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選挙後の政局 [2024年10月29日(Tue)]
■衆院選大敗、そして国民はどう動く
衆院選大敗を受けて少数与党となった自民党が、内閣総理大臣使命に向けて必死に動いているようです。自公では過半数に満たないため、国民民主党と「部分連合」を求めている模様。
一方、議席増で勢いづく国民民主だが、解散直前に内閣不信任案(※注)を出した相手の党とくっつけば有権者は(今度は国民民主に)騙されたと感じるのではないだろうか。
                   §
個人的には衆参の’ねじれ状態’が一番国会に緊張感が走り政策議論に注目が集まると思っていますが、実際には各党とも、選挙が終わればすぐ政局に走ってしまっています。
「総裁選前に早期解散は慎重に右矢印1当選後、早期解散」の自民党の教訓を国民民主党がどう生かすか、投票した国民は気が抜けないで見守っているのではないでしょうか。
                   §
立憲民主党は政権奪取のためにどこまで野党を纏められるかに注力しているようです。政策の違いをどこまで許容するのか、組む相手同様に注目が集まります。
個人的には、政策の違い以前に、政策を重視しない政治家や候補者、関係者が今回の勢いに乗ってすり寄ってくることの方が懸念しています。立民も国民もですが、今後の地方選挙に向けて、政治家になりたいだけで一貫性もなく近づいてくる人への’バラマキ公認’による失敗を繰り返さない事が重要だと思います。

いずれにせよ来夏には参院選もあり、第二、第三以下の野党がどう動くのか、注視しています(近いうちに分かるでしょうが)。

※今回の内閣不信任案は立憲、維新、共産、国民、の4党による共同提出。
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