臨時議会、無事終了! [2009年05月26日(Tue)]
1日限りの臨時議会が終了しました。 私は予告通り、巷で言われている人事院勧告の是非や調査方法の問題点などを抽出して、市の考えを聞きました。 ところが、私の発言が終わるやいなや中田京議員が挙手し、(山中の内容が)議質にそぐわないのではないか、みたいなことを言われました。中田議員は私の発言に対してよくナンダカンダ言ってきます(おそらく、私への指摘回数NO.1議員です)。心中‘またか、この人…’と思っていましたが、議長が休憩をかけ、大井議運委員長ら数人でその場で話し合って、数分後には再開され、通常通り答弁が行われました。 私から言わせれば、彼女の方がよっぽど込み入った質疑をしていると感じますが…見る人によって感じ方がここまで違うものなんですね…市民の皆様にも議会中継や傍聴をごらん頂いて、是非ご感想を頂きたいと思いました。切実に。まあ、今回は議長達の良識的判断でしっかりと認められて良かった良かった!(副市長や本部長さんたちとも後から少し話をしましたが、今回の私の発言はやはり許容範囲との共通認識でした♪)ですが、いちいちこういう風に議事を止められると、正直困っちゃいますね。 さて、答弁の内容ですが、こちらは満足いくものではありませんでした。 人事院勧告は民間準拠するため、と口を酸っぱくなるくらい言うわりに、その調査実態には色々な問題点が指摘されています。 例えば・・・ @人事院も国家公務員である。公務員が公務員に対して、自分で勧告している。 これで、自分に厳しい判断ができるのでしょうか。 A調査対象は、50人以上の事業所…これによって、民間の大半を占める中小企業6割が対象外になっている。 B調査対象を正社員に限定している…非正規雇用・派遣労働者が増えて社会問題になっている昨今で、殆どの‘庶民’は調査の対象外に! C事務及び技術関係に絞っている・・・いわゆるホワイトカラーのみ。工場のラインでモノをつくる人、トラックでモノを運ぶ人などは対象外なのです! その他色々ありますが、『公務員の給与はなぜ民間より4割高いのか(北見昌朗)』を参照のこと。 その上、公務員はリストラも無ければ、確実な毎年の昇給(それも、民間なら50代で大半は給与が下がるのに、公務員は上がる一方!と、まだまだ真の民間準拠とはいえない。これで職員の不祥事と来た日には、到底市民の納得を得られないのではないかと思うのです。 税金でメシを食っている公僕(※1)が、主人である納税者よりはるかに高い金額(※2)の給与と言うのはおかしい。 公務員の原点を見つめなおし、範を示すべきと念を押して、ボーナス凍結の議案には全て「賛成」しました。 詳細は、明日夕方〜配信の議会中継をご覧下さい。 http://gikai02.kaigiroku.jp/dvl-matsudo/2.html ※1 公僕…この言葉は、過去に職員の方が答弁で「公僕としての意識を忘れず〜云々」と使用していた言葉です。 ※2 松戸市の場合、職員の平均年収が約720万円なので、民間平均より約200万円も高いことになります。 追伸:メルマガ、始めます! 上記のQRコードから登録してください。けいじの活動や報告をお届けします。今後も、無料で楽しい情報発信を心がけていきます!! (HPからも登録できます) |