質問時間が足りない! [2020年12月09日(Wed)]
■清々しい朝…のハズが
一般質問3日目。今日は冒頭から前日の議員の発言をめぐる謝罪からスタート。 そういえば今(12/4〜10)は人権週間でしたね・・・議場を見上げて思わず大きな溜息が出ました。 ■やっぱり足りない!質問時間 今議会、質問通告者は全議員の7割程度。5割(半数)出席協力要請は出たまま空席が目立つ議場。質問時間は従来の4割程度(60→25分)まで減らされた中で、今任期は議会に全出席&毎回質問しているのは中西議員と私の2人だけになっています(議員報酬は全員満額100%出ています。報告会で聞かれる前に先に言っておきますので、あしからず)。 公務員が市民のために働き続けるというこの「当たり前」の継続をすることは本当に難しいなと我ながら思います。 ■オーバーする議員が続出 今日は10人が登壇しましたが、一般質問の持ち時間(25分)を超過して議長席から注意される議員が3人も続出しました。 私もしばしば煮え湯を飲まされることがありますが、質問に関係のない答弁を執行部にず〜っとやられると、どんなに的確に本質をピンポイントで衝いたとしても、こちらの力量ではどうする事もできません。必然的に議論の「密度」がどんどん薄まり、執行部には「逃げ得」を許してしまいます。これでは議会ほんらいの役目であるチェック機能も働きません。 やはり、往復3回のやり取りを認める一般質問に割当て時間が25分では、最低限の議論をするにも短いのです。 今日も、中には秀逸な議論もあり、『この先の展開がどうなるのだろう』と気になっていた矢先でしたので、集中して聞いていた側にはまさに青天の霹靂3連チャンでした…よもやこんな状態がずっと続いたらどうしようと心配になりました。 オーバーしたのが新人議員ならともかく、2期目以上の議員で、中には議会の運営に知悉した議長経験者もいらっしゃったので、いくら慣れていてもテクニックを弄しても、もはやそういう問題ではないのです。 コロナ禍だからと質問時間を切り詰め続ける議会の姿勢は、そろそろ切り替えなければならないと問題意識を強くしました。 ■明日は議案質疑 明日、全員の一般質問が終わった後で、会派「市民力・立憲民主党」の3連続登壇です(山中→岡本→中西、の順)。どうぞよろしく! |