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総務財務常任委員会 [2014年12月18日(Thu)]
■総務財務常任委員会
市川市議会が政務活動費の話題で騒がれています(※下記参照)が、こちらは昨日から常任委員会が連チャンです。
総務財務委員会審査の結果を審査順にお伝えします。(敬称略)
◆議案第57号 消防団公務災害補償条例の一部改正→全会一致で可決
◆議案第34号 一般会計補正予算(第6回)→可決(反対は山中、うつのの2人)
◆議案第37号 男女共同参画推進協議会の設置条例→全会一致で可決
◆議案第38号 一般職の任期付職員採用審査会条例の制定→全会一致で可決
◆議案第52号 一般職の給与に関する条例の一部改正→可決(反対は大塚の1人)
◆議案第50号 市議会議員報酬の条例の一部改正→可決(反対はうつの、大塚の2人)
◆議案第51号 特別職の給与条例の一部改正→可決(反対はうつの、大塚の2人)
◆議案第63号 財産の処分→全会一致で可決
◆陳情第10号 戦没者御遺骨期間に関する法律制定に賛成の意見書提出を求める陳情→継続審査(継続に反対はうつの1人)

                     §
以前の決算委員会での書記報告が誤っていた頃が懐かしく思われますが、先日お伝えした通り、今議会から『賛成○人、反対●人』と言われなくなりました。この運用に違和感を覚えるという声が、複数の会派から出ています。確かに前の方がよかったなあ(私の場合、自分でチェックしてはいますが)。
さて、審査の態度にいくつか補足を加えます。
まず、議案第50〜52号 一般職の給与とそれに紐付く議員報酬と特別職給与の合計3議案について。今回の改正は(市にとって、‘当面は最も適した基準’の)人事院勧告を受けてのものでした。私はこの問題に関してはおそらく他のどの議員よりも以前から厳しい態度で臨んでいますが、今回の質疑を重ねる中で、今回のプラス改訂で留まらず、4月(厳密には3月議会)からは総合的な見直し(マイナス改定)も行うという明確な答弁を引き出すことに成功しましたので、「賛成」しました。これにより、今回上げた分以上に4月以降は下がる事になります。結果、ちゃんと帳尻が取れるようになっています。表面的に今回の議案だけを見ていたら「何でもかんでも下げろ!」と反対するところでした。危ない危ない。『まずは身を切る事が必要』と3議案全てに反対された委員もいらっしゃいましたが、そもそも人事委員会の様に他に準拠する明確な基準が無い現状で、永遠にカットし続けるつもりなのかどうか疑問でした。何でもかんでも職員を叩くのが目的ならばそうしますが、それは私の本意ではないので…私は特に20代30代の‘安月給’の若手は減らさずに、影響の大きい年長者の管理職の人件費を是正すべきだと今後も訴えたいと思います。
次。
議案第34号 一般会計補正予算(第6回)に珍しく「反対」しました。理由は大きく2つあって、一つは9億円の一般会計から病院会計への負担額の説明が余りにも不明瞭で杜撰だったこと。これは執行部も「(財政状況が)入り組んでいて大変複雑」だと、執行部の説明不足を認めています。お茶を濁しているようでは話になりません。
もう一つは北山会館の債務負担行為の運用が疑問だらけだったためです。4年ごとに決まる指定管理者は常に同じ団体で、市の職員のOBがいらっしゃるトコロです。選考も当初は2社、次は4社と競争が働いてきたところに、今回制限をかけて「千葉県内で4年以上の葬儀場の実績がある業者」に参入業者を限りました。何故このタイミングで、そんなことをするのでしょうか。明らかに不可解。そんなに対象者数があるよしもなく・・・結果、やはり1社しか応募がなく、そこに決定。いやはや。本来の目的であるサービス基準を向上しつつコストを下げる事もできておらず、費用はむしろ上がり、増税分すらカバーできていません。明らかに市の裁量によって選考基準が設けられた結果です。プロポーザルの弱点を巧みに利用した典型例で、この運用に大いに疑問です。
以上、特に病院の方は本会議までにきちんと理由が解明されれば、頑なに結論ありきで反対を貫くつもりはありません。会派でも熟慮して今も議論を続けていますが、今のところ、病院当局からは納得のいく説明は示されていません。忙しくなりそうです。


※余談ですが、市川市議会の件…12月16日、議長と副議長が議場に現れず、議会が流会となりました。事の発端はもっと前にあるようです。政務活動費(昔の政務調査費)で切手を大量購入した複数の議員に対する100条委員会の設置をめぐって、ひと騒動あったようです。明日の日刊ゲン○イに記事が載りそうです。
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