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一般会計予算が委員会で可決 [2025年03月20日(Thu)]
■予算委員会、一般会計が修正案出るも可決
昨日の予算委員会(3日目)は令和7年度の松戸市一般会計予算が採決されました。
審査が終わった直後に休憩が入り、増田委員とDELI委員から連名で修正案が出されました。
修正内容は
❶新庁舎整備基本計画策定委託料 4664万円
❷常磐線快速列車新松戸駅停車資料作成委託料他 984万4000円

の2項目、合計5648万4000円の削除です。
 
❶の新庁舎整備については、建替えの最終形(市のいう「段階的整備案」第2ステップ)までの概算事業費が示されていないどころか、いつ示されるかも全く不明のままです。
基本構想で比較していた現地建替え案との比較は、今回の基本計画においては第1ステップとの比較すらしないと市は明言しています。一方で、市は構想を踏襲するから新たな構想は作らないとしています。構想を踏襲しているとするならば現地建替えとの比較を今回はしないというのは明らかに矛盾といえます。
また、段階的整備案では(第1ステップの完了までの)8年間、耐震性不足の現本館・新館を使用するとのこと。議会からたびたび提案されている「仮庁舎」の検討も市は頑なに行いません。いつ地震が来るかも分からない中で、本当に人命重視というのならば仮庁舎の検討も始めるべきでしょうが、それすらしないまま今回の計画とは一体・・・。

❷の新松戸駅停車資料作成委託料984万4000円については、平成29年からJRへの調査等にかかった費用が既に約9000万円になります。新年度は国・県・近隣自治体やJR東日本との協力体制をつくる上で必要な資料を作成したいが為に鉄道事業に精通した専門的な助言・支援を受けるため、財源確保の課題抽出や対応策の検討等、これまでの成果を基に基礎データを整理し、停車に向けた具体策等を検討する為のものだそうです。
これだけ聞くとフムフム一理あるかもと思わされそうですが、事業主体がJRなのに、なぜここまで松戸市が公金投入して調査・検討、財源確保の課題抽出・対応策の検討までせねばならないのかの回答がなかった事が提案者の修正理由の1つにあげられていました。又、事業の可否を判断する上で松戸市の負担可能な上限額も分からぬままでした。確かに、200億円をゆうに超えると見込まれる莫大な費用を必要とする事業にどのように市が関わるのか不明なままでこれ以上をお金を使う余裕ないという主張も分かります…。
                      §
結局、修正案は提案者の2名しか賛同がなく(嶋村委員は意を同じくするものの原案自体に反対のため修正案には賛成できないと表明していました)、修正案は否決されました。
改めて原案に戻り、採決の結果、賛成多数(反対3名:増田、DELI、嶋村。敬称略)で可決しました。
 
いずれにしても、本郷谷市政に対する疑問が色々なところから出ています。
明日21(金)の予算委員会(最終日)は、市立病院の経営が議論を呼ぶと私は見込んでいます。
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