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【徹底解説】「市道路線の廃止及び認定について」私が反対した経緯U [2022年12月21日(Wed)]
(続き)
■流れの整理
ここまでの状況を要約すると、以下になります。
@議案に不明点がある
      ↓
A現地確認したいと思う
      ↓
B担当課に「連れて行って案内して下さいませんか?」と頼むも断られる
      ↓
C担当課に地図3種類を持参して訪問→充分な回答ナシ&分かり易い地図等も一切頂けず
      ↓
D現地へ一人でGo!
      ↓
【適正な管理とは言い難い状況に唖然】


<今日>
10時〜建設経済常任委員会。
適正管理がされていない状態の市道を私に見せたくなかったのかな、等と色々疑念が深まりつつ、委員会に臨みました。
前のエントリで書いたような杜撰な管理状況と市の対応を指摘して賛成はできず、「継続審査」を主張→賛同者なしで採決へ→反対。11時前に委員会終了。

■後日談、もとい、当日事後談
私の感覚が違うのだろうかと思い、委員会終了後、市民力の新人・湯浅議員を連れて現地へ再び行きました。他の議員も関心が高いとみえ、委員会後に色々と質問されました。中には「現地に行かれるとは流石です!」と同僚の男性議員からお褒めの言葉も頂きました。まあ、現地に行く事より行くまでのハードルが高かったのですが(汗)。
kabo.jpg
現地で転がる野菜。

そして、例の鉄柵(課長は委員会でこちらがその名称を指定していないのに「フェンス」と答弁されました。指導はしていないまま、以前からご認識はあったようです)
f5.jpg
そして’フェンス’。2日連続で2回も遭遇するとは思いませんでした。またしても障害物となり、通行できず。大人1人ではどかせそうにもありません。湯浅議員も光景を見て絶句していました。
帰り際、他の議員も4〜5人現地にお見えで場所が分からないとのことでしたので案内しました。確認したのが13時台、議会(控室)に戻ったのが14時頃でした。

■午後に適正管理をお願いしました
現地視察(2度目)を終え、未だに’フェンス’や様々なものが撤去されていない事が確認されました。戻って仕事をしていると、ほどなくして担当課長以下3人が控え室に見えました。
そして
・「行き止まり」の標識は市設置のものではない→だからノータッチ
・フェンスは撤去するよう指導した(14時30分〜3時頃の間)
の報告を受けました。
                  §
まず、標識に市を名乗られていてもノータッチの理由を聞いた時に「(単に「市」なので)松戸市とは書いていない」と言われて唖然としました。文脈にもよりますが、通常の会話で、「国」と言えばまず日本国を指すことが一般的ですよね(わざわざこんなこと書きたくもないのですが)。市内で「県」と言えば千葉県を指すでしょう。同様に、市と言えば松戸市ではないのでしょうか?共通理解に苦しみました。(細かい話をするともっと色々あるのですが割愛)

次に、この時点で’フェンス’は私も市も撤去が確認できていません。
私の議員としての認識では、こういうトラブルになりかねない案件があった時、指摘事項に問題意識を持ったならば速やかに担当課が行動に出る時が多いです(この場合は、すぐに撤去の指導をすると思いました・・・)。
しかし、まだ撤去は確認されていません。
そもそも、誰かに言われてから撤去へ動くのではなく、通常は市道に障害物が置いてあったらきちんと市がどける(orどけてもらう)よう対応するのが『適正な管理』だと思っていますが、私の感覚がおかしいのでしょうか。久しぶりに議員に戻ったので、まだちょっと勘が取り戻せていないのかな。

・・・市民の皆様はどう思われますか?
【徹底解説】「市道路線の廃止及び認定について」私が反対した経緯T [2022年12月21日(Wed)]
■私が議案(56号)に反対した理由
今日の委員会で審査された議案第56号「市道路線の廃止及び認定について」に反対した経緯です。議案の内容としては市道の新設や廃止です。

