高市早苗自民党新総裁、誕生 [2025年10月06日(Mon)]
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■自民党の高市総裁誕生
先週末4日に開票された自民党の総裁選挙で高市早苗議員が新総裁に選出されました。専ら若い男性候補が有利と報道されていた中で、麻生派の影響力が浮き彫りになった形です。 党員以外は関係ありませんが、市民の皆さんは地元の自民党地方議員に「今回は誰に入れた(そしてなぜ?)」と理由付きで聞いてみると良いと思います(「ちなみに前回は?」と聞くと尚良しです)。この国の未来を大きく左右する事になる第一党の選び方ですから。 § それにしても今回特徴的だったのは、党員票を国会議員票が覆さなかった事です。実は最近では珍しい事です。 一般的に組織においていわゆる「親分」が強い場合、「下っ端」は選ぶ人を自分の意思で決められない場合があると思います。これは政党に限らず、会派の縛り(=会派拘束)でも同じ。 政党や組織に縛られない政治家は自分のアタマで考えて選ぶことになりますが、地方議会でも政党などの「しがらみ議員」は多数派工作で言われるがままに議長・副議長に票を投じる事でポストを得ようとします。 選挙での民意が反映されないと言われるのはこれがゆえんです。 それで選ばれた人(議長や副議長)が人格者で有能ならまだしも、持ち周りで回ってきただけの無能・無策な人だと有権者は悲惨です。選ばれた人が不用意な発言で炎上でもしようものなら、たとえ従って入れたとしても、投票した議員の責任問題になりますから・・・。 |




