出張@広報委員会(1日目) [2015年01月27日(Tue)]
■広報委員会(視察1日目) 現在、豊橋のホテル(3回目)です。いつも以上に早く終わったので、夕食前に恒例の明日の予習と今日のまとめをしています。早速ですが今日の活動の一部を報告します。 § 訪問場所は浜松市議会。政令市だけあって、いつ来ても立派な広いロビーと吹き抜けの建物構造には圧巻です。1Fにある市民課の職員さんたちは、通りすがりの私でも丁寧な対応と分かるほど丁寧な対応ぶりでした。見学内容は議会報(議会だより)の編集方法について。 人口約81万人、1558㎢という広大な市域を誇る浜松市。46人(※現員。条例定数は46人)の市議で構成されている浜松市議会では、A4・4色刷(10〜12P)の『議会だより』を31.3万部発行しています。松戸市のような新聞折込み方式ではなく、‘全戸配布’というのが驚きですが、単価が7円程度に抑えられているのがもっと驚きです(担当職員に聞くところによると、入札が活発な土地柄が影響しているのだそうです)…いいですねえ。 そして肝心の編集方法ですが、意外なほどに議員が絡んでいません。編集委員会のようなものは設置されておらず、正副議長&議運正副委員長の編集会議なるもののみで編集され、毎回、主に事務局が辣腕をふるって編集しています。議員が朝早くから来て句読点の間違いをちまちまとチェックしている時代は終わったのかもしれませんね。 職員が印刷業者と連携できるように「インデザイン」というソフトを駆使し、リースで年間20数万円程度(PC,モニター、印刷機等も込み)で機材を用意しています。最初は扱いに不慣れな職員ばかりでしたが、今では若手を中心に使いこなしている模様でした(写真)。 ■個人的な感想 以下、議会だよりを実際に読んでみた私の感想です。 ・基本的なデザインの統一がされている ・文字のフォントもさることながら、「同系色で統一」されていて読みやすい ・空間(空白)の活用…あえてごちゃごちゃ載せない ・表紙に市関連の美術館の絵画等を引用して市のPR効果を狙ったり、工夫されている ・とにかく写真が多く、‘読ませる’ビジュアル ・質問議員の顔写真の掲載が、様々な角度で動きがあって新鮮 ・・・一つ一つは非常に小さな事なのですが、集合体になると、こういう‘ちょっとした工夫’の集積が大きな差となって表れていると痛感しました。 ★議会だよりはHPでもご覧になれます。 浜松市議会だよりはコチラ ※ちなみに、浜松市議会HPでは議案等に対する会派ごとの賛否一覧も掲載中! 紙面に先駆けてWEB(HP)で公開するなんて画期的ですね! |