幕張駅到着が9時48分の予定…駅から会場のスタジアムまでは徒歩15分とあり、ゼッケンをもらうための当日受付も必要で、更に着替えの時間を入れるとアウト必至。‘その数分が命取り’ならぬ‘もう数分しかなくて命取り’状態です。そもそも肝心のスタートラインどこだっけ…地図を探していたら、代わりに目に飛び込んだのは悪夢のような記載!なんとナンバーカードの受け渡しは競技開始40分前までとあり、とっくに過ぎています。あちゃー。しかも、スタートラインへの整列が5分前まで遅れたら棄権とのこと。ゼッケン受け渡しは若干の融通をきいてくれたとしても、スタート時刻にはどう考えても間に合いません。とうとう、自分の意志ではない不可抗力に出走が阻まれるのか(涙)
海浜幕張駅に着いた瞬間から自分でスタートの号砲。(公称は15分ですが)駅からダッシュ2分で会場へ着けばなんとかなる!・・・そんな実現不可能な事を考えている自分にゾゾっとしながらスタジアムへ。
しかし、まだまだ問屋がおろさない。1秒も無駄にできない道中でメッセ前の赤信号に捉まり、急ブレーキ。はやる気持ちを抑えながら青信号で再びダッシュ・・・すると目の前に表れたのが、冒頭に書いた光景でした・・・。
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                    §
気持ちを取り直して、歩道橋を見つけて方向転換。
迂回するのは気が進まないなどと思考しても始まらないので、やはりここも考えずに猛ダッシュです…ランナーたちと逆方向に。気持ちを切らさないようにと、別の精神面での闘いも始まっています(汗)
初めてなので勝手が分からず、どこに行けばいいのやら…正規の受付口は既に閉鎖しているようで、「事前ハガキを忘れた人用」の受付を野生の勘で発見し飛び込みました。既にスタートして5分以上は経っていたと思います。とりあえずゼッケンをGET!付けて走りだそう・・・としたら、再び難題。こんな時にゼッケン「2枚」方式です(大抵は1枚なのに)!しかも、タイム測定用のチップはゼッケンに組み込まれておらず、わざわざ別の針金2本で靴紐に結んで括り付ける方式です。なにかと準備に時間がかかる仕様で、まだまだ‘難関’が続きます。乗り継ぎの南船橋駅であらかた着替えておいたし、シューズは履いてきたものしかないのでそのままチップを乱雑に付け、上着だけ脱ぎ捨て、その他の荷物もそのへんに放置して、とりあえずスタートライン目指してゼッケン2枚を手に持ったまま全力疾走です。玄関出てからここまで(電車の中以外は)ひたすら走っています。
■見つけた!出発点へ
地面の青いスタート計測盤がむき出しで見える、ガラガラのスタート地点・・・果たして、スタートラインはまだ撤去されていなかった!よし、行ける。
係員の「未だ出走していない方はすぐにスタートラインを超えて下さいー」の声が背中に刺さる。号砲から10分近く経ったでしょうか。とりあえず、ようやくスタートラインを越えました!ですがまだまだやることだらけです。まずはゆっくり走りながら胸にゼッケンを付けました。これがないと失格になってしまいます。しかしどうしても2枚目(背中側)のは自分では付けられません。出走数十メートルで沿道のお客さんに「すみません、ちょっと手を貸して下さい」とお願いして付けてもらいました。自分で無理に付けた最初の1カ所がずれていたのでもう一つもそれにあわせて隅っこに付けるしかなく、いびつにぶら下がっているカタチになりました。安全ピンも本来4つのところ、2つしか付けていませんが、文句言ってる場合じゃありません。走れる喜び。「ありがとうございます!」・・・よし、準備は整った!
目が覚めてからこの1時間以内に色々な事がありましたが、そんなこんなでとりあえず曲がりなりにもスタートを切ることができました。人々の優しさと僥倖の連続に空腹も忘れ、感謝します。

