入札不調に市立病院問題を思う [2014年01月23日(Thu)]
■入札不調「増えた」4割(千葉日報より)
千葉県内の公共工事の入札で、落札業者が決まらない「不調」が相次いでいるそうです。去年より多いと回答した市町村が実に4割。そういえば昨日あたりの新聞でも松戸市立病院の大手業者(3社)の入札辞退の記事を(改めて)見ましたが、他にも発注工事の進捗も遅れているところもあるそうで、厳しい状況です。 東日本大震災にの復興需要の人手不足に加え、円安の影響などによる資材価格の高騰も大きな理由。 そこへ来てアベノミクスで建設需要が増加し、消費税増税を控えてニーズも増えるという状況。また、東京五輪の開催決定も拍車をかけている様子。 ■延びる市立病院の建設完成は誰のせいか これで市立病院の建設工事の完成予定も延びる事はほぼ間違いなさそうです。 本郷谷市長は4年間の任期内に入札を決定する事ができるのかすら怪しくなりました。とは言え、議会の「市立病院建設検討特別委員会」はできてもう13年目(あれ、もう14年目かな?)・・・この問題にかかわらずですが、議会における「検討時間」の長さは、かねてより傍聴で感じるところでした。2期目に入ったこの3年半は私も会派を組んで委員を送り出していたものとして、議会の遅い決定意志に何かできなかったのかと反省することしきりです。市長の決断と議会の決断、二元代表制の元で市の意思決定がなされます。 今年は6月に市長選、11月に市議選と松戸は選挙イヤーです。 責任のなすりつけ合いや犯人探しをしているだけの選挙になったら、松戸市はもう共に沈んで行くしかなくなるような危機感を覚えます。なんとかならないものかと、無い頭で悩む毎日です。 |