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市長のパチンコ店への「休業要請」に思ふ [2020年05月03日(Sun)]
■3店のパチンコ店が千葉県HPに公表
4月30日時点で休業要請に応じていなかった県内のパチンコ店(松戸市にあるパチンコ店含む3店舗)が、5月1日付で新型インフルエンザ等対策特別措置法第45条第4項の規定により、県のHPで公表されました。※うち1店舗は5月2日の段階で休業が確認され既にHPから削除済み
(参考:千葉県HP)
https://www.pref.chiba.lg.jp/kenfuku/kansenshou/ncov/soti-4.html
■市内の店舗へ赴いた市長
今朝10時頃、本郷谷市長が直接松戸市内の店舗を訪問し、休業要請を求めると共に要望書を渡したとのこと。午後1:30までに回答をと迫ったようですが店長は本部に伝えるとの事で、結局17時を回っても沢山の車が出入りしていたのを確認しています。同日、千葉県は特措法45条3項に基づき野田の店舗とあわせて2店舗に「休業指示」を出しました。ただこの指示に罰則はないため実効性が疑われています。
(参考:THE SANKEI NEWS)
https://www.sankei.com/life/news/200503/lif2005030055-n1.html
■休業しない店は本当に悪いのか!?
パチンコ店については先月から私の元にも『○○(市内の地名)のパチンコ屋が未だ開店している』・『何とかしてやめさせろ』という声が届いています。その殆どが育児中の保護者。『何を考えているんだ』・『本当に迷惑。加害者という意識がない!』という強い語気で一方的にパチンコ店を断罪的に責めるものが殆どでした。そこにパチンコ店への「お願い」や「対話」の姿はなくもはや【批判】でした。その根底には『自分たちは子供をはじめ全ての人をコロナから守るために正しい事をしている』という前提を強く感じます。保護者の視点からすれば子どもを守る事が第一だから、こうした言い方になるのも仕方ないかも知れません。しかし、こうした多くの辛辣な【批判】を聞けば聞くほど、私は心の中である種の違和感が大きく湧き上がるのを感じるのです。
                   §
表に出てくるこうした‘マジョリティー’の意見は、コロナに感染しない&させないため外出自粛をしているので全員協力して欲しいという感情に起因するのだと思います。当然、みんなが自発的にそうなれば最も理想的だと思います。
ですが、飲食店はじめ多くの業界が業態や営業時間を変えたりと、資本主義の中で生きる(稼ぐ)ために工夫して奮起しています。彼らにも生活があるからです。甘い事は言っていられません。親が子を思う気持ちから「休業しろ」と発するのと同様に、ギリギリまで営業を続ける店の人も家族や大切な人を守りたい(=ご飯を食べさせたい)という気持ちが当然あると思うのです。ならば両者とも同様に考慮・尊重されるべきではないでしょうか。人数の多い方だけに公共の福祉があるとは思いません。(極端に言えばですが)まずは飢え死なないように、基本的人権、生存権が(たとえ少数者側であっても)充分に守られてから、公共の福祉が主張されるべきです。
■パチンコ店を守りたいわけでは無いけれど
ここまで書くと‘マジョリティー’の方々に、何言ってるんだこいつ、と思われるかも知れませんので念のため申し上げておくと、私は生まれてこのかたパチンコにお金を使った事もなければ、興味もありません。無論、競馬も競艇等も一切ギャンブル経験ナシ。松戸競輪に視察訪問した事はあれど、賭けはしない。元より興味がないのです(そもそも4年先も分からない私の人生において、イチかバチかの使途に税金から頂く議員報酬を使う余裕などあろうはずがないのです)。ちなみに今回、業界から何も貰っているわけでもなければ、パチンコ店だけ守りたい&話題にしたいわけでもありません。念のため。
・・・前置きが長くなりましたが、そんなわけで正直、休業して頂けるものならして頂きたいというのが本音ですし、市長の体を張った「お願い」には敬服します。
しかし、あえて批判を覚悟でいうと、‘休業せぬは悪’のような非常に強い攻撃的感情と、それを臆面もなく出して協力しない店を社会的に抹殺する事も辞さぬような風潮が看過されている強い空気に対し、純粋にどこか心の奥がざわつくというか、違和感を覚えているのです。
■何が問題なのかを見極める力が市民に試されている
コロナから身を守る――この点において両者(+第三者)の意志は完全に一致しているハズ。しかし、立場や方法が多様にある中で、自分が一方的にダメージや我慢を強いられる方法を無理に押し付けられて「ハイ、そうします」と従う人は少ないのではないでしょうか。互いに今回の‘被害者’である市民としては、あくまで‘休業しても生きていける方法の検討’を‘お願い’や‘提案’することから始めるべきで、決して「断罪」や「批判」を繰り返しても事は進まないと思うのです。むしろ、立場を超えて合意できる点を探すべきだと思うのです・・・単純化して「それは悪、これが正義」と決めつける事ができるほど一方的に善悪が付く問題なのでしょうか?つい最近まで我々の生活の中で多くの人が文句も言わず普通に利用し、また従業員が生計を立てていた業態の中の1つに過ぎないのに。
■私が法律を作れるならばこうします
有権者は、「営業を続ける店」という表面的な現象を問題視するのではなく、>今回の措置の背景にある特措法の主旨を理解し、不備があればそれを作った国会議員に大いにクレームを言い、変えさせる権利があると思います(※この緊急時のドサクサに紛れて「種苗法改正」「検察官の定年延長」など重要案件を十分な議論もなく成立させようとする時間があればできるはず!…が、この議論はここでの本論ではないのでまたの機に)。
そして、もし私が国会議員で法律を作れるのならば、休業補償をした上で、罰則規定有りの休業命令を出せるようにします。権利と義務は常にセットで与えられるべきだからです。働くも困難、休むも困難の時代に、税金を預かる側として生きる保証を互いに確保すること、その道を探る事が、今、我々に求められているように思います。

繰り返しますが、私はパチンコ店の営業を応援したいわけでもありませんし、逆に子どもたちや市民の健康を軽視するつもりも勿論ありません。
ただ、政治家として思考停止せずに冷静に市の全体益を見極め、双方にとってより良い政策による解決を目指すべき存在でありたい。
つい油断するとイライラのストレスがたまりがちなこの時期ですが、ステイホームしながらそんな事を考えています。
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コメント
仰る通りです。
パチンコは三点方式で換金し脱法的で大嫌いですが、市長のやってる事はおかしいです。更に職員まで引き連れてエスカレートしています。市長が率先して魔女狩りみたい事をしています。
国からのトップダウンタウンに従うのではなく、松戸市独自通貨やポイント、減税政策等を作り、松戸市独自の保証政策を施行できる、自立した松戸市を目指しましょう。
Posted by: 匿名  at 2020年05月06日(Wed) 22:23