■新しいスタート
しかし実は次こそが、最後にして最大の難所でした・・・。上記パンフに明記されていたのは関門 5km:35分の文字。キロ7分ペースは本来ならジョギング程度で何の苦労もせず通過できる関門ポイントです。ところが大遅刻した私はスタートラインに立った時点で既に10分近くを浪費しています。しかも急いで出てきたため肝心アイテムの腕時計すら忘れてしまい、完全に‘丸腰’状態。これがキツかった。まるで羅針盤なしで航海に出てしまった小舟のようでした。ラップごとのペースはおろか今の時刻さえ分からない。しかし、もう引き返すわけにもいきません。時のかくれんぼ&はぐれっこってこういう状態か!?もし仮にスタート時刻から10分経過していて残り時間が35−10=25分だとしたら、キロ5分ペースで5キロを走りきらないと関門に間に合わない。序盤からかなり全力に近い速さを求められることになります。出走したからにはハーフの最初の関門で引っかかるのは恥ずかしいから、それだけは避けたい。もとい、逃げ出したいけど走るしかない…かくしてビリからのスタートが始まりました。これまでのダッシュでカラダはもう充分すぎるほど温まっていました。強いていえば心配なのは柔軟をする時間がなかったこと。ですがこれも仕方がない。さて、この日一番のダッシュです・・・走り出すことができた喜びと、間に合うか分からない焦燥感がないまぜになりながら!
■今、何キロ?
いつも練習ですら付けている時計を忘れたので、とても心細い状態でした。与えられた時間も分からず己の感覚だけが頼りです。ペースも掴めないのでただひたむきに走るのみです。メロスもこんな気持ちで走ったのでしょうか。もし少しでも気を抜いて関門で引っかかったら絶対に後悔すると思い、全力で追い上げます。しばらくすると、最後尾のランナー層が見えてきました。ハーフにしては、人が多い!今まで走ったレースの中でも最大クラスです。ぶつからないよう慎重にランナーたちの間を縫うようにして、(自業自得で)失った時間を取り戻します。ちなみに最初に見た距離表示は「4キロ」地点。そうか、気付かないうちにこんなに来たのか。
■ゴール!よりも嬉しかったこと!?
かくして5キロの関門を無事通過し、ひとまずホッとしました。この先にも関門はあるけれど、感覚で走ってもたぶんクリアできるだろう。むしろ急いで出てきたため飲まず食わずだった事に気付きました。スタミナ切れがちょっと心配でしたが、コースにある3カ所の給水が命綱となってくれました。肉体は糖分を渇望していたのですが、全てただの水でガッカリでした。カラダがそれを察知してかは知りませんが、17キロ地点で脱水症状気味になってさすがに少し辛かったです、それ以外はよく覚えていません(笑)。野生動物のように本能で走り続けて、ゴール。もらったアクエリを一気(一口?)に飲み干しました。
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10数年ぶりに会うハズだった友人はとっくに家路についていましたが、結果を伝えると「(ほぼ)6000人ごぼう抜き、やるじゃん♪」と軽快な励ましの返事が返ってきました(汗)。

・・・言わずもがなですが、こんな参加の仕方は悪い見本ですので皆さんはマネしないで下さい。自戒の為に記録し、次回はもう1時間ほど余裕をみてリベンジしたいと思います。
足や心肺よりも、足切りと心配で精神的に疲れた大会レポートでした。お粗末さまでした!

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シンポジウムご参加の御礼! [2017年01月23日(Mon)]
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■盛況御礼!
昨日はシンポジウムに参加された皆様、ありがとうございました!
間違えてイスタンブール方面の旅路へ出発された方もいらっしゃいましたが、昨日はご参加頂きました皆様、どうもありがとうございました!
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ワークショップであんなにもたくさんの方々から、「生きづらさ」について考えて書きだしてもらいました。またそれに留まらず、「解決策」についての貴重なご意見を頂き、非常にありがたい限りでした。「衆知を集める」ことは松下幸之助氏の言葉で、政経塾生にとっては基本の考え方の一つにもなっています。謙虚に真理を追い求める姿勢は何にでも適用がききます。パネリストとしてもいわゆる‘台本’は作らず、伝えたい主旨のみを互いに確認して骨子のみで臨みました(セリフまでガッチガチに決めずに芯だけ据えて話す方がやりやすい)ので、アドリブも含めて臨場感たっぷりでお届けしました。主催者側としては伝えたい事を忌憚なく言及させて頂きましたが、一連の発言やワークショップなど、ご協力頂いた参加者の皆様の満足度はいかがでしたでしょうか。
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               *
昨日お伝えしたかったことの要点をざっと復習します。
・悩みは多種多様で人それぞれ。細分化され、個人主義の元に守秘されている。
・目に見えない(具現化されない)と伝わらない⇒解決に向かわない
・悩みを打ち明ける仲間や、解決方法を探す仲間を見つけることが大事
・そのプロセス自体が回復への効用となる場合も大いにある
・自分だけで悩まず、周囲と認識や前提を共有することが大事

