議長へ要望書を提出 [2018年10月01日(Mon)]
【議長に懲罰根拠の明示に関する要望書を提出しました】 10/1(月)19:09-記入開始。
本日17時、議長に以下のような文書を提出しました(画像の通り、以下文章)。 ********************************** 平成30年10月1日
平成30年9月定例会最終日における懲罰根拠の明示に関する要望書 松戸市議会議長 深山 能一 様 松戸市議会議員 山中 啓之
去る平成30年9月28日の本会議におきまして、請願第7号に対する私の討論に対し、他を侮辱する発言があるとして6名の議員より懲罰動議が提出されました。その後、議長から不穏当な言動をとり、議会の体面を汚したとして私に懲罰(戒告)が宣告されました。 当然のこととして、戒告の内容を理解の上、真摯に反省する所存でありますが、「侮辱」や「不穏当」とみなされた私の発言について、具体的な発言箇所が明示されておらず、何が問題であったのかが分かりません。私自身、再度、発言を精査しましたが、問題と自覚する箇所は特に見当たらず、現状では議会としても懲罰を決定した意味が市民から問われると考えます。 また、民主主義社会において何らかの不利益処分が行われる際には、その対象となる本人の弁明の機会が与えられるのが通例ですが、発言の意思表示を行ったにもかかわらず、このたびの懲罰が決定するまでの一連の過程において、懲罰対象の本人からの弁明の機会が一切与えられませんでした。このたびのような弁明の機会がないままでの決定は、議会として、社会通念上の公正性の観点から、問題がある手続きではないかと考えます。 つきましては、このような後日の文書による要望という形になったことは誠に遺憾でありますが、上述のとおり公式な一身上の弁明の機会が与えられなかった事情に鑑み、下記の事項に平成30年10月9日までに文書にてご回答いただくようお願いいたします。
記
山中啓之の請願第7号における発言の中で、懲罰に値すると判断された具体的な発言箇所の明示。
以上 **********************************■記者会見を行いました その後、記者クラブにて会見を開き、その場の6〜7人の記者に上記の要望書の提出についてお話しました。要点は、 ・要望書では、懲罰に値するとされた具体的な発言箇所の明示を求めていること(回答期限は【10/9】) ・今回、対象となる者に「弁明の機会」が一切与えられない異例の懲罰であったこと ・一議員個人の問題ではなく、表現の自由や民主主義にかかわる問題であること です。特に最後の点は公に関係する大きな問題であり、様々な方から自分事として声が寄せられていることもあり、私は自分のことはさておいたとしても、松戸市議会が市民に対して説明を果たすことができる状態にしなければと思う次第です。そしてそれが、今回の件では戒告とされた私の役割でもあると考えています。
…台風明けで皆様お忙しいこのような時期に、議会内の話で時間をかけるのは大変心苦しいのですが、議会で起きた件を議員として放置しておくわけにもいかず、取り急ぎのご報告とさせて頂きます。
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Posted by
山中 啓之
at 19:08
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懲罰
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