柏児童相談所へ視察 [2023年08月29日(Tue)]
■柏児童相談所へ 先週の2児相(中央、市川)の視察に続き、柏児相へ行きました。柏市、野田市、我孫子市、流山市、松戸市が管轄で、本市もお世話になっているのが柏市根戸にある柏児相です。 S49年から建てられ、2〜18歳までを対象とした一時保護所を見せて頂きましたが、今まで見てきた中でも部屋や壁、備品など全体的に一番年季が入っていました。令和8年度に県民プラザ隣接地に建て替えられる予定がありますが、現在の建物は未だ昔のつくりのこともあってか全体的に前に見た2つの児相より若干照明も暗めに感じました(※内部写真はNGなのでありません)。 § 一般的な構造は他と同じく複数の面談室や居室、職員の部屋がありますが、多くが「密」な印象を強く受けました。定員はR2年に25名から31名に増えたものの需要が多く、今日も40名を超える子どもたちが利用しており、かなりスペースが狭隘です。本来は学習に使う教室を居室に使うといった’工夫’をしており、部屋が圧倒的に足りていません。 § 本来は人口50万人に1つの児相といわれていますが、この管轄には人口141万人(うち児童22万人)と多いのが実情です。・・・中にはまだ小さい幼児がこちらに笑顔を見せてくれたりもしますが胸が締め付けられる複雑な思いがしました。
最後に。どの児童相談所も職員の方々の働きが一生懸命でした。毎日を必死に生きている子どもと大人の姿を見て何ができるか、より一層問題意識を深めました。
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Posted by
山中 啓之
at 18:08
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市民力
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