議運まとめ(2月5日開催分) [2021年02月23日(Tue)]
■議会運営委員会
今月は2回ほど議運があり、議会の色々な問題が浮上してきましたので、改めてポイントを整理してみました。まずは2月5日の内容です。 この日の議運は「3月議会」と「それ以降の議会運営」(主にコロナ対策)を決めるためでした。県内の他市議会に逆行するようで、私からすれば胸を張って「しっかり議論している議会です」とは言えない残念な状態です。 @3月定例会における代表質問時間について 通常の「50%時間削減」にされました。 →採決結果(敬称略) <50%減に賛成>大塚、大谷、石井(ここまで松政クラブ)、城所、高橋、諸角(ここまで公明党)、末松、渋谷(ここまで市民クラブ) <反対>宇津野(共産党)、二階堂(立憲民主党)、増田(政策実現フォーラム)、山中(市民力・立憲民主党) A3月定例会における予算討論時間について 通常の「約17%減(休憩時間分減)」とされました。 →賛否は同上 B予算審査特別委員会における質疑通告制について 職員の密を避けるため、歳入・歳出ともに事前通告制となりました。 ※全員合意 他者の質問に追加での質問は当然従来通り許容すべきと主張しました。許容範囲内ならば認められそうです(答弁者がいれば)。 C代表質問における、発言者について 今回、コロナ感染者が既に議員から3名も出ています。私の会派は全員でPCR検査を受けていますが、議会で又次にいつ誰が感染するか分かりません(厳密には、既にかかっている人がいるかも知れません)。 そこで、当日朝まで質問者の「変更」ができることになりました。合理的だと思います。 ※全員合意 ・・・ここまでは3月定例会についてです。 D本会議場への出席者における、A班B班交代制の実施について ここからは、3月以降の事です。「アレッ!前回決めたじゃん」と思う方もいると思います。私もそう思います。でも、なぜか議運開催の数日前に杉山委員長から’ペロッ’とメールが事務局通じて送られてきて、決定する事項の中に入っていました。 その結果、今年12月定例会までA・B班交代制とする、と賛成多数で決定されました。 →採決結果(敬称略) <AB班継続に賛成>大塚、大谷、石井(ここまで松政クラブ)、城所、高橋、諸角(ここまで公明党)、末松、渋谷(ここまで市民クラブ) <反対>宇津野(共産党)、二階堂(立憲民主党)、増田(政策実現フォーラム)、山中(市民力・立憲民主党) E一般質問25分間・議案質疑10分間の時間制限について こちらも今年12月定例会まで一般質問25分間・議案質疑10分間と賛成多数で決定されました。 →採決結果は同上 …AB班交代制については全員で議論するために他の議会同様、もっといいやり方で全員出席を目指すべきだし(そのためのパーテション設置じゃないのかな?)、議場にばかり気をとられて議場にいない人たちの密になっていない状態も把握しなければ「議会全体の」感染防止策としては意味がないことも考えなければなりません。以上の事や、段階的に採決する事等を杉山委員長に言いましたが、全然聞き入れてもらえませんでした。 有事だからと「人を入れない」&「時間短縮」という手段ばかりがとられ、今回の緊急事態宣では一概に言えないと思います。有事は有事でも実際に市立小中高校は運営していますし、子どもたちが教室に「着席」しているのに議員は議席に「着席」できない状態はおかしい!と思わない感覚が私とズレているようです。 議会は、あらゆる手を尽くして議論を行う事が、有事には必要です。少なくともその知恵を出しあって前に進もうとする議論をする事が必要です。 実際オンライン化する取手市議会のようなところもありますし。しかし、少なくとも議論の充実を求める声は、多く聞かれませんでした。 市民から頂いた数々のご指摘は、私の想いも共に載せて伝えましたが、暫く解消されなそうです。 ★尚、私の提案・発言等は、拾える限り同会派の中西議員が傍聴しながらメモしてくれていました。 宜しければ(長文なので若干の気合と共に)読んで下さい。 https://ameblo.jp/matudomirai/entry-12655075417.html 何か月もかかる議運の議事録完成を待たずに、ある程度状況が分かると思います。 |