第154回都市計画審議会 [2024年02月09日(Fri)]
■都市計画審議会
都市計画審議会がありました。17名傍聴希望者(うち8名は市議)が待機し、抽選の結果、10名(うち議員が7名)のみが選ばれて2Fの会議室で傍聴する事が出来ました。他の7名は希望者のみ会場の1F(抽選部屋)に残って「音声のみ」聞くことができると言われ、多くは残られた模様。 ■話題はやはり、矢切地区に集中! 松戸市都市計画マスタープラン(市街化調整区域編)の策定に向けた検討が今回のテーマ。具体的にはパブリックコメントが終わり、上がってきた意見の一覧が添付され、修正箇所が示されました。やはりというか当然というか、中身を見ると矢切の倉庫開発に対する是非の意見が多くを占めていました。物流倉庫に反対という意見が多くみられるだけでなく(若干カウンター的な賛成意見も)、理由も耕地による矢切ねぎ等の都市農業の生産性の確保から食料自給率の向上を唱える意見、景観への意見、中には年変わりを挟んだパブコメの取り方自体に市民の意見を本当に聞く気をあるのかというお怒りの声まで、多岐にわたっていました。少なくとも市は真摯に耳を傾け、反省するところばかりでしょう。 § しかし! 肝心の修正箇所は市が悪びれる事もなく「大きな変更はない」と始めた通り、字句の修正や説明の補足など、開発方針の本筋に関係するものではなく、言ってしまえば些末な箇所ばかりでした…あいかわらず、パブコメの意味をきちんと理解しているのかと問いたくなるような松戸市。 物流倉庫の道が見えているのに、市がいくらみすみすと「選択肢を増やす」と言われても、実は決まりきった選択肢しか残されていないんじゃ…と不安になる市民がいるのは当然です。この疑問をまず正面から市は払しょくしなければなりません。 前回の傍聴を通じて私が議会で質問したのですが、これじゃまた質問しなければならなくなりました。いやはや。 § 更に。 物流センター構想について、パブコメには地権者と契約を進めた不動産会社幹部が市長の後援会員(2017当時)だと地権者から声があがっているが事実かという意見も!こんなのはデマなら『デマだ』と一言否定してもよさそうなものですが、肝心の答えには全く記載なし。これでは疑念は深まる一方です。 肝心の市長はこの日も出席せず。 前回、前々回も庁内で打ち合わせをしていたようですが、今回も審議会より重要な調兄打ち合わせでもあったのでしょうかね!?・・・ |