議会運営委員会 [2021年11月19日(Fri)]
■非公開の議運で行われた事
昨日は議運でした。 コロナ対策と12月議会の一般質問&議案質疑の持ち時間について話し合われ、結局、60分には戻らず、緊急事態宣言下の9月議会同様1人25分(議案質疑は10分)のままとなりました。 ※以下、参考までに議運を傍聴していた中西議員のブログを引用↓ ◆感染者ゼロなのに! なぜ?! 12月議会も一般質問25分議案質疑10分に時間削減継続が決定してしまいました。 また、なぜか、加えて会派に持ち帰って話し合う課題として予算決算委員会の質問時間、一般質問の時間の在り方となりました。 コロナで時短が決められた時から懸念していたこと、コロナをきっかけに基本運用まで時短されるのではないか、という嫌な予感が的中してしまった。。。。 議運メンバーに変更があり、今回より増田議員から原議員に変更になっていました。 さて、議運中の主な内容を紹介します。(敬称略、抜粋です) 議題@12月議会のコロナ対策について 宇津野 時間短縮解除。明確な基準を決める。やれるタイミングを逃すわけにはいかない(今の感染者少ない時期) 山中 解除して元に戻す。正常に戻せるかを念頭に置くべき。基準を示さないといつまでも戻せない。今までの分120,90分でもいい。 二階堂 元に戻す。他市も戻している。 原 元に戻した方がいい。CO2モニターを導入してはどうか。片道25分など質問と答弁時間に制限をかける。 大谷 戻すのがベストだとは思うが、昨年もGOTOをやって飛躍的に感染が増えた。今回は前回通りが望ましい 渋谷 12月まで時短を大前提をして考えるべき。現状通りがベター 城所 戻すのも妥当な意見と聞いていると思うが、国の対応をみるとた ずなを緩めていない。慎重に行ってほしい。 鈴木(大) 判断が難しい。感染が爆発しない根拠、エビデンスない。原則12月までは削減を継続と依然決めたからそれが妥当。 末松 必要があって制限をかけてきた。社会的効果が認められてきた。今まで通りと戻すかで決をとりたい。 などの発言があり、⑵の議題についても委員長が触れたので、⑵を話し合ってから⑴を決めたらという提案もありましたが受け入れられず、採決が行われました。 【採決結果】 一般質問25分、議案質疑10分の時間短縮に 賛成 鈴木(大)、大谷、諸角、城所、高橋、渋谷、末松 反対 宇津野、二階堂、原、山中 続いて 議題A議員の発言時間の運用について 杉山 予算・決算委員会における発言時間について問題提起があった 今日決める訳ではないが、会派に持ち帰って話し合ってほしい。 宇津野 来年改選、我々もどうなるか分からないこの時期に急いで結論を出す物ではない。 山中 問題意識のある人が喫緊の課題だと言うならば議論したい 鈴木(大)一般質問時間25分短縮で新しい気づきがあった。東松戸病院、庁舎、新松戸東側区画整理など十分に議論して対応してきた自信と前提がある。 大谷 発言が特定の議員に集中することがある。時間の運用は工夫しながら議論していく必要がある。 原 会派にもちかえるが、何が問題か分からない 二階堂 懸念した発言が出てきた。元は60分でやってきている。どうしてその話になるのか分からない。委員会では委員長がいるので、委員長の進行の責任でできると思う。ここで決めることに驚いた。 末松 二階堂さんに続いて長く議会を見てきた。以前はお互いバランスをとってきた。今は権利意識が議会も社会も重要になってきている。1人1時間の一般質問すれば日程の中には入り切らない。 山中 議会基本条例で議員間討議の充実を定めている。委員なのに手を上げない、発言しない事が問題では。発言が多い事を問題にするなら日程の見直しが必要。多数が制限する形にはしないでほしい。 発言中、山中議員が、「仕事をしない議員」と言った部分を二階堂議員が問題ではと指摘をしたので、その部分だけ訂正し、「発言をしない議員」に修正しますと山中議員議員が発言したところ、杉山委員長は発言取消かと返答、いや修正で、じゃ取消ね、いや、みたいなやり取りが。結果委員長留保になりました。本人が修正といっているのに、なぜ全部を消す取消と返しているのか謎の対応でした。議事録がどのようになるのかは要注意です。 鈴木(大)質問が60分なのはなぜだろう。120分でも短いかも知れないから一度持ち帰ってまとめてくればいい。 高橋 ウィズコロナの考えで、今までに戻す考えから、変えていかないといけない。新たな議会運営した方がいい 宇津野 委員会を主戦場としている議員と、委員会外を主戦場としている議員では認識が違うので、そこが違うまま持ち帰っても、数に引っ張られるだけの議論になる。委員会への認識を整えなくては意味がない。 原 そもそも発言時間を測れるようになっているのか。トータルで何分とかの提案でも構 わないのか。 杉山 他の自治体にいろんな方法がある 等の発言があり 最終的に委員長より一般質問の時間、予算・決算委員会の発言時間の見直しについて議運で話し合っていきたい。事前にどのあたりに決めたいというようにします。3月に予算委員会があるのでそこをふまえていきたい。とのまとめがあって終了。 これは私の主観ですが、時短継続を言う方々は、コロナの心配ではなく、質問時間を少なくしたいようにしか見えないのです。そもそもどうして短くしたいのだろう。重要な責務である質問時間をなぜ減らしたいのか、そもそもの基本が共有できない。 市民から6月に提出された議会の正常運営を求める陳情が出されました。その際に求められていたのは全員出席体制と質問時間の回復。 半数出席は改善されましたが、質問時間の回復はなされませんでした。 市民は私たち議員に仕事を託してくださっています。 今のままでは、その思いに答えられていません。 くじけずに改善を求めていきます。 議会が報酬は削らず、時短していること、どれだけの市民がご存知なのだろうか。 (引用終わり) |