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【市政報告(レポート)】9月議会を振り返って(その2) [2016年10月31日(Mon)]
もう一件、先月の議会を振り返って、問題となったことの報告です。

■市政報告(レポート)について
9月2日付で、まつど自民の木村みね子議員から大井議長宛に「市政報告(レポート)について」という題名の文書が提出されました。
↓配布された文書(クリックで開きます)
280902 市政報告(レポート)について.pdf
それによると2016年8月号として発行された箕輪信矢議員の市政レポートの中に、議会への報告がされていない内容が掲載されており、その内容について多くの市民から木村議員が問合せを受ける事態が発生したというものです。そして、市民に誤解や混乱を招く恐れがあるのでそうした事のないように注意喚起を促して欲しいとのことでした。
↓配布された箕輪議員の市政レポート(クリックで開きます)
みのわ議員の市政レポート.pdf
※議会へ報告されていない内容とされる文書の詳細はこの中にあります

■市民の皆様へ。私もこの件については知りません
確かに、少なくとも最近は根木内東小学校跡地についての今後の展開は正式に議会に報告はなく、私も存じ上げません(地域が違うからでしょうか、こちらは私の所へは市民から問合せは今の所、来ておりません)。予め申し上げておきます。
                §
通常、市が恣意的に隠しているのならともかく、(若干の物理的なラグを除き)重要な情報は正式に決まればほぼ同時に一斉に議会(議員)に対して発信される事が予想されます。
しかし難しいのは、職員からたまたま個々に聞いた内容などです。
本件の真偽は分かりませんが、もし私が今後、こrねい類するような状況に自分がなった時、こういう反応を示す議員がいるのだということが、最も勉強になりました。

個人的な話ではなくそれがたとえ公の事実でも、情報発信の仕方によっては物議を醸す事になるような市議会ですから…万事、日々勉強です。
【討論時間と賛否公開】9月議会を振り返って [2016年10月31日(Mon)]
■前代未聞の市川委員長から原委員への注意!
先月の議会を振り返りつつ、市民からも聞かれるので大事な事を書いておきます。
定例会が始まる前には、必ず「幹事長会議」や「議会運営委員会(通称、議運)」が設けられます。今回は議運での出来事です。
議運の市川委員長より、「松戸市議会議員有志」が8月26日付で報道関係者各位に渡したとみられる下記資料が示され、問題視されました。
↓クリックすると配布文書が見られます(合計4枚)
280826 前代未聞!自民・公明系会派が討論時間を制限(計4枚).pdf
※注:メモの書き込みなども、配布された当時のままスキャンしました。

有志の松戸市議たち(問い合わせ窓口は原ゆうじ議員)が、「前代未聞!松戸市議会 自民・公明系会派が討論時間を制限」とのタイトルで出した内容で、それによると8月23日(※ブログも書きましたが、私は別の公務で浜松市に行っていました)の議運で『決算・予算の討論について制限時間を設けること』が賛成多数で決まり、先般の9月議会から実施されるとのことでした(2枚目の添付@に討論の割当時間あり)。
議運では市川委員長から原議員に(全議運メンバーの前で)確認がなされた結果、原議員はこの文章(計4枚)のマスコミへの投げ込みを認めました。

■議運で問題紛糾!
いくつか論点はありましたが、中でも大きく問題となったのは、最後の添付Bに、8月23日の議運の個々の議員の賛否態度が書かれており、なんと、こともあろうにそこの反対した会派メンバーに決定的な間違いがあった事です!
資料には、議運メンバーとして存在しない議員が何故か書かれており、一方、存在するはずの議員名がありませんでした…。
具体的には、記載のある高木健議員は当時、すでに議運のメンバーではありませんでした(正確には、宇津野議員がメンバー)。これが問題視され、委員長から注意がありました。誰がこんな間違いの表を作成したのかは委員会の中では明らかにされませんでしたが、かつて同じ会派で個々の議案の賛否の確認を協力して行っていた私としては、本当に残念でなりません。あれほど間違えないように細心の注意を払いながら他の会派の議員とも確認してから公表していたのに……。
更に不思議なのは、多くの委員会は11人構成なので、正確な把握がそんなに難しくないという事です。44人もいる本会議の4分の1程度の人数、しかも自分や採決に加わらない委員長を除いて10人程の賛否を確認すればよいだけです。よほど杜撰にやったり、思い込みでメンバーを書いたりしない限り、きちんと見渡せば間違える方が難しい状態だと思います。
・・・しかし、添付Bでは明確に間違えられていました。

