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千葉刑務所、保護観察所へ行きました [2025年01月21日(Tue)]
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■千葉刑務所見学
ご紹介を頂き、千葉市に行き、千葉刑務所(若葉区貝塚町192)及び千葉みなと庁舎にある保護観察所(千葉地方合同庁舎6階合同庁舎)の見学と説明を受けてきました。議員になった当初より関心があったのですが、なかなかツテがなくて今回参加できる運びになりました。
                       §
刑務所内はもちろん、撮影禁止でした。
1907年から五大監獄で唯一稼働している千葉刑務所は1342人を収容可能、職員定数は287人です。ここには10年以上の刑期の成人男子懲役受刑者を収容しており、長い受刑者は何十年も収監されています。
受刑者の作業の種類も様々で、中には5万円以上する革靴など非常に精巧で高価なものもありました。
1日の生活などの概要を聞いた後、課題として「再犯防止」がありました。特に、帰る場所がない、仕事がないなどの場合は、再犯に至る場合も少なくないようです。また、受刑者の使う部屋も見せて頂きましたが、長期受刑者はどうしても刑務所を出た後、変化した社会や制度、新しい機器等に馴染むのに色々と大変です。地域で生活できる様、仮釈放も(服役30年が目安と言われ、世間の感情からも難しい部分もあるが)重要だと思いました。

私が実際に話を聞いて印象的だった事は、刑務所では社会に出た後のことを考えた「指導」「教育」をしているという事でした。就職支援や学習(教科指導)をはじめ、実際に働くことができるような支援は非常に重要です。また、障害者や高齢者などを対象とした社会復帰支援も行っており、受刑者の心身に亘ってアプローチしていました。福祉専門職を置くなど、福祉的な支援もありました。
他者に被害を与えた人間の人権をどこまで充実させるべきかは命題です。考えさせられることの多い機会でした。
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