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緊急事態宣言の7府県追加に想ふ [2021年01月14日(Thu)]
■緊急事態宣言、対象を追加
菅首相は緊急事態宣言の対象に大阪、京都、兵庫、愛知、岐阜、栃木、福岡の7府県を追加しました。期間は1月14日〜2月7日まで。これで対象地域は合計11都府県になりました。
感染者数の増大が3大都市圏に多いことに加えて、そこに通勤や通学等で日常的に通う人が多い隣接県の知事がヤキモキするのは当然です。
勿論コロナ禍において必要な措置なのかもしれませんが、これだけ感染が長期に亘り継続し、もうかれこれ1年近く個人でも組織でも様々な対策を施しても効果が実感できず、感染者数だけが日に日に更新されてゆくと、個人的に思う事がいくつかあります。

■どこまでやれば「大丈夫」なのか?
1つは、どこまでやれば大丈夫なのかという事です。勿論、どこまでやっても根治する事はないでしょうから大丈夫なラインなど存在しないのかもしれません。しかし、小出しにされるような政府の判断決定は、ゴールが国民の総意(少なくとも過半数)が共有されているように思えません。どこまで抑えればいいのか、厳密にいえばどこまでやれば我々は「まあ、このくらいなら大丈夫だろう」と感じるのかという疑問です。

もう1つは、本当に今の新型コロナ対策の理念があっているのかという事です。
表面的な感染者減少やそのための技術云々の前に、我々は≪相手を知らない事の恐怖≫と≪事態の長期化による慣れ≫をどの辺でバランスさせて日々の生活に臨めばよいのかという問いです。
日本はこれだけ諸外国に比べて感染者数が低く、医療レベルが高度な事に加え、公衆衛生の高さや国民の遵守意識の高さなどがもっと評価されてよいと思います。しかし、あえて感覚的な物言いをするのならば、若干全体的に【怖がり過ぎている】と思えなくもないのです。それも、ちょっとでも感染源があれば感染力の強いコロナが急激に増加する怖さへの牽制という側面も勿論第一にあるのでしょうが、それよりも、《(怖がり過ぎているなんて言うと)周りから徹底的に意識が甘いと叩かれるのではないか》という、社会から批判の標的にされる事に対する怖さや同調圧力の様なものが、それ以上に蔓延していることへの恐怖なのではないでしょうか。医師会が医療崩壊する可能性に言及すれば、ひとまず素人は専門家の言に反論を持ちません。思っていても言えないのならともかく、思う事をしない(=思考停止)になって何かよく分からないモヤモヤと一緒に長期過ごすことで国民に精神的な不健康を招きはしないかという危惧が私にはあるのです。

私は決して、これまでの基本的な対策を疎かにせよとか、コロナなど気にせず開き直って過ごせなどと言う気は毛頭ありません。ただ、ちょっとずつ前を向くにはどのように考えて、今のこの世界を覆う現象をどう捉らえればいいのか、せめてずっと自由に考えたい、できれば周りの人と微塵も関係が悪くなることなく(←ココ重要)前向きで建設的な意見を気軽に披歴し合いたいと思うのです。たとえそれが下らない笑い話やブレインストーミング程度のレベルの事でも。
そういうことがしずらくなる風潮がより一層蔓延し、長期化することの方が、じわじわと目に見えて施される政府や行政の対策よりも私は遥かに窮屈で辛いと感じます。
                    §
松戸市新型インフルエンザ等対策本部長である市長が今月8日に以下のメッセージを出しています。短いので全文抜粋します。
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緊急事態宣言発出についてのコメント
市民の皆様方には常日頃、感染拡大防止にご協力をいただき本当にありがとうございます。にもかかわらず、感染拡大が止まらず、二度目の緊急事態宣言の発出に至りました。
大変残念なことではありますが、市民の皆様方にはさらにいっそう感染防止対策の基本を守り、一刻も早く感染拡大に歯止めをかけられるようご協力をお願いするものです。
一方国に対しては、これほどの痛みを伴う対策を国民にお願いするのですから、コロナ感染者数が他国と比較すると大幅に少ない中で、また例年に比べインフルエンザが激減している中で、なぜこれほどまでに医療崩壊が叫ばれるのかなど国民が持っている疑問に対して積極的に説明していただき理解を得ていただきたい。
このままでは、今後国民の協力が得られなくなることを大変危惧しているところです。
令和3年1月8日 松戸市長 本郷谷 健次
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(全文引用終わり)

国の判断や専門家の見解に追随するだけでなく、ご自身の考えが伝わってくる文章だと思います。特に後段の医療崩壊への国民の疑問に答えて欲しいという点は、私も全く同感です。昨年5月の緊急事態宣言時、開業を続けるパチンコ屋の前で自粛を呼びかけるよりも遥かに意義のある声明だと思います。皆さんは如何でしょうか?
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