• もっと見る
« 2011年12月 | Main | 2012年02月»
プロフィール

山中 啓之さんの画像
山中 啓之
プロフィール
ブログ
リンク集
<< 2012年01月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
https://blog.canpan.info/matsudo/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/matsudo/index2_0.xml
【広報委員会】このままで委員会!? [2012年01月17日(Tue)]

■広報委員会
いつもこの委員会は議会招集日に行われるので、幹事長会議、議運、本会議と終わってから広報委員会まで兼務する私には多忙な場合が多い(けれども発言の質だけは絶対に落としたくないので、入念に調査して提案しているつもり)のですが、今日は議会中ではないので比較的しっかりと議論が出来る日だったと思います。
内容は、大きく二つ。正副委員長の役職決めと、今月29日発行予定の議会だよりの内容。
              
■このままでいいのか?不明瞭推薦制度!
また始まった・・・。
松戸市議会の‘お家芸’とも言える慣例(?)です。
それは・・・委員長副委員長の示し合わせたかのような
「1年で一身上の都合による辞任」

さらに、お得意の
理由を言わず委員長・副委員長の推薦!
(最近では私が聞いたことにより、やむを得ず?やっと言う方も増えてきました♪)

以前より、常任委員会をはじめ、議運や広報など、特定の会派が正副委員長を占めていてバランスが悪く、公平感に欠けるという指摘を一人会派時代から一貫して指摘してきました。
市議選が終わった今から約1年前には、(一人会派を除いて)8つの会派がありましたが、役職付きなのは特定の4会派だけ!でした。公平性や比率をどう考えてもおかしいのです。要は、それらいくつかの会派の権限が強固になるばかりで、少数意見や多様化したニーズの意見を反映しにくくなってしまうのです。
・・・まあ、松戸市だけに限らず、こういう運用が地方議会には未だ多いのかもしれません。やれやれ。
しかし、2つ3つと複数の重責につく一部の特定議員(期数を重ねた議員)がいる一方で、1つも役職がない議員も多くいます。これでは権限と責任が集中し、議会としての仕事の割り振りも最適化できません。そこに来て「理由なし推薦」です。
投票で選んでも、多数決で過半数をとった人たちの思うまま。・・・ここに問題があると、私はこのブログでも、レポートでも、全国へあらゆる方法で発信してきました。
今やこの主張は、(最小限に数えても)市民力4人の主張となっています。
議員の中で一部心ある方達とこの件をお話して来ましたところ、一定の人は「確かにマズイよね」と共感を頂くも、なかなか現状は変わらずでした。

■兆し?と見ていいのか昨年12月議会
昨年の12月議会最終日。
ここでもいつもの議長をはじめ、各役職(副議長・委員長・副委員長など・・・)の
「1年で一身上の都合による辞任」。
が起きました。
予想通りの流れです。
しかし、ちょっと違ったことが2点ありました。
一つは、今まで役なしだった少数会派の一つである絆から、なぜか1期生議員が都市整備常任委員会の副委員長に指名され、副委員長が誕生したこと。
そしてもう一つは、議運の副委員長には同じく今まで役なしだった少数会派の一つである民主・社民クラブから二階堂議員が選ばれたこと。
これらは一見、画期的でした。
議運の正副委員長の決定前に、総務財務常任委員会で二階堂氏を正副委員長に推薦したのですが固辞された理由がここでやっと分かりました。
※あ、ちなみにその当時は杉山総務財務常任委員長の裁量により、
傍聴者は完全シャットアウト!!
された中で行われたので、このブログをご覧頂いていない方は殆どこのいきさつすらご存知ないと思います。

■ひるがえって、今日の広報委員会。
さて。ここで話を今日に戻します。
共産党は今まで広報委員会に山口議員が入っていましたが、今回からうつの議員にチェンジしました。そして、今年初の広報委員会でしたから、ここでも正副委員長がいつもの
「1年で一身上の都合による辞任」。
注目はここから!です。
委員長を決める際に、会派のバランスを考えて、今役職の無い会派は
・共産党(5人会派)
・市民力(4人会派)

この2つだけです。
共産党の方が人数の差(市民力より1人多い)もあり、また、自分達はまず遠慮するのが物事の筋と思い、私が自ら共産党のうつの氏を委員長に推薦しました。
すると、「異議なし!」で一発決定。傍聴者がいたら、さぞかし驚かれた事でしょう。
今まで共産党が役職をとるのは(数十年前にあったようだとも噂に聞きますが)もう何年も全くなし!!画期的過ぎて、まるで他の全員と示し合わせがされたかのようにすら感じてしまいました(勘ぐりすぎ?いやいや?)!!

