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議運の報告 [2020年06月08日(Mon)]
A・B班.jpg
【ご注意!】6月定例会の日程が変わります!
定例会を前日に控えた今日、急に議運で会期の短縮が決定しました。
https://www.city.matsudo.chiba.jp/gikai/shigikai_annai/teirei_iinkai_yotei.html
元々17日しかない日程が約半減して10日間へ。本会議場にいるのはそのうち4日間しかありません。常任委員会も2日間にまとめて行う始末!
「ホントに仕事してんのか松戸市議会!?」そんな市民の声が飛んできそうです。
                    §
また、以前の交代要請の具体案も示されました。上記のようにA・B班に分け、下図のように出席時間帯を交代してゆくというものです。しかし、ギリギリの出席人数でやっているので常に議場にいる人数を気にする必要があり、場合によってはトイレに退席するにも事務局に声をかけて定足数を割らぬように一声かけねばならぬという非常に面妖で使い勝手の悪いシステムです。♪ギリギリでいつも生きていたいから〜というKAT-TUNの曲が思い浮かんだのは私だけでしょうか(…古っ!)
200609 議事の流れ.jpg

今回の決定は、問題点が多いと感じます。
@そもそもA班とB班の時間配分やその間の内容が平等ではなく、形式に合わせるために本質的な議事の偏りを認めるものとなっています。
A特に、初日の冒頭で行われる会期日程の決定などは全議員が共有するべき重要性の高い決定です。議運にも出して頂けぬ無所属議員(B班山中・中西・岡本議員)がここで欠席(退席)すると、この議事に臨む機会が全く失われてしまいます。これが私が再三申し喘げている議員の権利の致命的な「欠損」です。
B常任委員会の日程も変更されました。当初4日間でやる通常1日1委員会開催を、3つまとめて6/16に一気にやるようです(教育環境10時〜、健康福祉午後1時〜、建設経済午後3時〜)。しかも傍聴者は別室で音声のみ傍聴という味気ないものです。臨場感あふれる委員や会議の様子などは殆ど伝わらない事でしょう。
うまくいけばどれも傍聴できますが、終わり時間が決まっていない為、その保証はどこにもありません(そもそもコロナ対策と関係なく同日開催には改善の余地があります)。
Cさらに、市職員には毎日「検温」が義務づけられている一方、物理的に同じ場所にいる議員にはその義務がなく各人任せとなっています。なんとな〜く効果がありそうなことはやる割に、世間がやっている並みの客観性のある決定的な方策については、やっていない。もしかして数字で表されると困る人でもいるのでしょうか?・・・果たしてこれで、どれほどの効果や意味があるのでしょうか。たとえ高熱と分かって感染の疑いがかけられたとしても、初期で分かった方がお互いのため、市民のため、になると思うのですが。
ちなみに傍聴者にもアルコール消毒やら連絡先を聞く場合があるなど、議員より遥かに‛徹底’して健康管理を図っていらっしゃるようですけれど。

いやはや・・・市民感覚とずれているのは、私の感覚の方なのでしょうかね!?
議会に出席します [2020年06月08日(Mon)]
■6月議会も(いつも通り)出席します。私、議員ですので。
先週ようやく市内に例のマスクが届いたり、定額給付金の申請書が届いたり…コロナ対策にいつも一歩遅れで対応するかのような行政が続きます。
さて、明日から6月議会が始まります。

これから議運で半数出席の「交代制」の具体案が話し合われますが、私は極力議席にいたいと思っています。いや、もとい、極力議席にいるべきであると思います。なぜならば私は議員だからです。なにを今更当然のことを…と思われるかも知れませんが、これ以上に強い理由はありません。
                    §
緊急事態宣言が解除された今、マスク着用の上で議会に出席することは「不要不急の外出」には到底当たらず、むしろ前代未聞の14本もの専決議案が出た今こそ深く議論をするべきと考えます。
■感染が怖くて議員ができるのか(そもそもどこまで本気で感染を防ぎたいのか)?
新型コロナウイルスの治療にあたる医師たちは、自らの感染リスクを顧みずに人を救うという強い使命感の元、職務に専念しています。同様に、我々政治家も市民の命と財産に直結する決定を行います。生活困窮や倒産などを防ぐため、つまり市民を救うための条例・予算をどうするかに議論を尽くし、賛否を決定せねばならないのです。

コロナ感染を怖がって職務を半減する医師や看護師が果たしてどこにいるでしょうか?
火事を前にして職務を躊躇う消防士が果たしてどこにいるでしょうか?
政治家は公的な職務の重みを抱えつつも、彼らに比べれば、まだずっと職務を遂行しやすいはずですし、それなりに取ろうと思えば世間並みの防止策も充分に取れる状況です。

感染予防に繋がる具体的な方針に乏しいまま、少しでも人を少なく&時間を少なくに主眼が置かれてしまい、議会が自ら職務をおろそかにする事は、私は如何なものかと思うのです。

ゼロリスクは取れない以上、まずは「議員としての職務遂行」ーーその上で、実効性のある感染防止対策を取るべきなのです。先に職務の質と量の欠損を生じる事だけを確定させてしまっては元の木阿弥なのです。だから、重要な議事には極力出席する。これが、私の議員としての矜持です。
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