■私は当該文書の「松戸市議会議員有志」メンバーではありません。
まず、これからもお問い合わせを頂くであろう多くの市民の方には誤解なきよう申し上げますが、そして8月26日付の文章にある「議員有志」メンバーにも入っておりません。そもそも上述の通り私は8月23日の議運は公務が重なり市外にいたため、議運を傍聴できておりません。

上記の文書をご覧になって「えっ、山中さんも討論時間の制限に反対じゃないの?」とか「賛否公開を一緒に推進しているんでしょ?」などというご指摘がチラホラ聞こえてきますが、モチロン、討論時間の制限には反対ですが、議運のメンバーでもなく、会派も違い、この‘有志’に声を掛けられてもいません。私はこの間違い記載のある文書の提出者ではありません。どうぞ誤解なきよう、お願いします。

個々の賛否の公開は賛成ですが、これも、上記の通り、他の会派や議員と協力して、ダブルチェックなどをして細心の注意を払って慎重に行っています。この文書の有志の中に複数会派が入っているのかは不明ですが、2人以上の複数チェックが働いてこんな初歩的な致命的ミスを犯すとするならば、議員有志の能力が疑われてしまうことでしょうし、議会の信頼も揺るぎかねません。
さらに言えば、自身が採決にかかわっている議運の委員が、その結果をこのような形でマスコミに働きかけることを問題視する声も他の議運メンバーからで出されました。そのようなことも熟慮した上で、この‘有志’議員たちはこの文書を作り、マスコミに投げたのでしょうか…。
この件が、今後の松戸市議会での個々の賛否の公開の動きに大ブレーキとならないように、私は祈るばかりです。

■今回も「不採択」となった賛否公開の請願
恐れていたことが、やはり起こりました。この9月議会では、数年前に出された陳情とほぼ同じ趣旨の賛否公開の請願が出され、有志議員の窓口となった原議員と同じ会派の全議員(議運委員は除く)が紹介議員になりました…なんだか悪い予感がしていたのですが、議運でたくさんの傍聴者が詰めかける中、やはりといいますか、反対多数で「不採択」となりました。事実上のブレーキがかかってしまいました。
傍聴していて気になったのは、ある議運の委員から、この上記投げ込み文書と今回の請願を関連させた質疑があった事です。やはり、今回の文書は、請願の採択/不採択と無関係ではなく、委員メンバーに少なからず意識されており、無関係ではないのだと痛感しました。

■最後に
間違えたところの議員が言っても説得力がないから私が代わりに言うワケではありませんが、もし私から言う事があるとするならば、それは、この件をもって議会の個々の議案の賛否の公開の流れを衰退させてはならないという事です。たとえ致命的な間違いをする人があっても(猛反省してもらうのは当然ですが)次はどうしたらそういう事が起きないようにできるのか、間違えていない議員も含めて全員で策を講じる事に知恵を絞るべきだと思います。間違えた人を責めて、それで終わりにしては何も進みません。
市民の皆様も、今回の一件を乗り越えて、賛否の公開に向けて一緒に考えましょう!