文字にしてよく考えてみれば至極当然の事ばかりですが意外となおざりにされているのではないでしょうか・・・会場から出た悩みの全ては、実は「個人的なこと」ではありますが「多くの人が知れば共有・共感できうるもの」だと言うことです。
「人にどう思われるだろうか?」
「こんな悩みは些細過ぎて、取り上げてもらえないんじゃないか」
「個人的過ぎて、理解されないんじゃないだろうか」
「あるいは、馬鹿にされるんじゃないだろうか」
・・・これらの自己完結した思いが行きづらさを助長している(あるいは肥大化して生きづらさそのものになってしまっている)という点に気がついた方も多いと思います。
自分の悩みを打ち明けるには勇気が要ります。
だから、なるべく隠そうとしたり、個人的にお金で解決したりしようとする。それで済む程度の悩みならいいのかもしれませんが、より深いところにまで我々の生き辛さは浸透してきています。
それにしても「仲間がいる」ということの心強さは、どんな悩みにも共通した処方箋なんだな、と石村氏が嬉しそうに模造紙を持ち帰る姿を見て、強く思いました。
医者には治せない部分でも、意外と人間が手を取り合えば治せるのかもしれません。
そんなことも思いました。
今後も決まった答えのない旅路に、共に船を漕ぎ出しましょう!
ありがとうございました。
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【シンポジウム】幸せな生き方〜生きづらい時代の克服〜 [2017年01月20日(Fri)]
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■シンポジウム「幸せな生き方」の最終ご案内
お陰さまで、ほぼ残席も埋まって参りました。
命や日常生活に関わる重い内容を気軽に話すシンポジウムです。ある意味、自分が描いていたイベントの理想形とも言えます。
(難病指定されていない難病の)線維筋痛症という「外から見えない痛み」を持つ一市民の訴えをキッカケに、一般の我々も実は体や心の内外に様々な「悩み」「つらさ」を抱えて生きていることに気付きました。それは誰にも言えなかったり、理解されなかったり、または言えない事を抱えているうちに肥大化したり…悩みの内容自体も、悩みに対する付き合い方も実に人それぞれです。心身が元気なうちに自分にとっての「生きづらさ」を考えることは、自分の幸せな生き方を考えることに直結します。考えることの重要性や、もしこういう辛さがあった時にはこうすればいいのでは?などと広く一般化して『痛み』とは?『幸せな生き方』とは?に向き合います。
当日は生死に関わることの多い医療や介護現場からの専門的意見も交えながら、それぞれの立場でできることを模索します。真剣ですが深刻にならずに、あなたもご一緒に教科書に載っていない答えを探してみませんか。

お申込み制(無料)です。お陰さまで残席僅少。
下記にご記入の上、047(348)3933までFAXして下さい。番号をお間違えなく!

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詳しいご案内チラシは12月21日のブログに掲載しています↓コチラ
https://blog.canpan.info/matsudo/daily/201612/21
ビンゴと運と顔パック [2017年01月19日(Thu)]
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今日もまだまだ仕事が残っているけどこれだけは言わせてもらおう。

昨日、市長や議員が集まる新年会でビンゴがあった。

運にムラのある私は早々にリーチ、どんどんリーチが増えて人生初の「6リーチ」となった。

中略。

・・・終盤になり、やっと揃って賞品ゲット。

賞品:ドラえもん顔パック。

ちなみに前は1番ビンゴでキッチン用品(使わず)、その前は歌舞伎の顔パック。


・・・人生に6リーチはいらない。

複数リーチすらいらない。

ただ1ビンゴ、それだけがあればいいのだ。

100本の綺麗なパスより1本のシュートが決まればそれでいいのだ。

そんな事を思った。

そして、シュールとはこういうのを云うのだと。
自作の生活保護ジャンパー問題から政治を考える [2017年01月18日(Wed)]
■生活保護のジャンパー問題に思ふ
「保護なめんな」威圧ジャンパー問題で市謝罪(読売オンライン)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170117-OYT1T50102.html

小田原市の職員が生活保護受給者に対して、胸に「HOGO NAMENNA(保護なめんな)」と刻まれた自作ジャンパーを着て訪問していたことが発覚し、威圧感を与え不快なものとし部長ら7人に厳重注意(懲戒処分ではないので履歴書の賞罰欄には残らない)が行われた。
受給を巡って職員が切りつけられた事件がきっかけで職員を鼓舞するために自作されたとはいえ、何も悪い事をしていない多くの受給者に対する配慮を欠いているのは言うまでもない。

