考えることを考える [2019年07月10日(Wed)]
■由無し事ですが(その@) 高校時代の部活のOB会でいつの間にか幹事になっていました。人生の大先輩のタワーマンションで緊張した面持ちの現役生たちと企画の打ち合わせをする機会がちょくちょくあるのですが、流行りのもの等の雑談が入るので非常に新鮮な気持ちになります。 会議後、ひとしきり食事をして終電も迫った帰り際、学生たちはこぞって「先輩のお話、とても面白かったです」と挨拶して帰るのが気になりました。最近の若者の間で流行っている社交辞令の決まり文句かな?と思って聞き流していましたが、1対1になっても「ぜひまたお話聞かせてください」としつこく別れ際に言う。心当たりのある企画の話かなと思って振ってみるもどうやら違う。そこで、無粋とは思いつつも『何がそんなに楽しかったの?』と1人の後輩に踏み込んで訊くと「自分の考えが浅(ペラ)いと気付いて気持ちいいんです」とのこと。その感想の方が面白い…。 ■ きっと、学歴をしゃにむに追い求め、フツーに生きていれば大外しはしない、周りからも変に思われない…けれど何だかそれだけだと人生詰まらない、本当はもっと楽しめるはずだと考えている学生が多いのかなあと仮説します。多分、彼らはインターネットで最速の「答え」を探すのに慣れ飽きて、自分の頭で考える未知の体験に目覚めたのかも知れません。 それはちょうど、野球やサッカー、バスケ等ではなく、ホッケーのスティックで弾をトラップして当たった時の不思議な感覚のように。 ■■ ちょっと前、市内のイベントで出会った講師が『手は7割アタマ(脳)と繋がっている』という話をしていました。キーボードやスマホに書くのとペンで手書きするのは違うという意見には大賛成です。 昔から頭に構想したよしなしごとを書き溜めたノートの1冊(その時偶然持っていた)を学生に見せながら話すと「いつアイデアが浮かぶんですか」との質問が。面白い。 改めて自分の考えが浮かぶタイミングを考えてみると、デスクに座ってじっと考えている時よりも、歩いている時やジョギングしている時の方が(脳が活性化されているのか?)、頭が整理されて良い考えが浮かぶ気がするなあ・・・そんなことを話していたら、もっと思い出しました。そうです、一番浮かぶのは風呂でシャワーに入っている時です。それも、シャンプーを流して目を瞑っているあの時!・・・まあ、風呂を上がるとほとんど忘れちゃうんですけれどね。ほとんど。
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主権者教育in都内高校にて [2018年02月16日(Fri)]

 今日は都内私立高校生を対象に主権者教育の授業のお手伝いをさせて頂きました。母校以外の高校での授業は久しぶり(政経塾時代以来かも!?)だったので新鮮。今の若い世代のまちづくりへの考えや政治家観に触れることができたこちらの学びも大きかったです。 § 高校生と膝を突き合わせて話して印象に残った事は、彼らは自分の今だけでなく将来のことや今の年配世代のこともそれなりに考えていること、初めからぐいぐい来る生徒は少ないが引き出せばいろいろと考えが出てくること等でした。今後もできる限り続けていきたいと思います!
