田中愛治先生最終講義 [2020年01月25日(Sat)]
■恩師の最終講義in大隈講堂 学部時代お世話になった田中愛治先生の最終講義を聴きに、大隈講堂へ行きました。 講義テーマは『現代日本政治システムの正統性ー有権者・無党派層はどう見てきたのか?』。まさに今の仕事に関係性の高い内容でした。政治を動態的に捉える政治過程論は日本では早稲田が最初らしいのですが、田中先生の強みはアメリカでの先進技術を日本に取り入れ、仮説を丁寧にデータで検証しておられるところです。 特に若い無党派層のシステム・サポートの判断基準が、組織化されていないが故に社会全体益を自分の利益と考える傾向にある事は日々体感している処です。 § 無党派層の投票行動については、先生の分析を無意識の内に実践していたのかも知れません。そういえばこの間(世間で言う三連休に)1日空いたので、大晦日に諦めた大掃除をしていたところ、学生時代の卒業論文が出てきました。感熱紙なのでだいぶ色褪せていましたが、ハッキリと松戸市議会についての研究タイトルが読み取れました…幸か不幸か付属のMOは再生媒体が無いので今は詳細は読めませんが…。 § 先制が総長に就任された事で、教員としては一区切りです。20期に及ぶこの間のゼミ卒業生の中で、政治家は今のところ私だけです。言わば田中監督の中で、プレーヤーは私ただ1人。これも何かの縁と思って、発奮したいと思います。
|
|
Posted by
山中 啓之
at 23:58
|
早稲田&稲門会
|
この記事のURL |
コメント(0)