■考えさせられたこと
こんなものを着用して訪問された保護受給者たちの気持ちは想像に難しくないが、表層的な理解に留まらず、更に一歩だけ踏み出して考えてみる。
私が思うこのジャンパー問題の本質は、職員が職員に良かれと思ってやったことである。つまり、市民ファーストになっていない。思考が無意識に職員ファーストになっていると思うのだ。それは背面の「We are ‘the justice’(我々は正義だ)」に表れていると思う。私が正義を考える時、それは誰にとっての正義なのかを考える。当事者個人にとってか、小集団の多数派か、社会全体にとってなのか…戦争は往々にしてそれら正義のぶつかり合いで始まる。公権力が行政サービス対象の当事者である一般市民の意思確認をせぬままに‘自分たちは正義’と微塵も疑わず一方的に君臨してくるのは、非常に怖いものだ。昨今の権力者たちの姿勢をみても想像に難くない。日々(自分たちの正義は市民の正義と符合しているかと)自省を促したい。
もう1つ。
問題のジャンパーは表裏面にデザインが施され、非常にこった作りとなっている。1着4400円もするそうで、私が職員なら冗談でも付き合いでも絶対に買わないだろう。あえて言うが、時に上品なジョークを行政に取りこむ姿勢を私は歓迎したいと思っている。だからこそ、命に関わる致命的でデリケートな今回のようなものは笑えないと感じてしまった。
これはジャンパーという表面的な問題というよりは、市職員が日頃の職務に対してどう思って事にあたっているかが如実に顕在化していると考えたほうが的確だとは思わないだろうか。
余談。気になってしまうのだが、背中に大きく書かれた「SHAT」の意味はなんだろうか?「SWAT(特殊火器戦術部隊)」のもじりだろうか…だとしたらまるで何かを取り締まるニュアンスだ。警察でも防犯分野でもない生活保護行政にまでそういう風潮を適用するのは、行政が上から目線で正義や監視の目を過度に押しつけているように感じる。この調子で他分野にまで波及すればますます窮屈この上ない。
職員がこのジャンパーを着て市民と対峙する後ろ姿を想像しながら、市民にも行政にも職員にも、それぞれに哀しみを禁じえない。
周囲を明るくする取組とジョークがセットになるような模索を互いにすることができるよう祈るばかりである。
[傍聴記]松戸市議会議員定数等協議会 [2017年01月17日(Tue)]
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■議員定数等協議会
久々の定数協議会。傍聴していて気になる事が多かったので、主なものをここに書き留めておきます。
まず、傍聴者について。告知時期が短かったせいか、傍聴市民は今回もゼロで行われました。
議題は・・・
(1)議員定数に関する事項について
・検討の基本的な考え方と進め方について
・議会基本条例にある議会と議員に求められる指名と将来像について
(2)その他
・・・となっていましたが、一言で印象を言えば、定数削減に批判的な意見が多く、そこに大半の時間が割かれていました。

■廣瀬先生は定数削減案に否定的なのか?
先週、地方議会総合研究所の廣瀬和彦氏を講師に「政治倫理について」の勉強会を行いました(議員の8割方が参加しました・・・が、『本当に来て欲しい人は来なかった』と言う声も・・・)。内容はさておき、今日の協議会では末松委員長がウォーミングアップにその勉強会の感想を委員に振ったところ、廣瀬先生が議員定数の削減に否定的であるかのように捉えているかのような委員が出て、その後も似たような意見が続きました。これが、まず私が冒頭で引っかかった点です。
当日の勉強会に参加していた私の認識では、先生は『財政(状況の改善)を根拠に議員定数を削減するのはいかがなものか』という慎重かつ限定的な表現で言及されており、削減自体の是非については解釈の幅があるように受け取られたからです。つまり、一切の理由をもってしても定数削減に反対とは思われていない節が残っているように感じました・・・とはいえ十分な質問時間も確保されていない進行の勉強会でしたので、また(政務費を使用する勉強会/研修会等で)先生にお会いした時にでも改めて確認しておきたいと思います。そもそも先生がそう仰っていたとしても、即座に引用して根拠にあてがうようでしたらそれはそれで悲しい事ですし。
■まとまるか、定数への考え
定数についての考え方は前期(田居委員長の時)もまとまらなかったので、今期も「まとまらないだろうと思う」と率直に言う委員もいました。(市民が傍聴していたら)議員がそれを言っちゃあおしまいよ!とツッコミが入りそうですが、正直な意見を吐露することが出来る土壌があるとしたらそれ自体は貴重なことだも感じました。