追伸: 学校の先生方、高校生のみなさんへ 「学校で主権者教育の話をしてほしい」・「生の現職議員と高校生を触れ合わせたい」等々・・・ご協力させて頂けそうな事がございましたらなんでもご遠慮なく仰って下さい。無所属・無党派の山中けいじを‘出前’いたします。春ですし。
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卒業おめでとう [2017年03月09日(Thu)]
■市立松戸高校、卒業式 いよいよ今月も市内の学校の卒業式シーズンがやってきました。まず今日は市松高。363名(普通:男177、女145、国際:男8、女33)が旅立って行きました。 市松の校歌はいつ聞いてもいいものです。歌詞にある「翠巒」や「芙蓉」などの美しい言葉は、入学時には未だ知らなかった子も多いのではないだろうかなど想像しつつ、三年の鍛えで深い「叡知」を身に付けたであろう卒業生を見送ります。 教育長からは有名な‘ノミコップ’の話がありました。たまたま市松出身の友人に聞いた事がありましたが、体長1~2mmのノミは1mもジャンプすることができます。しかし、容器に入れて蓋をしてしばらく置いておくと、そのうち、蓋を外しても大きく飛べなくなっているのだそうです。いや、ちょっとしたホラー話より怖い気がします。これは何も高校生に限った話ではなく、社会人でも同じだと思います。同一の組織の中で安住し、互いに狭いコップに閉じこもっていると、他者の価値観を受け入れられなくなったり、ほんらい持っている大きな才能を発揮できなくなってしまう。これは大人の私たちの方がお互いの‘可能性’を狭めないように気を付けなければいけないかも知れませんね。ジャンプ力を持つ体(足腰)だけでなく、とりわけ心や頭も一生柔軟にありたいものだと、自由な高校生達を見て学ばされた気がします。 知人のお子さまも卒業されました。
あらためて、おめでとうございます。 松戸の期待を存分に受け、広い社会で勝負できる大人になって下さい!(^^)/
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第68回青年ボランティアゼミナール [2016年06月22日(Wed)]
■講演会の御案内■ 私の松下政経塾の先輩である福田達男氏(24期生)がこの度、ご講演を行います。 青少年育成活動に20年以上携わって来られた方で、もう10年も前の話になりますが、塾での活動報告からは大変勉強させて頂きました。 今回、海を渡った経験や秘書経験など、政治や世界のことについて自由にお話し頂くとのことでご案内を頂きました。とても楽しみです。彼は選挙への出馬経験はありません(そこがまた、冷静な目線で世の中を考察する事に繋がっていて、とても良い)が、私は色々な面でアドバイスを頂きます。
もし宜しければ、御参考まで。 ↓詳しくはコチラ。 既に満員以上でも、数人でしたらなんとかなるかも知れませんので、御一報ください。 万事研修_にっぽん丸から永田町そしてパリまで.pdf
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甥っ子の「宿題」に思ふ [2016年01月07日(Thu)]
■久しぶりの「宿題」に思ふ 甥っ子の宿題を手伝いました。久しぶりの「宿題」だなぁ。テーマは「働く人のおしごと」を調べてくる、だそうで、色々と聞かれました(そういえば、去年も他の子に聞かれて全く同じことやったなあ。前回と自分の解答を比べてみたい。全く一緒だと思いますが)。 § 私が「(市議会)議員」という仕事を知ったのは小学校高学年、いや、はっきりと覚えているのは中1くらいだった気がします。「国会議員」は社会でしっかり習うけれど「地方議員(ex.市議会議員)」は殆ど認識されない程度の記述しかなかったような気がします。 そういう意味では、比較的早いうちにこの職業を知ることができた義務教育時代と、受験勉強にかまけず自分で好きな事を調べたり好きなことに参加する事ができたかけがえのない附属高校時代には感謝しています。 それにしても、高校時代に市議になることを公言していた記憶は全くないのですが、ひょんなことから松下政経塾時代に母校の学院で最初に講義をさせて頂いた時、当時からお世話になっている社会の先生に「当時の宣言通り、市議になったね」と言われたり、留学時代の友人へ向けた手紙に海を越えてはっきりと宣言していた事が議員になって判明して自分でも驚きました(^^ヾ 思えばあの頃から、「沈黙の金」よりも「雄弁の銀」を選ぶ性格だったのかも知れません(黙って打つより予告ホームランの方が難しいと思っている)。勿論、外した時のリスクも大きいのですが、特に政治家にはそうしないとハッキリ政策を明言しない者が多いと言われるままです)。 ・・・ 「その職業を目指した理由は?」 「仕事上、大変なことは?」 ・・・ 簡単な受け答えをして、約10分で完了♪ 思うに…シンプルな質問ほど奥が深い。 ふと思ったのですが、こういうワークショップを、大人同士でもぜひやったらいい。議員でも、職員(公務員)でも、民間の会社員でも、自営業の集まりでもいい。(特に長年その職をやっている人などは)忘れがちな基本を、これらの問いによって再度深く認識し、その仕事のほんらいのあるべき姿や使命に向かって明確に取り組むことができ、他の人(同僚やビジネスパートナー、更には同業他社の人など)と共通理解が深まって、後の業務がずいぶんと捗る気がします。 こういう「宿題」は本当に、楽しい。 さて・・・それでは、日々の難しい方の宿題(課題)に戻ります。
