国政に思ふ [2023年02月01日(Wed)]
■政党も、歴史は繰り返す
子ども手当の所得制限について国会の与野党の論戦レベルにいち国民として情けなくなります。 当時の所得制限を巡って制度創設した民主党政権(当時)に対して自民の丸川議案が「この愚か者めが」とヤジっておきながら、政権復帰して自民党が同じことをやろうとして、立民(現在)の長妻議員に突っ込まれていました。ヤジも品がないですが、まさに歴史は繰り返す。与党になると(選挙が近いと)思想や信条はどこへやら、税金のバラマキが常套手段のように見えます。 当時悪ノリして自民党公認で1500円で「この愚か者めが」と入ったプリントTシャツは販売までされていました。 § 皮肉なことにこの与野党の決して高尚とは言い難い攻防は、今になって見ると本当に含蓄に富み、与党も野党も教訓とすべき点があると思います。ついでにちょっと現物を見てみたいと思いましたが、今やプレミアモノなのでしょうか、ヤフオク、メルカリ、楽天どこにもありませんでした。 ■国民が信頼できるかどうかのポイントは正当の「自省力」の有無 それにしてもこの国において、(ご都合主義でなく)一貫した理念と政策を掲げて貫くことができる政党や政治家は一体どれほどいるのでしょうか。本当に少ないと痛感しています。 どこがやっても言える事なので自民だけを批判をするつもりはありませんが、「ブーメラン」に耐えられない政治家が我が国で与党をやっているというのは国民として情けないと思います。 翻って、地方議会も同じ。議員時代に執行部に吐いた質問を自分が執行部側になったら誤魔化すような首長ではダメだと思います。 ・・・日々言い聞かせて議員活動に励みたいと思いました。他山の石。 |