※余談ですが、最終日の本会議では最後まで請願の「賛成討論」をしました。動画でもご覧頂けます。
下記URLから「9月30日 本会議」を選び、上から3つ目の再生するところをクリック(請願 第五号を含むもの)39分15秒あたりから〜(探せない場合は別途お問い合わせください)。
http://smart.discussvision.net/smart/tenant/matsudo/WebView/list.html
「八百長」の次は「茶番」ですか。 [2016年10月31日(Mon)]
■議会は「茶番」?
前鳥取知事の片山善博氏が地方議会を「八百長」と表現していたのが記憶に新しいところですが、今度は「茶番」と言われています。
<7道府県議会>答弁通告 執行部側、徳島「調整」慣例に(毎日新聞より)
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6219232
要は、都道府県議会の質疑に対する答弁を事前に議員に渡しているケースが散見されるということです。
■松戸市議会のケース
私の議員としての体験から話すと、松戸市議会では一般質問も質疑も同様に、通告をするとほぼ間髪入れずに(こちらが望んでいない場合でも)職員が数名でしっかりと聞きとりに来られます。議員センセがわざわざ質問された内容を職員(市)が勘違いするのを防ぐという誠意を見せているというのが大義名分のようです(が、前回のPTA規則の質問のように、小学生が聞いても意味を間違わないであろう様な質問に対しても、きちんと答えず、明言を避ける答弁もしばしばあります)。
そして、聞きとった必ず後に付けてくるフレーズが2つあります。まるで赤子が最初にその言葉を覚えたかのように、聞きとり職員がそれを発する事を忘れることは、決してありません。
その二言(ふたこと)とは...
1つが「質問(質疑)原稿を頂けますか?」
もう1つが「再質問(再質疑)はありますか?」
です。よく考えたら最初の質問(できれば原稿下さい)は、しっかりとヒアリングをしているひとからは到底出ない発言でしょう。勘違いのないように…という誠意も行き過ぎると失礼であるとも受け取れます。2つ目の質問(再質問ありますか?)は、質問に自分たち(執行部)が回答する前に聞くのは本当に失礼だと思います。よく考えたら誠意のように見えて、考えるところが大きいです。私はいつも、「二質があるかどうかは答弁原稿を頂いてからでないと分かりません。それも急に貰った場合は考える時間も必要ですから即答できません」と、心底正直に答えています。その結果、質問原稿(がある場合)を渡すと同時に答弁原稿(をくれる場合)を頂くこともあります。
■私の考え
私の質問&質疑をご覧頂ければ一目(もとい一耳)で分かると思いますが、本来、もっと丁々発止の議論を展開したいと思ってるので、原稿などお互いない方がいいとも思います。いや、少なくとも、よほどの特別なもの(たとえば、数字が細かく羅列されているもの等)でもない限り、原稿などなくとも議論ができなければ、議員としての資質が疑われるのではないでしょうか。
とはいえ、逆に隠すものでもないので、(充分に意思疎通ができて)原稿ができていれば渡します(※当日の朝に完成する場合が殆どですが)。これが人によっては茶番・学芸会とみられるのだと思います。確かに、読むだけなら小学生でもできますから(いや、できないな、たまに漢字読み間違える議員もいるから・・・そもそも何で自分で書いたはずの原稿の漢字読み間違えるんだろう?個人的な議会七不思議の1つです)。いやはや、次回から全く原稿なしで臨んでみましょうかね。職員に嫌がられるのは必至ですが、それ以上に、対面すれば互いの真意が分かりあえるというものでもなさそうだとこの頃強く思うものですから…説明の段階でこちらの聞きたい事にズバッと答え(られ)ない職員や、時間のコスト意識の無くイライラさせる職員も、管理職の中にも少なからず正直居るように感じます。効率の良い最低限のやり取りで、真剣議論を模索せねばと意を強くしました。
自治労松戸市職員組合70周年記念祝賀会へ [2016年10月28日(Fri)]
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■自治労松戸市職員組合の祝賀会へ
昨日は松戸市の組合の1つ、自治労の記念式典が聖徳大学10号館スパンカにて開催され、議員の来賓として出席させて頂きました。戦後間もない70年前の2月11日から創設されていたとのことで、上映されたDVDからは松戸市の変遷が垣間見えました。
盛り上がったのは、先般優勝した軟式野球部の紹介です。知る人ぞ知る松戸市役所の野球部は、かなり強いです。テニスや卓球など、他にも色々なサークルがあるとのことでした。
                §