そうか・・・これでやっと会派のバランスを考えた仕事の割り振りが達成される。
少人数だった会派
・絆(5人)
・民主・社民クラブ(3人)

の12月での役職誕生に加え、今日これでやっと、私の推薦をきっかけに
・共産党(5人)
からも委員長が誕生しました!
やっと私の長年の主張が理解されたのだと思いました。まだまだ人数比としてはこれら3会派も役職が少ないのですが、それでも0と1の差は大きい
と考えます。
別に私が役職を欲しいわけではなく、公平な会派割り振りは当然の流れだと疑わなかったその時!

■問題と譲れないところ
広報の委員長が宇津野氏に決まり、次に副委員長を選ぶ段になりました。
市民力からは私しか委員がいないので、推薦されるかと待っていたところ、
なんと松政クラブの木村議員が
「鈴木委員」を副委員長にと推薦しました。えっ、何考えているんだろう!?
さすがに、バランスを欠き(もう欠いているけど(!)更にそれを助長してしまい)、いつも通りながら推した理由も皆無で納得できず、
やむなくキャリアと広報委員会での実績(一般質問の名前の併記など、いくつかの提案)を元に、自分を推薦しました。しかし、もしかしたら私の気がつかない合理的な理由があるのかも知れないと思い、『推薦理由を教えて下さい、納得できれば私は譲歩します』、とまで言いました。
しかしその答えは全く納得できませんでした・・・!
「1期生議員を伸ばす」などの一般論に終始し、その特定議員を推す合理的理由が見つかりません。
2期生や3期生を伸ばしても良いと思うし、第一、他にも該当者(1期生)はいます。推された本人も「委員長を支える」など当たり前のことしか言わず、申し訳ないけれど、政策にとりたて優位性を感じません。私はかねてより議案の個々の議員の賛否の公開インターネットの委員会中継など、先進事例を発信、提案してきました(一部、既に実現されています)。
そもそも、
会派の公平性の担保の方が圧倒的に優先すべきだろう
と思いましたが、推薦されてからの発言(私が異議を唱えなければ発言はなかったと思われます)、しかも一般論で押し切ろうとする姿に誠意は感じず、私には全く響きませんでした。むしろ、この議会を憂い、今後の雲行きが心配になりました。
結局、政策で選んでいないな、と感じ、最後はやむなく選挙になり、大会派が押した鈴木氏に決定してしまいました。
推薦プロセスの不透明な中、理屈でも感情でも納得できず不満ですが、これが民主主義ですので従います。
有権者が選んだ議員たちの判断で決まった結果ですから…。
‘なんでその人が選ばれたのか、市民には分からない’これが松戸市議会の慢性化しつつある問題です。

■最後に
議会改革を期待していた有権者の皆様には・・・市民力の幹事長として、力不足でした事をお詫び申し上げます。誠にすみません。
しかし、皮肉なことに私の一連の発言で、松戸市議会の問題点が浮き彫りになっている事はこの5年間の議員活動を通じて自負しております。まだまだ数が足りません。
私の考えに賛同する方は、引き続き議会を厳しくチェックし続け、ご支援を賜りたいのも山々ですが、よろしければ議会改革ののろしを一緒にあげるべく、市議会議員へ立候補して同じ考えを実践する方になって頂けますと幸いです。
私も今後も精一杯、一貫性を持って尽力したいと思います!


PS.こんな時に限って、総務財務委員会の議事録が上がってきました(上記写真)。自分の発言について文言のチェックをするのですが、黄色い付箋が張られているのが私の所…20か所以上です。
気合で読みまくり、久々に17時前に終わりました(本年初!?)。
でも、昨年9月議会の議事録が今ごろ私の元に回ってくるのって遅いような気も…議事録は基本的に次の議会の初日に読めるような気がしていたのですが…良く分かりませんが、私の所では議事録をなるべく止めないよう、今後もより鋭意努力したいと思います。
| 次へ