私は1週間前からヒアリングしており、ちょっとわからないので実際の現場を目視して確認しようと思ったのですが、配布された資料の地図ではおおざっぱすぎて現地が分からない(地名が『○○地先』という標記)ため、数日前から担当課(建設総務課)に「現地を案内して下さいませんか?」とお願いしていました。すると翌日・・・丁重にお断りされました(^^;)
                     §
よし、ならば自力で行くぞ!と思い、昨日、念のため事前に担当課の窓口に行って「この道、どこからどこまでですか」と聞きました。しかし、どうにも要領を得ない返事。せいぜい5分あれば済むやり取りだろうと思ってかかったのですが、会話が始まってから担当者に10分以上席を外され1人ぼっちで壁を見つめながら待つことしばし・・・担当者2名(主査)が戻ってこられてからも分からない事は分からないままで、詳しい地図1枚もらえず(見せてもらえたので目に焼き付けました)、気付けばチャイムが鳴り5時が過ぎ、あたりもドップリと暗くなりました(・・・日暮れて道遠しとはこの事か)
                     §
結局1時間以上対応してもらいましたが、聞きたいことは判明せず、当該地の場所だけなんとか分かった(と思った)ので役所を後にしました。
別館地上の出口が締まっていたので再び担当課のある2Fから新館に移動して外に出ようとした際、先ほど対応して下さった2名の主査がどうやら上司に報告している後ろ姿がチラッと見えました。
私は普段から、若手の議員が出てきたら議員面してすぐに「上役(うわやく)を出せ!」とは言いません。むしろこういう偶然の機会でもなければ若手職員とじっくり話を聞いてやり取りを深める場はほとんどないので、貴重な経験だと思っています。

ただ、この日だけは違いました。予想以上に時間がかかったので、こうなると分かっていたら「恐縮ながら責任を持って答えられる立場の人をお願いできないでしょうか」とお願いするべきだったと強く反省しています。そうすればもっと早く回答が得られたor解決できたかも知れないからです。
(ちなみに担当して頂いた若手職員は、私の質問に満足な答えは頂けなかったものの、頑張って対応してくれました)。
まあ、若手の職員が議員にしばらく対応していたら(必要はなくとも)大抵は上司が出てきて話を聞いて下さいます。議員にとってはそれが解決の近道となり、若手職員にとっても対応しきれない時の助け舟になるからです。これからはケースバイケースで臨もうと意を新たにしました。
                    §
当初予想していた職員のガイドはおろか、質問による疑義も晴れず、担当課を出た足で1人現地に直行します。そして現場到着。当該の市道(写真)です。
すると・・・なんと、鉄柵のようなもので道が塞がれ、通行できませんでした。
「えっ、市道なのに、なぜ?」
混乱しました。
道の上に障害物。不法占拠でしょうか?
uri.jpg
※下は土ですが立派な「市道」です。

車を降りないと先に進めません。
しかも適正に管理されているとは到底言い難い状況でした。
この柵の先が今回、市道を廃止して売却する予定となっています。
fensu 2.jpg
(鉄柵は錆びており、タオルが掛けられていました。相当長い時間放置されていた事が伺えます)

ちなみに更にその手前には市の標識のようなものがあり『この先 行き止まり』と書かれています。設置場所はおそらく民地ですが、「市」と表記がある以上見逃せません。上にはライト(今日の委員会で「回転灯」と課長は呼んでいました)のようなものがあり、光っていました。普通の通行者は市が設置したのかなと解釈すると思います。
yukidomari.jpg
おそらくこの家の人が設置したのかも知れませんが、市はこの道を議案上程前に何度も見ているでしょうから、認識しているのに、自分たちが設置していないものに対して指導などした事はなかった事が今回の議案質疑で分かりました。
それなのに「適正に管理している」と課長答弁・・・もはや私の頭では理解できません。
私が実際現地に行き&通行に支障が出ているのに、通行は「皆無」と言い張り「支障は出ていない」と主張されます。ここまで軽く扱われたのは初めてです。交通の侵害がされ、議案の審査に関係する案件なのにちゃんと管理されていない状況に出くわしました。他の人が事故やトラブルが出ていない事が唯一の救いで下…この事態を被ったのが私で良かったです。


hukuro.jpg
繰り返しますが、ここは「市道」です。
道路.jpg
落ちているものを見ると、農作物や枯草、肥料の袋のようなものが放置されています。
鉄柵に加え農作物等が(意図的かどうか分かりませんが)放置されており、市も注意をしていない事が判明。とても『適正管理』されているとは言い難いですね。

・・・でも、適正に管理されているという認識なんですって!

議員17年目に入った私も、この市道の現状と答弁の乖離に、ダブルでビックリでした。
(Uに続く)
建設経済常任委員会 [2022年12月21日(Wed)]
■9ヵ月ぶりの建設経済常任委員会
お待たせしました。9ヵ月ぶりに山中が建設経済常任委員会に戻って参りました。久々の議案審査です。
まず、審査結果は以下の通り(敬称略)。

■議案54号 松戸市水道事業給水条例の一部改正
→可決(全会一致)
■議案55号 和解について(松戸駅西口地下駐車場)
→同意(全会一致)
■議案56号 市道路線の廃止及び認定について
→可決
(反対:山中。
 賛成:大橋、広瀬、杉山、鴈野、織原、芦田、原)

※欠席:関根、ミール


次のエントリで特筆事項を書きます。
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