最も印象的だったのは、天野執行委員長の言葉の中で「市民福祉の向上」を第一に掲げられていたことです。組合と聞くと自分たちの処遇改善をひたすら求める団体で、それが民間でなく血税でご飯を食べさせてもらっている公務員となると市民はもう‘いい加減にしてくれ!’と大声を出したくなる方も多いのではないかと思います。
ところが、自治労はあくまでも市民のための日本一の行政サービス(=目的)を実現するための処遇のインフラ整備(=手段)ということでした。目的の実行性が伴うなら、大いにやって頂きたいと思います。職員の活動で日本一になれるものがあるなら、公務においてもできないハズはありませんから…。
これからも共に有効な在りかたを考えたいと思いました。
■余談
先日のリオ五輪で高松ペア(バドミントン)が優勝した日本ユニシス株式会社の組合の芋掘り大会の芋。同期の友人から沢山貰い、美味しく頂きました(写真)。それにしても私が入っているわけでもないのに組合に縁がある週でした。
■余談の余談
・・・それにしても、上司も部下もいない「市議会議員」という職業には組合がありません。仕事をしていると年々、期待される職務は厳しくなり(月額報酬は1円も変わらず)、自分で健康管理もせねばならず(10年以上健康診断もしていないし人間ドッグも未経験)、心身共に自律してマネジメントを行う必要がある職業です。人と合わせる必要もないので、マイペースで開き直って頑張ります!
けいじ合コンへ行く、の巻 [2016年10月27日(Thu)]
■合コンへ行きました。
数日前にご案内を頂き、小金中の合コン(合唱コンクール・・・こんなギャグを中3の頃に言っていた記憶が蘇ったので、つい…)「秋芽祭」へ伺いました。朝の仕事を役所で済ませた後、少しでも早く行くため昼メシを抜いてバイクで市民会館へ直行します。そうしないと間に合わない(…もとい、朝からやっているので既に途中からなのですが)。
■アレ、休憩中だよね?
市民会館に到着すると「丁度お昼の休憩中です」とのこと・・・しかし、なぜかいつもと会場の空気が違います。違和感を覚えつつホールの会場に入ると、それもそのハズ、あちこちから生徒や保護者で賑わい、会場が人でごった返していました。1&2年生が終わり、午後に発表を控えた3年生達がクラスごとに集まり、あちこちところ構わず自主的に歌の練習(最終調整)をしているではないですか。先生も生徒も、そして保護者も!もの凄い力の入れようです!(あれっ、いま休憩中だよね?)と思うほど、誰一人として休憩している姿がありません(汗)。本気のオーラに気押されます(^^ヾ
・・・本番よりも、むしろこの時の光景の方が合唱コンクールにかける熱意が伝わってきたと言っても過言ではありませんでした。多くの保護者で1200もの市民会館の席が埋まり、生徒同様、日本シリーズかと見まがうほど熱が入っています。聞くところによると、保護者はなんと「チケット制」だとか…確かに、それくらいほぼ全部席が埋まっていました。私の頃は親なんか来てなかった気がしますが…過去は遠くになりにけり。
■隠れキリシタンとは、私の事さ
休憩ギリギリまであちこちで続く歌声練習。体を大きく揺さぶって歌う生徒、汗をかいても大きな声で歌う生徒…その集中力はまるで、気軽に見てはいけないものを見てしまったかのようでした。とっさに私は(常にバイブレーションになっている)携帯端末の電源を切ります。本番中に1dbでも音を出したら怒られそうな雰囲気。そして、‘5分前着席’を求められているのは教室だけではなかった!そんなものものしい感じでした(^^ヾ隠れキリシタンのように踏み絵…ならぬ‘地雷’を踏まぬよう、細心の注意を払って歌の合間にコソッと来賓席に着席。審査員や校長先生のすぐ後ろの絶好のスポットです。
■声量・歌・姿勢・・・熱意!
本番でまず聞こえてきたのは、2&3年生による合同の選抜合唱。男子の声は力強く・女子は高く通り、どちらも特徴的で非常に美しい。最後は男女一緒の混成合唱。一段と大きな声量に加え、ストーリー性のあるハーモニーが歌に厚みを加えます。心地よい響きとこの上なく…。
それにしても、自分の頃はもう少し自然に‘いい加減’?だったような気がします。それは指揮者を務めた私がいい加減だったからでは(たぶん)なく、今より世界が雑多と寛容で溢れており、熱中する生徒もいれば殆ど興味ない生徒もいたからだと思います。生徒に心の余裕がある(あっていいのかは分かりませんが)時代だったのでしょう。翻って今は何と言うか、非常に良い子たちで真面目ですが、傍で見ると勉強・スポーツ・そして歌声と。。。全てに熱心すぎて壊れないかと心配するくらい、見わたす限り全員が没頭しています。いやはや、たまには力抜かないと身体持たないぜっ(^^)
■残念、委員会ですから!
それにしても歌と歌にかける姿勢のレベルの高さは特筆モノでした。正直、ずっと聴いていたかったのですが、2時からは茜色の約束ならぬ健康福祉常任委員会の傍聴があったので、ギリギリまで居て、10分前に泣く泣く会場を後にしました。

