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市の表明している態度から、COCOT裁判の余波の大きさを思う [2015年06月15日(Mon)]
◆余波多し!一般質問その後
松戸市がふっかけたCOCOTへの裁判の件を、先週11日の一般質問で取り上げました(詳細は過去記事や議事録、松戸市議会HPの動画中継などをご覧ください)。
この事が翌12日の新聞2紙(朝日、東京)に取り上げられました。
昨日の朝日にも、COCOTが補助金返還訴訟に伴う名誉回復を求める通知書を出していた件が掲載されていました。
記事によれば、COCOTは単なる金銭的決着を望んでいるのではなく、かつて市と築いた協働の信頼関係を再び取り戻したいという気持ちからの提案をされたようでしたが、このチャンスに市はなんと「市の行為に違法、不当な点はなく、損害賠償責任を負うべき事由もないことから要望には添えない」とにべもない回答。

なんだこりゃ!?・・・一瞬目を疑ってしまいました。
普通、客観的に見れば、不本意に裁判に訴えられた(そして勝った)側としては、相手である松戸市をボロクソに言いたいところでしょうが、それをせずになんとも心の広い提案をしているわけです。それを珍しくはっきり否定する行政(松戸市)サイド。ここまできて、未だメンツが大事なのでしょうか。このような態度が今回の傷口を深くすることに繋がらなければいいのですが。
                      §
ちなみに、今回の件で私の元に市民(や市外)の皆様から反響が数多く寄せられています。
その中に印象的だったものが、このようなご意見でした。(以下、引用します。)

さて、裁判で負けたお話ですが、負けたのであれば責任者及び訴訟を提起を認めた市議会が責任を取るべきではありませんか。
議員として投票し採決をした。その後は知らぬ存ぜずで済ませる市役所職員や市議会議員は全く他人事に済ませているではありませんか。
担当者と言うものは提起した者、採決した者同じだと思います。
3000万を市職員及び市議会議員,市職員執行部で責任割合に基づき歳費の返上をするべきだと思います。
(以上、引用終わり)

至極正当な意見だと思います。
44人いる議員のうち、私は「訴えの提起」議案に反対した5人の議員の1人(市民力は全員反対しました)ですが、議会の大多数の決定により訴えが賛成多数で合意され、このような結果を導いてしまった事に対して、何ともいえぬ気持ちで心が痛みます。
これからも風化させずに解決策を考えたいと思います。
まずは、あと2日間を残す一般質問で他の2議員(1人は議案に賛成、1人は反対した議員です)が取り上げるこの問題を注視したいと思います。
皆様も引き続き、ご意見ください。
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