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介護保険の改定に思う [2012年05月14日(Mon)]
23.JPG
昨日で今節の議会報告会が全て無事終了しました。色々な天候の中でしたが、今回は実に色々なところへ行きました。
ご参加頂いた方々、お手伝い頂いた皆様、本当にどうもありがとうございましたm(_ _)m。

さて、その後は恒例の日曜から泊まり込み勉強会。
今回は第5期の改定ポイントを学びに「介護保険」がテーマ。今年やっと33歳になる私はこの介護保険、まだ食べた事ありません(…40歳以上からが保険料払う対象ですから)が、一生懸命学んできました。
市民福祉情報オフィス・ハスカップの小竹雅子氏(写真)を講師にお招きして、分かりやすく各自治体のデータを纏めて下さいました。
■松戸市や全国では…
ちょっと基本をおさらいしておきます。松戸市は今や高齢者人口が10万人超(21.30%)。
松戸市では今回の改定で基準額が4,660円(月額)になりました。
※第4期と比べて820円も増額。全国的にみても実に93%もの自治体で第1号保険者の基準額を上げています。
ちなみに一番安いのは北海道奥尻町の2800円、高いのは新潟県関川村の6680円。高いところは、高齢化率が高い事に加え、その自治体に施設(を利用している人)が多い事が要因と思われます。
それにしても千葉県や23区は負担段階が細分化されているなあ…松戸市も20段階近く分かれているし…。松戸市には事業所は多いけれど、それだけ利用者(=高齢者)が多いという事です。

現場も混乱するほどの詳細に亘る今回の改定ですが、複雑な仕組みが日本の介護業界の混迷を浮き彫りにしているようでした。保険者が自治体のくせに、厚労省令でコロコロ変わる内容。介護報酬も市町村格差が広がり、若い世代にとって好材料は殆ど見出せませんでした。
そもそも利用者の平均年齢が80歳代のサービスというのは、日本でも先進国でも例がないと思います。
語弊を恐れず言えば、日本人は「どのようにして、いつまで生きたいのか」を問うことなく医療や介護に投資してきたようにも感じます。また、利用者の8割近くが女性です。介護保険が始まった時には平均年齢70歳の利用者が、開始から10年ちょっとで既にこの状況ですから、今後このサービスはさらなる難局を迎えると思われます。・・・

さて、今日は政経塾の後輩の菊池勲君も参加しました。
http://ameblo.jp/isao-kikuchi/
↑さっき彼と別れてブログを見てみたら既に告知されていましたが、彼の議会報告会の応援に、5月19日に弘前市に行くことになりました。議会改革について話してくれとの事でしたので、遠慮なく語らせていただきます。
いやはや、休日も忙しくなるにつれてカラダが充実してくるこの感じ、いいですね〜。また報告します。
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