きっと、最後まで居たら感動の絶頂に包まれていたことでしょう。
生徒の皆さん、先生、保護者の皆さん、お疲れ様でした!
素晴らしい歌声をありがとう!!!
大津の市議会だよりがスゴイ件 [2016年10月26日(Wed)]
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◆大津の市議会だよりがスゴイ!
月曜の関市に始まり、翌日の大津を経て昨夜松戸に帰って来ました。
一夜明けて資料を整理し、改めて大津の議会だよりを読んでため息をついています…A4タブロイドフルカラー冊子は、表紙から手に取りたくなるようなもの。例えば「議会×高校生」とか!18歳選挙権の旬も捉えています。一般質問や質疑はテーマ毎に整理されており、読者シフト。個々の賛否態度はモチロン工夫されて1ページにまとまっています。何よりスゴイのは、議会改革の取り組みが抽象的な表現で終わらず、実効性のある計画として、キチンといつ、何をやるというロードマップが示されているところ。
…いやはや他にもまだまだありますが、改めてこっちのテーマでじっくり視察したいなと思いました…。
総務財務常任委員会視察(2日目) [2016年10月25日(Tue)]
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■今日は大津市へ
今日は議会改革が全国トップレベルの大津市へ。
引き続き一般的な行財政改革についての説明を受けた後で、メインではありませんでしたが、視察の後に拝見した議場の方が気になりました。大津市議会では電子採決を採り入れ、各議席にボタンが付いていて、賛成ボタンを押すと上記のように色が付いて議場のパネルに表示されます。個々の議案の賛否も勿論載っている議会だよりは中核市のコンテストで1位を取ったほど!見やすく、議会改革の取り組みもロードマップを市民と共有しながら進めている所など、非常に進んでいます(マニフェスト大賞も複数回受賞!)。
                     §
個人的な気付きですが、説明して下さった若い職員さんたちが非常に勉強されていて淀みなく説明が的確で、議会改革に前向きだということです。
議事録に残らないこういう人間同士の会話のやり取りの中で開かれているなあと伝わる事柄が多く、人間はその一挙手一投足から情報が出ているんだなぁと改めて思いました。
万事が勉強になります。
総務財務常任委員会視察 [2016年10月25日(Tue)]
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■刃物の関市にて
こちら、名古屋のホテルより。
岐阜県「関市」での視察でした。人口約9.2万人。日本の包丁の半分以上はここで作られます。昨日は朝8時前に松戸駅を出発して電車を乗り継ぎ、最後は単線の長良川鉄道に揺られて関市の財政政策(クラウドファンディング)の取り組みを聞きました。ここでは隣の美濃加茂市と各務原市と組んでサービスを実施し、地域のブランド効果を高めて経費も削減するというWIN-WIN-WINの取り組みでした。若い首長たちが集って実現したアイデアだそうで、未だ始めたばかりと謙虚で下が、気持ちとしては今後も展開を広げていきたいとのことでした。
                      §
1時間に1本の電車待ちに@刃物会館前駅前の「刃物会館」で左利き用のハサミ(800円)を買いました。
これからも更に斬れ味を重視した議会活動に邁進して参ります。
ちばアクアラインマラソン [2016年10月24日(Mon)]
281023aqualine.jpg
昨日のちばアクアラインマラソン、なんとか完走しました!応援ありがとうございました&ランナーの皆様、お疲れ様でした!
             §
さて今日はキツい足を引きづりつつ、総務財務常任委員会の視察で関市に視察に来ました。
これからまた集団行動中ですので、詳細は又あらためてまとめます!
【潜入!松戸の英語教育】言語活用課「五年間英語」の視察へ [2016年10月21日(Fri)]
LAT.jpg
■横須賀小&小金中学校の英語教育を見てきました!
松戸市の英語教育が進んでいる事はご存知の方も多いでしょうが、実際、ふつうの授業現場を見せて欲しい!とお願いして、母校に見学に行きました。足取り軽く久々の‘登校’です。
<今日の見学スケジュール>
8:10 ‘登校’
8:20~8:30  Apple Time(朝自習)@小金中全体
8:45~9:35   英語授業(LAT)@小金中1年生
         *横須賀小へ移動*
10:30~12:15 英語授業@横須賀小1年生(2コマ連続)
12:15~13時頃   給食試食
 その後 施設見学など(郷土資料室)
 ‘下校’


