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市民の傍聴が認められない議運の概要 [2021年05月18日(Tue)]
■今回の議運の概要
昨日開かれた議会運営委員会(杉山委員長)について、市民は基本的に傍聴が許されていないのでここに概要を記します。配布資料は次第のたった1枚。議題は
(1)6月定例会の新型コロナウイルス感染症対策について
(2)オンラインへの取り組みについて(議案・予算説明会)
(3)その他

でした。

(1)は、現在の「議場への半数出席」についての議論。半数出席はこれまでとほぼ同じ反応で、3大会派がこのまま続ける方向。共産党から議席変更の配慮をすべきと意見が出たりしましたが詳しくは取り上げられずじまい。議員からコロナ感染者は定例会の会期中以外でしか出ておらず、パーテーション等の効果があると思われる一方で、AB班制の「議場に居ない方」の議員の密でない状態の把握をしっかりと担保する事の方が市民の安全・安心を守る意味でも重要ではないかと考えました。又、議場に出たい人は不要なプレッシャーを掛けられることなく出席できるという(当たり前のことですけれど)議員の権利を遂行できるようにと申し上げました。しかし、余り多数派のには響かなかった模様で、いつもの構造の繰り返しでした・・・トホホ。次回採決される見込み。
                       §
又「一般質問・質疑の時短の続行」についても話し合われました。
これも、私や他の少数会派から時間を戻す方向で検討すべきと意見が出ましたが、「執行部の負担軽減の為」などという議会の存在意義を根底から揺るがしかねないと思われる発言が続き、採決の結果、6月議会も質問25分、質疑10分となりました。これも、トホホです。
私は他の議会が続々とこの1年で機能回復している自体を踏まえて「全員出席に戻すことを考えるのが議会人の役目。(コロナで)やむにやまれぬ思いでこの自粛をつづけているという議員はそもそもいつまで半分しか議場にいない状態を解消するのか、つまり‘どうなったら元の体制に戻すのか’を示すべき」と申し上げましたが、その問いに真っ向から答えられる人はいませんでした。

【採決結果(敬称略)】
質問時間25分、質疑10分を維持するのに
賛成:末松、渋谷、大谷、鈴木(大)、諸角、高橋、城所
反対:山中、宇津野、二階堂、増田
➔7対4で時間短縮維持に決定。
それにしても、従来に戻すことに知恵を絞り議論をする事より、「仕方がないから」とこのまま時間短縮一辺倒の決定を続けるのは議会人として悔しくないんでしょうかね…この間の議会報告会の市民の皆様の声を思い出して一人心の中で思いました。

さて。
(2)は、会期前に議員に行われる議案説明会や予算説明会を、密を避けるためにYouTubeで配信するというものでした。技術的には今更感がありますが・・・これまで委員会のインターネット中継や音声を控室でも観れないか(聞けないか)といった話の際には必ずと言っていいほど『控室にはインターネット体制が確保されていない』との理由が出て、退けられてきました。しかし、実際にはほとんどの会派には各自の政務費でネット契約が個別にされている事が政務活動費の収支報告を見ると分かります。議案説明会は執行部が‘サービス’的に行ってくれるものなので、厳密には出席せずに海外旅行を楽しんでいても定例会=「仕事」をサボった事にはならないと言えます。しかし、実際は事前に議案説明を聞く事は(私の仕事の感覚からすると)当然で、円滑な議事進行にとっても欠かせないものです。実際、私は議案説明会の出席を一度たりとも欠かしたことはありません。いずれにせよ、オンラインによる議案説明を受ける事を実質上の「議会人としての仕事」と位置付けるならば、@控室のネット環境の確保、或いはAこれまで1人会派には1/4しか認めていなかったインターネット代の政務費計上を認めるなどしないと整合性が取れないと思うのは私だけでしょうか…。
まあ、執行部がツラツラと原稿読むだけの一方的な会議ならばオンラインでいいとずっと思っているので、それはさっさとやればいいと思います。ただ、議会の論理や態度の一貫性に「?」が付くと思うのは、私だけでしょうか・・・まあ、そんな事気にしない人の方が多いのかもしれませんね。

他にも、ボタン採決による賛否公開は、事務局から準備が整わずに6月は見送り、早くても9月から開始との報告がありました…。

最後に、資料は何もありませんでしたが委員長から今後の課題として口頭で、議運で取り扱うテーマについて意見を求められました。委員長からは「予算・決算委員会の時間管理」「一般質問と議案審査の順序入れ替え」「陳情の取り扱い」の3つを課題としたいと言われました。
私からは「手話通訳の導入」と「委員会等のインターネットライブ中継」を提案しました。これはかねてより議会でもちょこっと話が出たりしています。直近では4月の広報委員会でも同会派の議員から提案したものですが、議事調査課長からそれらは議運マターだと言われて個人的に驚きました(個人的に所掌範囲の認識に疑問が残りますが、それはおいておいてまたの機会に…)。そこで、今回議運で取り扱うテーマに入れて欲しいと正式に発言したのですが、一度にたくさんはできないと言われ、「では、いつ提案すればいいですか?」と聞くも「分からない」との事で「では委員長の提案の3つはいつまでやるのですか?」と聞くと「分からない」との事・・・結局、委員長がご自身自分から言い出した3つのテーマにしか取り扱われないことになりました。こうなると、もはや何のために意見聞かれたのか訳が分かりません。自ら言い出した取り組みの期間も全く示されず、委員が次の提案をいつしていいかのチャンスも見えない…これでは、議運委員たちで話し合うべき事や出すべき知恵の範囲がほとんどありません(汗)
                       §
それにしても、最近の議運はなんだか問題山積みな気がします。
この2月に杉山委員長宛に4会派共同で要望書を出しましたが、5つあるどの項目も実現していないのはおろか、充分に議論すらされていません。参考(写真)
4会派要望書1.jpg
4会派要望書2.jpg
余談ですが、私が手を上げてもなかなか指名されない事がしばしばある一方、挙手すらしていない委員(元々委員長と同じ会派の議員)には委員長から指名して振ることがあるなど、運営に公平性を欠くというか、このような独特な雰囲気の会議には、私はサラリーマン時代から出くわした事がありません。市民の傍聴を許さない委員会でも、公平・公平な委員会運営になるよう議員は努めなければならないと思いました。
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