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【読書】図書館関連の書籍紹介 [2015年06月24日(Wed)]
先日の図書館後援会にて入手した、図書館関連の書籍です。 御関心のある方は、どうぞ御参考に。 270620 図書館シンポジウムブックリスト.pdf § さて、明日は6月定例会の最終日です。 いつも通りの9時からの幹事長会議や議運は見れませんが、10時からの本会議は傍聴可能です。 討論、採決などが行われる予定ですので、どうぞ傍聴にお越し下さい。
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平成27年松戸市成人式! [2015年01月13日(Tue)]
■祝・新成人たち!! 昨日は松戸市成人式でした。 いつもより早起きして森のホールへ。今年はちょっと内輪(?)の事情が違いまして(^^ヾ § ・・・と言うのは、私の事務所で学んでいる地元の学生が今年成人式を迎えたので、来賓席をこっそり抜け出して、記念撮影してきました。 「大人は棄権せずちゃんと投票に行って欲しい」と訴えていた彼女も、気付けばもう成人♪ これからは自分が社会の主体として活躍されることを期待しています♪ § 余計な事かもしれませんが、20歳になったからと言って、私はまだ彼らを大人になったとは認めていません。年月は生きていれば自動的に経ちますし、成人式も生きていれば自動的にやってくるのですから(式典に行く行かないは別にして)。 では、真の成人の条件とは何か。 それは、2つあります。 一つ目は、親や家族に感謝することです。20年も無償で育ててくれた事に対して「ありがとう」と感謝の気持ちを示す事です。今日まで金も取らずに食べさせて、教育を受けさせて、家に住まわせて、保護してくれたのは親(保護者)です。おそらくこの式で来ている綺麗な着物やスーツだって、殆どの新成人が自腹ではなく親の懐から買ってきたものでしょう。こういsた一つ一つの出来ごとが、当たり前のことではないと気付いた時、真の感謝が生まれます。それを態度で表すことが精神的に成人したということなのだと思います。 もう一つは、社会参加です。今までは受け身で、親に言われた通りの事をやっていれば誉められたりしたことでしょう。しかし、多くの学生(主に大学生)が一旦就職して社会に出れば、その後の事は誰も教えてくれません。あなた方が会社員として社長を目指すべきなのか、途中で辞職し起業するべきか、はたまたフリーターで一生過ごすのが良いのか、それは全て自分で決めなければいけません。自分の幸せは、誰も教えてくれないのです。誰しも自分1人で生きてはいけませんから、自分が幸せになるには、人(社会)と関わっていかなければなりません。 待ちの姿勢ではなく、積極的に他人と共に幸せな社会を作って行くこと、自分もその社会の一員であることを自覚して行動に移すことこそが、求められているのだと思います。 その象徴的なことが、まずは20歳になったら投票に行くことです。 いい歳して大の大人になっても、半分の人が選挙に行きません。これが事実です。嘆いていても未来は明るくならないでしょうから、自分たちで行動を起こしましょう!
おめでとう、新成人たち!!
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市立松戸高校卒業式へ! [2014年03月07日(Fri)]
 ■卒業おめでとう、市松生たち! 今年は実に365名もの大勢の卒業生が旅立ちました! 私の気のせいか、今年はどことなく例年より和やかな雰囲気で始まった卒業式でした。 毎年寒空のもと朝早くから沢山の保護者や来賓が詰めかけます(かつては来賓にホッカイロが配られたりもしました)。そんな市松の卒業式ですが、個人的には就任1年となる伊藤教育長や昨年末に就任したばかりの山口(栄)副議長の来賓挨拶が新鮮でした(^^)。 卒業生にとっては明るい新たな一歩でしょうが、毎年生徒を受け持つ先生方の苦労や、ここまで育ててこられた保護者の家族の方々にとっては、また別の意味で嬉しい気持ちがひとしおだと思います。 そんなムードで始まった式も、終盤の卒業の歌あたりから感極まる生徒が多かったのか、やっぱり感動がやってきます。