■感想
まずは小金中へ。10分間のApple time(朝自習)。今日はたまたま2週間に1度の英語の確認テストの日。皆、もの凄い集中力で静かに臨んでいました。ここで日々の取り組みの定着が図られています。
その後、吹奏楽部が明日から始まる全日本吹奏楽コンクールの全国大会(おめでとう!今朝の朝日新聞(地域欄)にも大きく載っていましたね♪)で名古屋遠征の準備でしたが、間髪入れず1限目の1年生のLATを拝見しました。生徒が先生に質問をしていくというゲーム感覚で会話重視の内容の授業でした。かつての英語は比較的読み書きが中心でしたが、今日の授業では耳と口をフルに使います。アイルランドから来られた先生の発音は当然ですが美しく、リスニングとスピーキング・発音に慣れる他、何より実践における雰囲気の場慣れや文脈から内容を掴む事にも役立つと思いました。後半は好きなハロウィンモンスターの絵を描き、それを英語で説明する(手が何本あるとか、髪の毛が長いとか短いとか)というものです。多くの生徒は決まった答えを探すのは上手でしたが、自由度の高い独創的な質問には少し鉛筆が遅くなるようでした。また、細かい仕掛けが随所にちりばめられており、大変興味深いです。

k2.jpg
言い遅れましたが、今回案内してくれたのは松戸市教育委員会・指導課の坂口指導主事。私と同級生です。折角なので母校の校歌の碑の前で20数年ぶりに記念すべき写真をパチリ!
                 §
次は横須賀小へ。
到着して真っ先に目に飛び込んできたのが、11月のマラソン大会に向けて今から練習する全校児童たちの姿。一斉に走る姿は壮観であります。私は今や練習を諦めこの週末ちばアクアで42.195kmを走り…ます。悲壮感で一杯であります。そういえば上記の坂口君は横小6年の時マラソン大会で1位取ってたなぁ。
さてさて(汗)。
H32年度から学習指導要領変更により英語教育が拡充されるのに先立ち、松戸市では東葛飾地域では初となる、小学1年生から英語を月1ペースで取り入れています。これがある意味、今日の見学の「目玉」でした。アメリカからの先生と音楽に合わせて目や鼻から膝やつま先までを指差しながら言葉を覚えるリズミカルな取り組みです(場所は多目的室を使用)。身体を使うので、まるでちょっとしたダンスのようでした。小さい子どもならではの習得の早さや、意味が分からなくても反復するうちに覚えてしまうような内容が印象的でした。個人的には、集中が長く続かない児童への基本の動作を覚えさせる指導にも役立っていると感じます(先生方はさぞ体力勝負でしょうが…)。他にも、小グループになって1〜12の数字を順に発音していき、言えなかった人が座るというのもありました。ゲーム性があるので燃える子が多いです(^^)。楽しみながらゲーム感覚で覚えていく、そんな特徴をフルに活用している様子でした!また、細かい事を言えば、ネイティブから発音される何気ない一言一言やたまにポンと出る難しい単語や所作なども、知らず知らずのうちに刺激となって後にジワジワ効果が出てくるのだと思いました。口で言うと簡単な事ですが、ここでも随所に生徒の学習意欲と知識・能力を延ばす工夫が随所に見受けられました。
総じて、間違いなく松戸市の英語教育は全国平均や近隣より進んでいると確認する事ができました。
また、私が責任がない立場だから言えるのでしょうが、児童&生徒を見ていると非常に好奇心旺盛かつパワフルで、新鮮で‘楽しい’です。暇があれば面白い事を探す子どもたちの習性は、往々にして見ている側も楽しくさせます。度が過ぎるとすぐ騒がしくなりますが…まあ、元気で何よりです(^^ヾ
そして、言語活用能力に関して言えば、今の大人の持つ論理力やコミュニケーションレベルをいつか越えるんじゃないかと思いました(年長者は油断していられません)。子どもたちの将来が非常に楽しみです!

