■都市計画審議会の傍聴へ
朝の駅頭後、すぐに俄か雨。避けるように役所へたどり着き事務作業をひたすら。そして午後2時〜の都市計画審議会を傍聴してきました。
■アレッ、いつの間に!?
14:10頃、今回も待たされて傍聴が無事許可されました。傍聴者は十数名(うち議員6名)。傍聴席から委員の顔が見え辛く、名簿を確認していると、アレッ、いつの間にかメンバーが変わっていました。
都市計画審議会は私もかつて委員だった事がありますが、議員の場合の任期は「議員の任期」とされており、途中で辞めた人は今まで知りません。ところが先日、関根ジロー委員が前代未聞の「辞職願」を出している事が突然、幹事長会議で話題になりました。議会として引き受けて割り当てた役職を自ら途中で断るという未曽有のことだったので、ちょっとした事件でした。
次の選出をどうするのか、出すか出さないか&出すならどこの会派から・・・云々と揉めて議論が続いていましたが、結局その時に結論は出ませんでした。
ところが今日見たら、二階堂議員が委員に入っていました。同じ会派からチェンジが可能だったという前例となりました。こういう事は市民からすると『なんだ、それだけの事か』と思われるかもしれませんが、形式を重んじる議会としてはあまりあっては欲しくない事のようで、ちょっとした騒ぎになっていたので結論までしっかり報告されるのかと思っていましたが、特に広く周知されず強を迎えました。名簿(上記写真)には「任期:議員の任期」とありますが(汗)
今後のルールや運用を引き続き注視したいと思います。
§
さて、内容については2つのみ。
まず、議案1号では生産緑地地区の変更について。生産緑地は年々減少し、今年度は466地区109.31haにまで落ち込んでいます。今回の変更内容はほとんどが廃止(一部追加や分割等もあり)。その理由としては買取申し出による行為制限の解除に伴う廃止が全39件中34件でした。その中身をみると、主たる農業従事者の死亡・故障が20件と多くを占めています。残念ですが、仕方ないことかもしれません。
委員からは、公園にしてなるべく自然を守ったり、買取の工夫をと求める声が目立ちました。
変更自体は全会一致で可決。
次に、議案第2号では建築基準法第51条ただし書の規定によるその他の施設(一般廃棄物処理施設)の敷地の位置についてが議論されました。既存の市内リサイクル施設の許可申請が新たに行われ、車の運搬ルートなどが示されて説明されましたが、周辺住民には大きな影響はでなそうでした。こちらも全会一致で可決しました。
次回は11月頃の開催になると思います。取り急ぎ。※8/23追記
都計審の委員変更について情報提供を頂きました。
かつて議会選出の都計審メンバーが任期中に交代した事があったようです。ただその時はメンバーの会派変更(脱会)によるものでしたので、今回とは理由が違いますが。ご参考まで。