今は平時か有事か [2023年02月06日(Mon)]
【傍聴記】議会運営委員会
今日は議運で色々決まりました。 市民派は入れなかったため、以下に私の傍聴記です。 ■議員の発言時間について 【採決結果(敬称略)】 *6月定例会以降、従来60分の一般質問を40分以内にすること →賛成多数で可決 賛成:鴈野、大塚、大谷、末松、織原、飯箸、松尾、二階堂、原 反対:ミール *6月定例会以降、議案質疑の発言時間を10分にすること →賛成多数で可決 賛成:鴈野、大塚、大谷、末松、織原、飯箸、松尾、二階堂 反対:原、ミール *3月定例会の新型コロナ対策 一般質問(代表質問含む)を昨年同様50%減で行う →賛成多数で可決 賛成:鴈野、大塚、大谷、末松、織原、飯箸、松尾 反対:二階堂、原、ミール ・・・以上です。 近隣市ではコロナから正常化しようとしている地方議会が殆どの今、緊急事態宣言もまん防も発令されなくなって感染対策も充実してきているのに、それでも時間を正常化しない松戸市議会。少なくとも世間ずれしている事は間違いない。時間短縮と質問の質の向上を混同して考えているとしか思えない、一貫性を欠くような発言も散見されました。 健全な民主主義の向上のために、一般質問、質疑、討論それぞれの本当に必要な時間はどのくらいか、という本質的な問いに真っ向から答えているやりとりがほぼ皆無だったのが残念でした。特に質問や質疑は、短ければ短いほど執行部の『逃げ得』を許してしまうことになり、議会としては自らチェック機能を低下させてしまう事にいったい何人の議員が気付いているのでしょうか。 新人議員ならばともかく、これまで長年行ってきた会派2時間の代表質問や30分間の議案質疑について、当時の決定に携わった議員たちはその成果や効果を検証したり総括してみたいとは思わないのでしょうか。以下に詭弁を弄しても結果的に拙速に短縮一方では、納税者からすれば議員が仕事を放棄しているだけに思われると危惧します。報酬は2時間&30分の時と同様に満額貰っているのに…。 § 今、世界は1年前と同様の’有事’なのか、それともなんとか平時に近づけようと努力しているのか。 ー『いえいえ、市議会こそが有事です』ーそんな言葉が市民から今にも飛び出してきそうな会議でした。 PS.近くZOOM会議でもこの議題を詳しく取り上げ、私の意見と共にお届けしたいと思います。 取り急ぎご報告まで。 |