■オマケ
5分単位で行動する子どもたちペースで日々生活する先生方はさぞ大変だと思いますが、私も朝自習+3コマを一気に見学させて頂き、ずっと立ちっぱなしでさすがにお腹がすきました…そこで、今日は横須賀小で給食を頂きました♪(^^)
温かく、健康的な薄味で、旬の素材が使われ、美味しい。具だくさんのチャーハンにシュウマイ、ニンニクやきくらげなどが入ったスープにグレープフルーツ(献立は放送されていましたが、食べるのに全霊を集中していました…汗)。これでたったの290円でしたから、毎日というより、ああ〜もう毎食でも食べたいレベルです。御馳走様でした!

Sakaguchi.jpgYamanaka.jpg
※給食を口にして感動する坂口指導主事と私。もう2食くらい食べ溜めしておきたかったです。

■最後に
横須賀小学校と小金中学校の2校を見学させて頂いて感じたのは、とにかくハードもソフトも教育環境が充実している事でした。母校である贔屓目を除いてもそれを感じました。一方、今回は特定の学年を見ましたが、他の学年や経年的な変化もどのくらいあるのか、又、他の学校はどうだろう…等々、興味は尽きませんでした。往々にして保護者などからはもっともっと!と飽くなき向上を求められるでしょうから、教職員は(体力的にも精神的にも)大きなエネルギーが必要になると思います。やる事が多くて大変だなあと思いますが、公教育の予算の確保と環境充実は人間の基礎をつくる上できわめて重要だと改めて強く思いました。

市教育委員会指導課の皆様、坂口指導主事、各校の校長先生はじめ皆様、そして児童・生徒の皆さん、どうもありがとうございました!大変勉強になり、エネルギーも貰いました・・・またお邪魔します!(^^)/
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