■大事なのは根拠と一貫性ではないだろうか
定数については削減・増加・維持と選択肢がある中で、今日は‘定数削減には否定的’な意見がやたら多かった気がします。以前と比べ、会派のメンバーがごっそり変わったところや、会派の中でも他の議員と見解が違いそうなメンバーが入っているところもあり、議論の継続性はどこまで担保されることやらという感も否めませんでした(ちゃんとここ最近の議事録くらいは読んでらっしゃるとは思いますが・・・)。
また、選挙の時は削減を謳っておいて、当選してから場の空気に飲まれてコロッと考えが変わった議員がいたとしたら、市民は大いに裏切られたと思うことでしょう。市長のマニフェスト(大幅削減)についてとやかく言う前に、自分はどうなんだと議員一人ひとりが胸に手を当てて考えなければなりません。
他人の批判の前に、まずすべきことがある
←かつてのみんなの党のキャッチフレーズみたいですが(笑)
とにかく、そうしないと議会全体の信頼が失墜すると思います。

■市民に議会の「一貫性」は見えているか
議会は自分たちで自分たちの定数の増減を決めることが出来ます。
まず、これまでの経緯を振り返って松戸市議会の議員定数の変遷を確認すると、定数は48人→46人→44人一貫して減らしてきたという事実があります。
定数を減らした際の根拠(理由)は一時のブームや思い付きではなく、しっかりとした議論がされ、それぞれ今も一貫性が保たれているでしょうか。そしてそれは、有権者である市民に十分共有されているでしょうか。『議員活動が市民に十分理解されていない』なんて意見も出ましたが、要は‘それって誰のせい?’‘我々(議員)はどうするべき?’という議論をしないと税金で高い報酬をもらっている人たちの愚痴となんら変わらない気がします。もちろん、一定量は市民も不断の努力が必要ですが。
残念ながら、私が議員になってから定数削減をした時(46人→44人に2人減)は、幹事長会議で話し合われ、賛同する各幹事長の提案で、質疑も許されずに採決→可決、となった記憶があります。いやはや、これぞ松戸市議会スタイル。今に始まったことではありません。
なぜならつい最近でも、昨年12月定例会で松戸市議会の会議規則の一部改正する議案でも、質疑をしたいと思って挙手しても質疑・討論が圧倒的多数の力で省略されたくらいですから、到底、充実した議論が行われているとは私には考えられません。※それでも「討論はありますか?」と議長に言われて威勢よく「ハイッ!」と大きな声と共に手を上げたのに、それでも無視されたりした1期目よりは‘大幅にカイゼン’したと思うべきなのでしょうか!?

■政治不信につながらない議論を!
とにかく定数削減に否定的な意見が多かった一方で、では現状維持がいいのか、増加がいいのかといった、肝心の自分がこうすべきと考えるという案の主張が私が聞く限り全くなく、残念です。これでは結局、削減派(案)を潰したいorけん制したいだけジャン、と市民からツッコミが入らないか、ヒヤヒヤしながら聞いていました。
とにかく、市民の傍聴者がいたら、もしかするとまた違った形になるのかもしれません。
いずれにせよ、定数をどうするにせよ、根拠の共有をするにせよ、採決時には多数派(いわゆる保守系3大会派=これで過半数)が数の上では決定に大きな力を持ってきたのは事実ですので、先にそれらの委員の方々が自分たちの思うところを披瀝することが議論が進みやすい1つの道なのではと思いました。
まあ、常任委員会の正副委員長を決める際の指名推薦などでも(私は誰かを推薦する場合「議会が一丸となるために、役割も各会派に比例配分になるように〇〇さんを!」などと‘根拠’とセットで言うようにしていますが)現状ではこれら3会派が根拠を言わずに推薦しあって決定されてきたのが現実ですので、主張と根拠そして一貫性を強く持たないと議員はダメだな、と勉強させていただいた次第です。
感覚的な物言いの応酬が続く限りは、多くの市民は納得できないでしょうから。

■最後に
長くなりました。以下に重要点をまとめます。
@定数について、私は今まで一貫して政策(削減すべき)を変えていません
A選挙時に各議員が訴えていた事と今の主張の間に変節があれば、有権者であるあなたが納得できるまで確認することをオススメします
B当然ですが、私のブログの伝達だけでは議論で出た各委員の意見の一言一句までは到底伝え切れません。市民の皆様、協議会での委員の議論の状況を是非一度、傍聴に来てご覧下さい


定数等協議会は、いつのまにか傍聴可になっていました(当初は議員の傍聴すら認められなかった)。市民の皆様のご関心の高い話題だと思いますので、決定的な考えの違いの有無も含めて、この協議会の傍聴にぜひお越しください。
日程は議会事務局にお問い合わせください。次回はなんと4月上旬頃の開催予定だそうですが・・・。

※※写真は発売中のAERAの広告。記事とは直接関係ありません。ちょっと気になったもので。
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