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広報委員会に思ふ [2016年01月19日(Tue)]
■広報委員会でした
ある程度長いこと同じような仕事に携わっていると、極力労せず自動的に処理するように働く人と、より完成度を高めようと深化して物事の本質や細部にまで積極的に脳を活用するように働く人とがいる…のだとしたら、私は生きている限り、後者でありたい。むしろ、後者であろうとする事こそが私にとって生きている事そのものかもしれない。
                  §
さて、今日は恒例の広報委員会
2月1日発行の議会だより1面に初めて「議長・副議長の挨拶」が載る案が出されました。例年は正副議長が一身上の都合で12月議会最終日に辞めて改選となる為、新しい正副議長の「就任の挨拶」が載っていたのですが、今年は(私が知る限り)初の議長存続というある種‘異例’の事態が起きました。
よって、正副議長連名の就任挨拶だと「このたび、新しく就任しました」という内容では主語と述語が一致せず(うち一人は続投のため)、日本語としておかしいと思い、委員会で私が指摘しました。
すると、どなたかから代わりに今回から「議長のみの挨拶とする」という案も出されましたが、むしろ例年の主旨から‘今年は就任の挨拶はしないの?’という疑問が生じます。むしろ、新しく就任された副議長の方こそ、決意表明を聞きたいと考える読者も多いことでしょう。
                 §
結局、具体的な結論は出ずに委員長に一任することになりましたが、このように挨拶一つでも、ただ慣例でやっているのかしっかりと哲学を持って言霊を吐いているのか、が問われます。
また、どのような内容(就任という情報か、時候の恒例の挨拶か、はたまた両方か)を読者にお知らせするのかという広報委員会としてのスタンスも問われます。
他にもいつものように背景の色の見やすさだとか文字のフォントだとか代わり映えなく指摘されますが、今日は私の上記の指摘が、結果的に議論に最も時間を割く事になりました。
大の大人が沢山集まっているのだから、大半が決まった記事の推敲程度(色やフォント等)を論う以上に、そもそも論として、確たる目的を持って広報とは何か、何を伝えるべきか、という大きな理念や方針を決定した方が、税金を払っている市民(読者)の為にも議会の為にも、ひいては松戸市全体の公共益になる気がした新年1回目の広報委員会でした。引き続き、このスタンスで臨みたいと思います。
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