会派構成員変更届を提出しました [2016年03月31日(Thu)]
◇ご報告です◇
先日に引き続きですが、議長宛の会派構成員変更届をたった今、議会事務局長を通じて提出してきました。 今月末(3月31日、本日)付で、市民力から谷口薫議員と原裕二議員が会派を離れます。 2名が3月31日付で会派を出るという正式な意向(結論の報告)を、私は3月定例会最終日(3月22日)に初めて聞きました。その際、他の会派(社民・無所属クラブ)と組む構想も持ってこられ、具体的に詳細の役職等までは決まっていないものの、合流したいという意思を伝えられました。そこで、私も交えて一度、対象者全員で話し合いの場を調整しようということになり、3月中を見込んでいました。もし調整が叶わなくても、@原議員は調整を試みた結果報告を私にすることと、A(調整の有無やその結果にかかわらず)原議員と谷口議員は市民力を3月31日付で抜ける意思を決定していることが確認されました。 その日以降、私は最終的に会派議員がどうなるのかが3名とも全員確定した時点で、3月31日に相応の文書を提出するつもりでいました。 しかし、先週金曜日(3月25日)に(既に前から決まっていた)大塚議員の脱退の書類を届け出た際、原議員と谷口議員の2名が既に「社民・無所属クラブ」へ入るという書類が正式に提出されていたと職員から聞き、「すでに2名欠けているので(会派要件である3人に満たないため、会派構成員変更届ではなく)『会派解散届』を書くことになります」と言われました。 2名は31日に会派を出ると聞いていた私はその書類の意味に対して了承をしていません(それどころか、その書類の存在自体知りません)でしたので、驚きました。勿論、その時点で原議員から調整の結果報告もありません。 そもそもまだ今の会派を出ていないのに別の会派に入ることができるのだろうかという議会の基本的な手続きに対する疑念を抱き、正式な手続きを確認してもらったところ、やはり、まずは今の会派を出るのがきちんとした手続きのようでした。だとしたら、‘正式に受け取った’職員(正確には受理した事務局)にも不備はないのかと、私の疑問はますます深まるばかりでした。 会派の存在に直接関わる極めて重大な問題において、会派内の正式な手続きを飛ばして別会派へ行くということや、上記@の調整の場はおろか調整を試みた結果報告もなしに、A(いずれにせよ31日付で抜けると言った)合意事項さえ遵守する姿勢が見られませんでした。 この点について私は、看過し難き深刻な事態と捉え、他にも関連する様々な事情を勘案し、残念ながら原議員と谷口議員の2名を、市民力から「除籍」する事に決定いたしました。 ※昨日のうちに2名には電話で「除籍」する事を伝えました。 「除籍」も「退会」同様、会派を出ること自体は同じですが、基本的に中立な状態で脱退することを連想させるのが「退会」と呼ぶのに対し、「除籍」は(ご存知の通りでしょうが)そこに込められている意味が大きく違います。 会派というのは元々、会議規則等には規定されておらず、市議会議長会に確認したところ、各議会での運用に任されているという事でしたので(今まで松戸市議会では使われたことがなかったかも知れませんが)「除籍」という文言の入った文書を作成・提出し、正式に受理されました。 ・・・要点は以上の通りです。 理由は全員が同じではないとはいえ、この短い期間に3名の議員が会派を離れる事になったことは、私だけでなく、有権者の皆様にとっても非常に由々しき事態だと考えます。 いずれ市民の皆様からもお問合せを頂くことも増えるかと思いますが、このような事をなるべく早く皆様にきちんとお伝えすることが重要だと考えておりますので、あまり明るい話ではありませんが、事実関係を中心に記載させて頂きました。 ◇明日から◇ 「市民力」という名称は変えませんが、よって明日から私は約6年ぶりの‘一人会派’になります。 こうなる事態を止めるために自分に何かできる事がなかったのか?と自問もしましたが、私の政策や考えは寸部も変わっていませんので、ひたすら初心に返り、今後も政策に対する姿勢を貫きます(もとい、会派の他の議員に迷惑をかける心配がなくなる分、鋭さを増すかも知れません)。 尚、本件については随時このブログに経緯などをお伝えしようと思います。 また、今後の議会報告会でも触れることがあります。 |