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道端の死骸に思う [2021年10月13日(Wed)]
■死んでからも優しい街に
今日は色々ありました。昨日からの仕事で久しぶりの徹夜となり、明け方そのまま市内に荷物を届けたものの、この悪天候のせいか愛車(中古)のエンジンのかかりがいつも以上に悪い。なんとかかかったと思って走り出すも、すぐにプスンといって国道6号の上でまさかのガス欠…なんて日だと思いつつ、近くのスタンドまでせっせと押してちょっと給油したがかからず、‘おかわり'補給したところなんとかかかり、事無きを得る。ふぅ〜。
その頃雨足はますます強まり、こんな日はさっさと帰って仮眠をとろうと決めた家路を急いでいたところ、東部SPから東松戸駅方面へ抜ける道の前の交差点で相互の車がやたらゆっくりと何かを避けて膨らんで走っている。よく見ると地面には何やら獣の死骸。大きく顎が砕けていたのでおそらく追突と思われました。
                    §
見捨てておくわけにもいかず、初めて保健所に電話しました。すると、管轄が違うとの事。
「担当は松戸市役所の環境業務課なんですよ…」
電話をかけ直す間にも、死骸の傍の歩道で身を隠す場所もなく(路駐になるので離れられない)、あたかもその獣の死は私がやったのかなというような視線が行き交う車や通行者から浴びせられる気がするが仕方ない。
暫く場所の特定にてこずったものの、なんとか場所と状況を伝えると、最後に担当の職員が
「ご報告しますのでお名前と連絡先を・・・」と言う。
『市議の山中です。別に報告はいりません』
といって電話を切る。
                    §
環境業務課はごみを扱う課だ。人間だって登山中に遭難して死んだら「モノ」扱いされてヘリの中には入れず吊るされて運ばれるというから、この所管に文句を言う気は毛頭ないし、もっと死骸を丁重に扱え云々を言う気もさらさらない。私はマンション暮らしで買いたくても哺乳類のペットを飼った経験がないためよく分からないが、しかし、これだけペット愛護だとか災害時の同行避難とか言われても、所詮‘自分の愛でる動物だけ’をケアする人が多いのではなかろうか。否、むしろそれは当然だが自分の為である。他人のペットや、別の種類になると同様に愛せるかは疑問だ。更に知らない動物全般に愛情をかけられる人はそんなに多くないと思う。ましてそれが土砂降りの中、中央線を跨ぐように派手に内臓が飛び出て死んでいる動物なら尚更だ。誰もが早く立ち去ろうとは思えど、わざわざ相手にしようと思わないのも無理のないことだと思う。
                    §
しかし、なんだかそれを見て見過ごせずに電話を掛けた。初めての事だ。動物がかわいそうという気持ちもあるが、それ以上に、命を大事にすることは死んだ後も彼(彼女)の事をいたわる事だという気を雨に打たれるその死骸から感じたからだ。生きて死ぬ循環で人間も生きているのだから、同じ街で不慮の死を遂げた事を悼むのは自然な事だ。
そんなことを考えた。また、結局人間は命を選んで生きているなあとつくづく痛感した。本当に動物に優しいとは何か、教えられた気がした。
すれ違うも他生の縁だ。最後は安らかに成仏して欲しい。

手を合わせてから帰宅して、ぐっすり眠った。
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