一見豊かな現代では、大人と呼ぶにはまだ早く、不安定で、しかし子ども扱いする年ではなくなった18歳たち。着実に自らの力で明日を拓こうとする彼らの身に、三年の鍛えがどう反映されるかが楽しみです。 一句。 市松の 二輪で向かう 卒業式 【解説】 過去に事故があった経験等から(法律的には16歳から認められている)原付免許の取得が許されていない市立松戸高校。故にバイクが同校敷地内に踏み入る機会は稀であろう。きちんと走り続けなければ倒れてしまう不安定な二輪車の構造が、今まさに旅立つ彼らの状況と符合する。外の空気を感じて、今までの殻を破って大いに新しい経験を積んで、旅立って欲しい。そんな気持ちを込めて二輪車で向かう例年の卒業式。 自転車でも自動車(四輪)でもない、二輪(バイク)という中間点の存在が、私には彼らが高校生から大学生への過渡期にいることと妙に重なるのだ。 ちなみに同校はサッカーなでしこジャパンの正選手も輩出している。甲子園への道のりは遠いが、ラグビーや陸上は関東大会にも出場する程の実力だ。社会に出て、自分の‘花’をでっかく咲かせて一輪、じきに咲く同校の前の道の見事な桜と併せて、また二輪としたい。 あるいは今後、よき「同行」者を見つけて二輪もよきかな。
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もうすぐ旅立つ中学3年生へ [2014年03月02日(Sun)]
■卒業真近、おめでとう! 3月。中3&高3はもう卒業ですね。 高校や大学その他の進路へ向けて、卒業式やそれまでの最後の取り組みに励んでいる事と思います(高3はもう遊んでいるかも)。 試験が終わって進路が決まり、今までの勉強もあまりしなくなった頃だと思います。でも、この時間は実はとても貴重です。を上手く使うのにはどうしたらいいか考えてみました。 ご参考まで。 【3月から卒業までオススメの時間の使い方】 @勉強(予習)をする 特に進学を予定している中高生は、その先の進路で困らぬよう、数学が苦手な人は復習をする、のような復習系は勿論効果的です。また、他にも歴史の好きな人が例えば三国志のような長編を読む、マンガ日本(世界)の歴史のような‘長編モノ’を全巻読破するなんてのも、まとまった時間があるこの時期に良いですね。朝から図書館に入り浸るのもいいですね。 A本を味わって読む 武者小路実篤の代表作とそのあらすじ、活躍時代は知っているけれど、実際内容は味わったことない!という人も多いはず。私もその受験生活の弊害を感じていました。特に文学作品は、なかなかゆっくり本を読む時間がありません。年を取るにつれ、実用書に追われるからです。定年後など、引退したら一杯読めますが、ちょっと先ですし・・・とにかく、若い感受性の内に、色々な本を多く読むことをお勧めします。 B友人と話す、活動をする 私は0歳から今まで(高1の下宿時・3年のイギリス留学時の各1年間と、政経塾の寮時代を除き)全て松戸市内で生活してきましたが、中学校卒業後、まだ一度も会わない同級生などもいます。 もしかしたら一生、離れ離れになってしまう人もいるかもしれません。 今しか会えないかも知れないというこの機会の貴重さ、希少さを見逃すことなく、心ゆくまで思いっきり語り合って下さい。夢を語り合ってもいいかも知れません。あと、もしかしたら最後の●●のチャンスです♪(^^ヾ
では、有意義な3月を!
PS.それでも上記にやる事が見当たらないという人は、3月4日(火)朝10時〜松戸市役所の議会棟で、私の一般質問の傍聴をお勧めします。 そういえば学生の頃の議会の傍聴の光景って今でも良く覚えているもんだなあ…(^^ヾ
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【小&中学生必見!】夏休みの自由研究は21世紀の森と広場で! [2013年07月09日(Tue)]
■夏休みの自由研究は早めにやろう! 松戸市内64校の小中学生の皆さん、夏休みを控えて浮足立っていませんか? 私は7月に入ると、夏休みが毎日楽しみで仕方ありませんでした。さて、そこでいつも頭を抱えるのが自由研究。文字通り自分で自由に研究するのですが、内容は作文・読書感想文、絵画・ポスター作製、標語・・・一番簡単そうで、ピンときたものを選んでいたような記憶があります(^^ヾ 何も思いつかない!という人のために、お金も時間もかからずに楽しくできそうなイベントをひとつ紹介です。 ◆『ドンちゃん・グリちゃんの自然展』 ◆期間:7月26日(金)から9月1日(日)まで ★但し下記の説明参照! ※月曜は自然展休み ◆時間:9:00〜16:30 ◆無料 ◆場所:21世紀の森と広場 パークセンター(千駄堀269) 047(345)8900 <内容> 開園から20周年の21世紀の森と広場。ここには多くの生き物が生息しています。昆虫や水生生物、鳥、草花や木々…今回は昆虫と水生生物の展示を中心に、身近な自然と触れ合えるイベントが盛りだくさん。催しは実に多く、紹介しきれません(市のHPにも確認できなかったので、上記担当課に自分で聞いてみよう!)。 ぱっと見て楽しそうな企画は…「夜の昆ウオッチング」、「トンボ釣り」、「昆虫のミクロな世界を探る」、などなど(こんな企画が20以上あって紹介できず!どれも毎日やっているわけではなく、数日ものが多いのでお早めに申し込みを!!)。
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